デジタル大辞泉
「手配」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
て‐くばり【手配】
〘名〙
※
参考太平記(1689)八「寄手皆思ひ侮て、山の案内をも問ず、勢の手配をもせず、我先にとぞ寄たりける」
※
人情本・
風俗粋好伝(1825)前「直に相談調うて、
双方の手配
(テクバリ)もよく、彼の
赤子に金十両添へて、佐次兵衛方へ貰ひ受け」
③ 能や
長唄の
囃子(はやし)で、一個以上の打音が集まってできた型。
て‐はい【手配】
〘名〙
① 手わけをして準備を進めること。てくばり。
② 人を
要所に置くこと。特に、犯人などを逮捕するため人々を要所に配置したり、指令を方々に出して手はずを整えること。てくばり。〔日誌字解(1869)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報