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B型肝炎 びーがたかんえん

妊娠・子育て用語辞典の解説

びーがたかんえん【B型肝炎】

B型肝炎ウイルスが原因で起こる病気で、微熱、食欲不振、全身倦怠感などの症状があります。多くは1か月ほどで治りますが、ときに体内にウイルスがいついてしまうことがあり、これを「持続感染(キャリア)」といいます。母体がキャリアの場合、分娩時に赤ちゃんに感染することがあるため、生後すぐの赤ちゃんに、免疫グロブリンやワクチンを接種します。妊娠中のB型肝炎ウイルス検査も、こうした事態に備えるためです。

出典|母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授) 妊娠・子育て用語辞典について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

B型肝炎

B型肝炎ウイルスが原因で肝臓が悪くなる病気。集団予防接種の際の注射器の使い回しのほか、出生時の母子感染輸血、体液を介して感染する。B型肝炎訴訟北海道原告団によると、感染者のうち、肝硬変や肝がんを発症する人は約2割とされるが、潜伏期間は一定ではなく、約8割とされる未発症者(キャリアー)も発症する恐れがある。厚生労働省は集団予防接種による感染者(被害者)を約45万人と推計している。

(2016-07-25 朝日新聞 朝刊 北海道総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

百科事典マイペディアの解説

B型肝炎【ビーがたかんえん】

B型肝炎ウイルスによる肝炎。血液を介して感染するため,かつては血清肝炎と呼ばれた。潜伏期は1〜6ヵ月。感染経路は輸血,出産時の母子間感染や夫婦間感染。症状はA型肝炎と同様。
→関連項目異種間臓器移植オーストラリア抗原肝炎ワクチン肝癌血清肝炎C型肝炎精子銀行

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

家庭医学館の解説

びーがたかんえん【B型肝炎 Hepatitis B】

[どんな病気か]
 おもに血液を介してB型肝炎ウイルスに感染しておこります。ほかの肝炎ウイルスは肝臓の細胞を直接破壊しますが、B型肝炎ウイルスは肝臓に感染し、その結果おこる免疫反応(めんえきはんのう)で肝臓の細胞が破壊されます。A型肝炎と異なり、激しい症状をもたらす劇症肝炎(げきしょうかんえん)に移行したり、急性期を過ぎてから慢性化するのがこの肝炎の特徴です。
 また、感染しても症状が出ないままウイルスが体内に長期間い続ける人がいて、キャリアと呼ばれます。キャリアのなかには数十年後に徐々に慢性肝炎の症状が出てくる例もあり、やっかいな性質をもっています。
 子どものB型肝炎ウイルスは、そのほとんどが、血液中にHBs抗原(こうげん)をもつ、B型肝炎の母親からの母子感染(ぼしかんせん)です。現在では、ガンマ‐グロブリン製剤やワクチンを、出生後すぐに新生児に投与することで、母子感染が防げるようになりました。
[予防]
 B型肝炎ウイルスの母子感染の予防は国家的事業と認められ、1995年からは、HBs抗原陽性の母親から生まれたすべての子どもが、保険診療で感染予防措置を受けられるようになりました(コラム「B型肝炎の母子感染の予防法」)。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

B型肝炎
ビーがたかんえん

B型慢性肝炎」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

B型肝炎
びーがたかんえん

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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