デジタル大辞泉
「C型肝炎」の意味・読み・例文・類語
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C型肝炎
C型肝炎ウイルス(HCV)が感染することで起きる肝臓の病気。ウイルスを持った感染者の血液や体液を介して感染する。感染しても、自覚のないまま症状が悪化して数十年かけて慢性肝炎、肝硬変や肝がんに進行することがある。世界中で年間100万人以上が亡くなっている。日本ではウイルスに汚染された製剤を投与されて感染した患者が国と製薬会社に損害賠償を求めた薬害訴訟を経て国の救済制度ができた。
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シーがた‐かんえん【C型肝炎】
- 〘 名詞 〙 C型肝炎ウイルスに感染して起こる肝炎。血液を介して感染し、多くは慢性化し肝硬変の成因となる。
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しーがたかんえん【C型肝炎 Hepatitis C】
[どんな病気か]
従来、A型でもB型でもない肝炎は、非A‐非B肝炎と呼ばれていました。しかしそのほとんどがC型肝炎であるということが、最近の研究によってわかってきました。
原因はC型肝炎ウイルスで、B型肝炎と同様に、おもに血液を介して感染します。C型肝炎の母親から、出生時に母子感染(ぼしかんせん)することもありますが、その頻度はかなり低いと考えられています。
ほかのどの肝炎よりも慢性化しやすく、おとなでは急性C型肝炎患者の約3分の2は慢性肝炎に移行します。B型肝炎に比べ、進行が緩やかで経過が長いため、肝硬変(かんこうへん)や肝がんになる可能性も高くなります。
[治療]
おとなの場合と同様、インターフェロン製剤が使われますが、副作用を考慮し、使用量は慎重に検討されます。
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