もこもこ(読み)モコモコ

デジタル大辞泉 「もこもこ」の意味・読み・例文・類語

もこ‐もこ

[副](スル)
衣類などが厚くふくらんださま。「もこもこ(と)したどてらを着込む」「インナーのせいで肩のあたりがもこもこする」
柔らかなものが、次から次に生じるさま。「西の空に雲がもこもこ(と)わき出す」
次々と周囲より盛り上がった部分が生じるさま。「土がもこもこと動く」
[名]柔らかくて弾力のあるふくらみが連続しているもの。「襟にもこもこがついたコート
[類語]ふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷよぷよぷにぷにふにゃふにゃなえなえへろへろへたへたよれよれしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃへなへなぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐなぐなぐにゃりぐんにゃりぐんなりしなやかしんなりぷるんぷるぷるぷりぷりしこしこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「もこもこ」の意味・読み・例文・類語

もこ‐もこ

〘副〙
① ふくらんで厚みがあるさまを表わす語。「もこもこしたセーター
② 次から次に生じるさまを表わす語。
※にんげん動物園(1981)〈中島梓〉六〇「モコモコ、モコモコふえたのがみーんな人間の家とか紙とか食べはじめるわけよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android