デジタル大辞泉
「ジンジャー」の意味・読み・例文・類語
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ジンジャー
① ショウガ科の
植物の
総称。〔舶来語便覧(1912)〕
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ジンジャー
ginger
ショウガZingiber officinale Rosc.の根茎にはジンギベレーンzingiberene,ジンギベロールzingiberolなどの芳香性の揮発油と,ジンゲロンzingerone,ショウガオールshogaolなどの辛味成分が含まれるので,ジンジャーの名のもとに,香辛料や芳香性健胃薬,またジンジャー・エールなどの清涼飲料に広く用いられる。さらにショウガと同じような芳香辛味成分を有するものも,ジンジャーと呼ばれる。また,園芸的にはトーチ・ジンジャー,シュクシャ類などショウガ科の観賞用に栽培されるものを総称することもある。
執筆者:堀田 満
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ジンジャー
ハナシュクシャとも。インド原産のショウガ科の多年草で,花壇・切花用に栽植される。高さ1〜2mの茎にカンナに似た披針形の葉を2列に互生し,夏〜秋,茎頂に花穂をつけ,芳香の高い白色の花が多数咲く。東京以北では掘り上げて越冬させ,株分けでふやす。類品に花色の異なるキバナシュクシャ,ニクイロシュクシャなどがある。また香辛料のショウガのこともいう。
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世界大百科事典(旧版)内のジンジャーの言及
【ハナシュクシャ】より
…花は淡黄色で強い芳香があり,果実は赤色である。 シュクシャ属は園芸上ジンジャーの名で親しまれ,日本でもそのほかいろいろの品種がつくられている。性質などはカンナに似る。…
※「ジンジャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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