乳白色(読み)ニュウハクショク

デジタル大辞泉 「乳白色」の意味・読み・例文・類語

にゅうはく‐しょく【乳白色】

乳のような不透明な白色。ちちいろ。「乳白色もや
[類語]白色はくしょく白妙しろたえ純白雪白せっぱく雪色せっしょく乳色ちちいろミルク色灰白色かいはくしょく象牙色ぞうげいろホワイトオフホワイトアイボリー真っ白真白い真っ白い白い白白しらじら白白しろじろ白っぽい真っ白け生白いほの白い雪白ゆきじろ皚皚がいがい雪を欺く蒼白そうはく白白しい白皙はくせき色白白面白地しらじ白地しろじ

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精選版 日本国語大辞典 「乳白色」の意味・読み・例文・類語

にゅうはく‐しょく【乳白色】

  1. 〘 名詞 〙 乳汁のような不透明な白色。ちちいろ。
    1. [初出の実例]「一方に右の乳白色の液を以て磠砂精に滴し加て、其精乳白色となり」(出典:内科撰要(1792)八)

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色名がわかる辞典 「乳白色」の解説

にゅうはくしょく【乳白色】

色名一つ。わずかに黄色みのある乳のようなのこと。温泉の湯の色を形容するとき「乳白色」がよく使われる。また、半透明のアクリル板の色名などに用いることがある。画家藤田嗣治ふじたつぐはるの描く肌色を評して「乳白色の肌」というのは有名。

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