デジタル大辞泉 「雪白」の意味・読み・例文・類語 せっ‐ぱく【雪白】 [名・形動]1 雪のように白いこと。まっ白であること。また、そのさま。「―なるに藍色の縁とりし品なり」〈独歩・わかれ〉2 潔白であることのたとえ。[類語]白・白色はくしょく・白妙しろたえ・純白・雪色せっしょく・乳色ちちいろ・乳白色にゅうはくしょく・ミルク色・灰白色かいはくしょく・象牙色ぞうげいろ・ホワイト・オフホワイト・アイボリー・真っ白・白い・白白しろじろ・白白しらじら・白っぽい・真っ白い・真っ白け・生白い・仄白い・皚皚がいがい・雪を欺く・真白い・雪白ゆきじろ・蒼白そうはく・白白しい・白皙はくせき・色白・白面・白地しらじ・白地しろじ ゆき‐じろ【雪白】 1 雪のように白いこと。「色は―とはまいらねども」〈逍遥・当世書生気質〉2 三盆白さんぼんじろのこと。3 純白な矢羽。4 タカの腹・背・くちばし・つめの白いもの。〈伊京集〉[類語](1)真白い・真っ白い・白い・白白しらじら・白白しろじろ・白っぽい・真っ白け・真っ白・生白い・仄ほの白い・雪白せっぱく・皚皚がいがい・雪を欺く・純白・白色・白妙しろたえ・乳色・乳白色・ミルク色・灰白色・象牙色・ホワイト・オフホワイト・アイボリー・蒼白そうはく・白白しい・白皙はくせき・色白・白面・白地しらじ・白地しろじ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「雪白」の意味・読み・例文・類語 ゆき‐じろ【雪白】 〘 名詞 〙① 雪のようにまっ白であること。純白であること。[初出の実例]「色は雪白(ユキジロ)とはまゐらねども薄化粧の匂ひいと麗しく」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一八)② 鷹の全身が白いもの。[初出の実例]「白鷹 ユキジロ」(出典:伊京集(室町))③ 矢羽の一種。純白であるものの称。④ 「さんぼん(三盆)」の異称。[初出の実例]「時知らぬふしの高根も相場もの氷さとふやゆきしろのみせ」(出典:狂歌・狂哥夜光玉(1815)) せっ‐ぱく【雪白】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 雪のように白いこと。また、そのさま。純白。〔和英語林集成(初版)(1867)〕[初出の実例]「然れども予この撰著に労苦せしこと、頭髪をして雪白ならしめたり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)[その他の文献]〔閻朝隠‐明月歌〕② 精神や行為が潔白なことのたとえ。純白。[初出の実例]「君子之雪白蘭薫。裁堪レ混二其芳潔一」(出典:本朝文粋(1060頃)一二・藤原有章讚〈菅原文時〉)[その他の文献]〔後漢書‐宋弘伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by