出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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絶対評価と並ぶ評価法の一つ。個人が集団内で占める位置を、集団の平均値や得点分布に基づいて評価する方法であり、小・中・高等学校で以前から用いられてきた五段階評価はこの好例である。
[河合伊六]
出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報
… 今日,教育評価の研究は,歴史的にみて,教育測定運動の時代,進歩主義教育協会Progressive Education Associationなどの手によって展開されたその批判の時代とならんで,第3の転換の時代にある。それは,例えば学力評価に関しては,伝統的にその方法の中心になってきた〈相対評価〉,すなわちある一定の集団の中の相対的な位置によって個人の学力を評価する方法から,〈到達度評価〉,つまり最低限すべての子どもを到達させる教育目標を具体的,実体的に示して,この基準に従って到達の程度を評価する方法への転換である。また,学期や単元の終了時に行う総括的な評価とならんで,〈形成的評価〉――評価を学習活動が終了した時点で行うのではなく,学習過程の最中に,次の教授=学習活動が適切で有効に行われるように,修正の必要な部分を即座に把握するために行う評価――が重視されるようになった。…
※「相対評価」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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