「成分」の検索結果

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ムシゴケ Thamnolia vermicularis Ach.

改訂新版 世界大百科事典
ハイマツ帯より上の高山の地上に生じる不完全地衣。南北両半球の高山帯に広く分布する。地衣体は白色,管状で多少屈曲してカイチュウ状となり,先端…

フラビン補酵素【フラビンほこうそ】

百科事典マイペディア
構成成分としてリボフラビン(ビタミンB2)をもつ補酵素。FMN(フラビンモノヌクレオチド)とFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)とがあり,生体…

共沸混合物 きょうふつこんごうぶつ azeotrope; azeotropic mixture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2成分以上の混合液に平衡な蒸気の組成が液の組成と等しいとき,その液を共沸混合物という。共沸混合物には,水-エチルアルコール (重量%比 4.43:95.5…

酒精剤 しゅせいざい spirit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
揮発性医薬品をエタノールまたは適当濃度の稀エタノールに溶解した液剤のことである。芳香剤として用いられるものが多い。揮発性精油のエタノール溶…

アルカロイド

百科事典マイペディア
含窒素化合物に属する塩基性の植物成分。植物塩基とも。ナス科,ケシ科,キンポウゲ科,アカネ科などに属する植物に多く存在し,生理作用の著しいも…

ジルコン

百科事典マイペディア
組成ZrO2・SiO2で表される鉱物。正方晶系。正方長柱状結晶として産出。もろく,硬度7.5,比重4.7。ダイヤモンド状光沢があり,無色透明,淡紫色のも…

シアン化水素【シアンかすいそ】

百科事典マイペディア
化学式はHCN。融点−13.3℃,沸点25.64℃。青酸,青化水素とも。リンゴ,モモ,アンズなどの種子中に含まれるアミグダリンなどの成分は酵素や酸によって…

カリウム【Kalium】

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
主要ミネラルのひとつ。元素記号はK。ナトリウムに似た性質をもち、ナトリウムとともに体液を構成する主要成分。アボカドなどの果物類、緑黄色野菜、…

クロロフィル【chlorophyll】

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
植物や藍藻(らんそう)類に含まれる緑色の脂溶性色素。植物が太陽エネルギーを利用して、二酸化炭素から糖類を合成する光合成に不可欠な成分。特に、…

ししつ【脂質】

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
三大栄養素のひとつ。生物から単離される水に溶けない(溶けにくい)物質の総称。「単純脂質」、「複合脂質」、「誘導脂質」の3種に大別される。多く…

ケトグルタル酸脱水素酵素

栄養・生化学辞典
 [EC1.2.4.2].2-オキソグルタル酸から水素を除き,脱炭酸し酸化してスクシニルCoAを生成する反応を触媒する酵素をいうが,正確には,2-オキソグ…

イズロン酸2硫酸

栄養・生化学辞典
 C6H10O10S (mw274.21).ムコ多糖のヘパリン,ヘパラン硫酸,およびコンドロイチン硫酸の構成成分として,これらムコ多糖の血液の流動性の維持や脂…

自触媒作用

岩石学辞典
マグマの揮発性成分によって,固化する後期に鉱物が変質すること.この語は自気成作用(autopneumatolysis),パウロポスト(paulopst),プロトニュ…

模様

岩石学辞典
岩石を作る粒子あるいは他の成分の配列に関する語.岩石の組織(texture)を支配する因子のうちで,岩石を形成する結晶部分などの間の幾何学的および…

磁苦土鉄鉱(データノート) じくどてっこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
磁苦土鉄鉱英名magnesioferrite化学式MgFe3+2O4少量成分Fe2+,Mn2+,Ti,Al,Cr結晶系等軸硬度6~6.5比重4.56色黒光沢亜金属条痕黒劈開無(「劈開」の項…

鉄重石華(データノート) てつじゅうせきかでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
鉄重石華英名ferritungstite化学式(K,Na,Ca)x(W6+,Fe3+)2(O,OH)6・nH2O。x<0.2, W6+:Fe3+=3:1程度のものが多い少量成分Al,Mg結晶系等軸硬度未測…

ルドルフ シェーンハイマー Rudolf Schoenheimer

20世紀西洋人名事典
1898.5.10 - 1941.9.11 米国の生化学者。 ドイツ出身。 1923年ベルリン大学医学部卒業後、1933年アメリカに移民、コロンビア大学医学部で研究を続…

ガマブホトキシン ガマブホトキシン gamabufotoxin

化学辞典 第2版
gamabufotalitoxin.C38H58N4O9(714.90).日本産ヒキガエル(ガマBufovulgaris formosus)の乾燥皮膚や華北産のヒナヒキガエルの耳下腺,そのほかの皮…

らん‐おう(‥ワウ)【卵黄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 動物卵の細胞質内に顆粒物質として存在する貯蔵栄養物質の総称。卵黄の化学成分は種によって異なるが脂質とたんぱく質が主体で、脂質は燐…

濃縮 ノウシュク concentration, enrichment

化学辞典 第2版
【Ⅰ】concentration.溶媒を減らして溶液中の溶質濃度を高くする操作.溶液の量や種類によってさまざまな方法が考案されている.加熱濃縮,減圧濃縮…

fragrance

英和 用語・用例辞典
(名)芳香 香り よい香り (人工の)香料 香水 オーデコロンfragranceの関連語句a faint fragranceほのかな香りfragrance ingredient香料成分fragrance …

質量作用の法則 しつりょうさようのほうそく law of mass action

日本大百科全書(ニッポニカ)
化学反応に関与する物質の質量(濃度)が、その平衡にどのように作用するかを示す法則。1864年ノルウェーのC・M・グルベルとP・ボーゲが提出した、も…

和三盆 (わさんぼん)

改訂新版 世界大百科事典
徳島県,香川県など四国地方で家内工業的に生産されている砂糖で,やや黄色みをおびた白色無光沢の微細結晶からなる。製法の特徴は,サトウキビの搾…

花崗閃緑岩

岩石学辞典
ベッカーが粗粒の火成岩で石英と正長石および斜長石の両方を含み,斜長石が全長石量の半分以上が含まれている岩石に命名した名称[Becker : 1893].…

褐鉛鉱 かつえんこう vanadinite

日本大百科全書(ニッポニカ)
塩素を含む正バナジン酸第一鉛の鉱物。燐灰石系鉱物の一員。各種鉛鉱床の酸化帯中にほかの鉛二次鉱物と共存するほか、鉛の初生鉱物を含まないような…

composizióne

伊和中辞典 2版
[名](女) 1 組み立て, 構成, 組み合わせ ~ del corpo umano|人体の構造. 2 組織(体);構成員, 構成物, 構成要素 ~ di un comitato|委員会の構…

ノイマン‐コップの法則 のいまんこっぷのほうそく Neumann-Kopp's law

日本大百科全書(ニッポニカ)
固体のモル熱(モル熱容量)は成分元素の原子熱(原子熱容量)の和に近似的に等しくなるという法則。ドイツのF・E・ノイマンが1831年に、化合物の分…

ビタミン ビタミン vitamin

化学辞典 第2版
体外から摂取する食品の成分のうち,主栄養素である糖質や脂肪,タンパク質のように,生体のエネルギー源として,あるいは構成成分として要求される…

はいけっかく【肺結核】

食の医学館
《どんな病気か?》  結核菌(けっかくきん)が肺に感染して起こる感染症です。人から人へと空気感染しますが、ほとんどの場合は、体内で菌が増殖(ぞ…

蓮香オードパルファム

事典 日本の大学ブランド商品
[美容]東京大学(東京都文京区)の大学ブランド。大賀蓮の香り成分を配合したオリジナルの香水。1951(昭和26)年、東京大学検見川厚生農場(現・東京…

分解 ぶんかい decomposition

日本大百科全書(ニッポニカ)
一つの化合物が成分単体、あるいはもっと簡単な化合物に分かれることで、化合、合成とは逆の過程をさす。すなわち、AB―→A+Bのような場合である。 分…

血液代用薬 けつえきだいようやく

日本大百科全書(ニッポニカ)
血液の血漿(けっしょう)成分にかわりうる輸液のことで、血液の液体成分(血漿)のうち水、電解質そして粘稠(ねんちゅう)度を保持する。外傷や火傷(…

ジョセフソン効果 ジョセフソンコウカ Josephson effect

化学辞典 第2版
超伝導トンネル電流に関連する物理現象.B.D. Josephson(1940年~)が,21歳でケンブリッジ大学の大学院生時代に,指導教授からの演習問題を解く途中…

リポ多糖 (リポたとう) lipopolysaccharide

改訂新版 世界大百科事典
多糖と脂質が共有結合した物質の総称。著名なのは,グラム陰性菌のもので,これは細胞壁成分の20~30%を占めている。多糖の骨格部分はガラクトース,…

米糠油 (こめぬかゆ) rice bran oil

改訂新版 世界大百科事典
玄米をついて精白するとき得られる米ぬか(〈こぬか〉または単に〈ぬか〉ともいう)から圧搾抽出法によって採油し,精製した油。ぬか油ともいう。米…

おぼえておきたいぎゅうにゅうのしゅるいとそのないよう【覚えておきたい牛乳の種類とその内容】

食の医学館
牛乳のパッケージには、製法や成分にしたがってローファット、特濃、成分無調整などの分類が記されています。表示の示す意味を覚えてじょうずに使い…

ゴボウ

食の医学館
《栄養と働き》  ゴボウを食用にしているのは韓国とわが国だけで、原産地のユーラシア大陸北部でも野生種を薬用にしているだけです。そういう意味で…

シャワー shower

改訂新版 世界大百科事典
物理学用語。高エネルギー粒子が物質と相互作用をして多数の粒子を発生する現象。その飛跡がシャワー状になるのでこの名がある。入射粒子がハドロン…

セタン価 せたんか cetane number

日本大百科全書(ニッポニカ)
ディーゼル燃料の発火性の良否を示す指数で、セタン価が高い燃料ほど発火性が良好なことを示す。ディーゼルエンジンでは、燃料が気筒内の圧縮加熱空…

圧電気 あつでんき

日本大百科全書(ニッポニカ)
結晶に外部応力を加えるとき、その結晶の電気分極が変化する性質。ピエゾ電気あるいは圧電性、圧電効果ともよばれる。1880年に、キュリー兄弟Jacques…

エキス剤 えきすざい extracts

日本大百科全書(ニッポニカ)
生薬(しょうやく)の浸出液を濃縮してつくった製剤。すなわち、草根木皮を用いた植物性生薬または動物性生薬の薬効成分を水やアルコールなど適当な溶…

ウロン酸 (ウロンさん) uronic acid

改訂新版 世界大百科事典
糖酸の一種。アルデヒド基を有する単糖類,すなわちアルドースの末端第一級アルコール性炭素が酸化されてカルボン酸になったヒドロキシアルデヒド酸…

蚊取線香 (かとりせんこう)

改訂新版 世界大百科事典
ピレスロイド系殺虫剤。除虫菊の有効成分ピレトリンとその合成類似化合物を総称してピレスロイドという。日本での除虫菊の栽培は1885年に始まり,当…

血漿 けっしょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
血液中の血球以外の成分をいう。その91%ほどが水分であり、残りは種々の電解質とタンパク質を主体とした有機成分からなる。おもな電解質は、ナトリ…

血流 (けつりゅう) blood flow

改訂新版 世界大百科事典
循環系における血液の移動をいう。血流は,動脈,毛細血管,静脈など血管の種類によって特徴的な様式を示す。その第1は,心室の収縮期のみに血液は大…

宇宙線 (うちゅうせん) cosmic rays

改訂新版 世界大百科事典
目次  宇宙線の発見と研究の歴史  宇宙線の起源  軟成分と硬成分  宇宙線の観測宇宙空間を光に近い速度でほぼ等方的に飛びまわっている高エ…

ゾーンメルティング

岩石学辞典
ゾーンメルティング法(zone melting)はファンによって1952年にゲルマニウムの精製を目的として考案された方法で,帯熔融精製(zone refining)とも…

結合組織 (けつごうそしき) connective tissue

改訂新版 世界大百科事典
結合織,結締組織ともいう。狭義には,各器官の間,各組織の間,たとえば上皮組織と筋組織の間など体のあらゆる部分の間を埋め,結合作用を営む組織…

吸収 キュウシュウ absorption

化学辞典 第2版
【Ⅰ】弾性波(音波・衝撃波など),放射線(ラジオ波,マイクロ波,光,X線,γ線など),粒子の流れ(電子線,中性子線,原子分子の流れなど)が物質中を通…

スペッサルト岩

岩石学辞典
角閃石(緑色角閃石)と酸性斜長石からなっている閃緑岩質のランプロファイア.時に正長石も含まれる.主成分はオージャイト,角閃石,斜長石などで…

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