布作面【ふさくめん】
- 百科事典マイペディア
- 正倉院に伝わる約30cm四方の布製の面。目,鼻,口,眉(まゆ),髭(ひげ)等を墨で描き,眼の部分に孔(あな)をあけたもの。現存する32枚分のうち1枚だ…
松井友閑 まついゆうかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 安土桃山時代の武士。織田信長側近の吏僚として活躍し,右筆,堺の代官を歴任。のち宮内卿法印に任じられた。正倉院の名香「蘭奢待 (らんじゃたい) …
ほこ‐や【鉾矢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 鏃(やじり)が鉾の形の矢。[初出の実例]「漆阿蘇胡祿三具〈並著洗皮帯一具納鵰尾羽保居箭九隻〉」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)…
がん‐ぎょう(グヮンギャウ)【丸桁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 垂木(たるき)をささえる桁のうち、一番軒先に近いもの。古くは断面が円形であったところからいう。がぎょう。[初出の実例]「庇料十九物〈…
つぼ‐あぶみ【壺鐙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 馬具の鐙の一種。輪鐙(わあぶみ)より乗りやすいように踏みかける爪先の部分全体を覆ったもの。唐様の鞍具に用いる。古墳時代後期(六世紀…
じ‐じん【侍人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 君主のそば近く仕える人。近侍の臣。おそばづき。侍臣。[初出の実例]「弟江沼臣族牛麻呂、年肆拾、正丁、侍人、左目用尾疵」(出典:正倉…
肥君猪手 ひのきみのいて
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 生没年不詳702年の筑前(福岡県)の戸籍に現れる地方豪族肥君は肥後国(熊本県)球磨郡地方の豪族であるが,正倉院に伝わる筑前国嶋郡川辺里戸籍に嶋…
ふどう‐そう(‥サウ)【不動倉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 不動穀を納めた倉。国司が鍵を保管し、開倉には太政官の許可を必要とした。ふどうのくら。[初出の実例]「所三以不レ進二不動倉鎰一者、依…
らい‐がん(‥グヮン)【雷丸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 竹類の根に寄生する担子菌マツタケ科の菌体。中国に産する。不整斉の塊状で径一~二センチメートル、表面は黒く内面は白色。条虫駆除薬に…
内藤 四郎 ナイトウ シロウ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の彫金家 東京芸術大学名誉教授。 生年明治40(1907)年3月14日 没年昭和63(1988)年1月12日 出生地東京 学歴〔年〕東京美術学校金工科〔昭和6…
小川松民
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治24.5.29(1891) 生年:弘化4.4.25(1847.6.8) 明治前期の漆工。江戸日本橋に金具師忠蔵の子として生まれる。本名は繁次郎。文久2(1862)年に…
蘭奢待【らんじゃたい】
- 百科事典マイペディア
- 奈良時代,中国より伝来した香木。正倉院宝物。最上の伽羅(きゃら)で,香道では〈東大寺〉と称する。61種名香の第2位。足利将軍の義満・義教・義政…
たなべ‐ひさお〔‐ひさを〕【田辺尚雄】
- デジタル大辞泉
- [1883~1984]音楽学者。東京の生まれ。東洋音楽学会初代会長。武蔵野音大教授。日本および東洋音楽の科学的研究の先駆者で、正倉院楽器調査などに…
くれ‐つづみ【呉鼓・腰鼓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雅楽の呉楽(くれがく)(=伎楽)に用いた鼓。長いひもをつけて腰につけ、両手で打ち鳴らす。呉楽とともに廃絶した。ようこ。くれのつづみ…
ほお‐がしわ(ほほがしは)【朴柏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「ほおのき(朴木)」の異名。〔正倉院文書‐宝亀二年(771)五月二九日・奉写一切経所告朔解〕[初出の実例]「吾が背子が捧げて持てる…
ふげん【普賢】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [梵語] Samanta-bhadra の訳語 ) 「ふげんぼさつ(普賢菩薩)」の略。[初出の実例]「恒受二妙楽一、終遇二舎那之法莚一、将二普賢一而宣遊、共二文…
ごう‐こ(ガウ‥)【郷戸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制で五〇戸を一里(一郷)とした場合に、里(郷)を構成する戸。いくつもの小家族を含み、平均二〇人以上の大家族。→房戸(ぼうこ)。[初…
a・gre・ga・du・rí・a, [a.ǥre.ǥa.đu.rí.a]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女] (大使館の官吏の)補佐の職[地位];その事務所.agregaduría cultural|文化担当職.
ひ‐だん【被弾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 砲弾や銃弾をうけること。[初出の実例]「秋子は被弾していなかった」(出典:探偵事務所23(1962)〈大藪春彦〉四)
赤西仁
- 知恵蔵mini
- 歌手、俳優。アイドルグループKAT-TUNの元メンバー。ジャニーズ事務所所属。1984年7月4日、東京都生まれ。98年にジャニーズ事務所入り。01年にKAT-TU…
事務
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- travail de bureau [男];〔大学などの〕secrétariat [男]事務所bureau [男]事務屋homme de bureau [男]事務用品fournitures de bureau [女複]
バーチャル‐オフィス(virtual office)
- デジタル大辞泉
- 1 事務所を所有・賃借することなく事業を行えるように、住所・電話・郵便などに関して事務所に必要な機能を提供する業態。また、そのサービスを利用…
池原義郎【いけはらよしろう】
- 百科事典マイペディア
- 建築家。東京生れ。早大大学院修了後,山下寿郎建築設計事務所勤務。1956年ガウディやシュタイナーの紹介者である早大の今井兼次の研究室に学ぶ。197…
だいりのうふ‐せいど〔ダイリナフフ‐〕【代理納付制度】
- デジタル大辞泉
- 生活保護受給者が入居している賃貸住宅の家賃や管理費を、給付される生活保護費のなかから、福祉事務所が、受給者に代わって、家主や管理業者に直接…
law firm
- 英和 用語・用例辞典
- 法律事務所 (=law office)law firmの用例German prosecution authorities will accuse two people from a Panamanian law firm believed to be the o…
にんいてきよう‐じぎょうしょ〔‐ジゲフシヨ〕【任意適用事業所】
- デジタル大辞泉
- 健康保険の強制適用事業所以外で、年金事務所長の認可を受けて健康保険に加入した事業所。従業員の半数以上の同意が必要。→適用事業所
ハルキ文庫
- デジタル大辞泉プラス
- 角川春樹事務所が1997年に創刊した文庫のレーベル。歴史小説、SF、エンターテインメント、詩歌など、さまざまなジャンルを扱う。
盤領 あげくび
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 上頸とも書く。日本服飾史用語で,丸い襟のこと。首に沿って襟を上げて着ることからこう呼ばれた。垂領 (たりくび) の対語。6世紀の人物埴輪に多くみ…
お‐がわら(をがはら)【牡瓦・男瓦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 半円筒状をした瓦で、凹(おう)面を下向きに伏せたほうのもの。凹面が上向きの「めがわら」と食い違わせてふく。おとこがわら。⇔牝瓦。[初…
え‐こうろ(‥カウロ)【柄香炉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 柄香炉〈奈良県 正倉院蔵〉〘 名詞 〙 ( 「えごうろ」とも ) 仏具の一つ。柄のついた香炉。導師が法要儀式のときに持つ。[初出の実例]「導師は鼻高…
なら‐こくりつはくぶつかん(‥コクリツハクブツクヮン)【奈良国立博物館】
- 精選版 日本国語大辞典
- 奈良市登大路町の奈良公園にある国立の博物館。明治二八年(一八九五)帝国奈良博物館として開館。奈良帝室博物館、国立博物館奈良分館を経て昭和二…
じき‐とう(ヂキタウ)【直稲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 稲が主要な交換手段であった奈良・平安時代、物品などの売買の際、買手が購入物品と引き換えに支払う稲。[初出の実例]「伝馬肆匹 上一匹…
し‐ぬひ【私奴婢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制下における隷属民の一つ。私人に所有され、使用されていた奴婢。物品同様に交易売買されていた。私賤。[初出の実例]「奴弓取、年伍拾…
かた‐は【片刃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かたば」とも ) 刀剣、小刀、かみそりなどの片側だけに刃をつけたもの。⇔諸刃(もろは)・両刃。[初出の実例]「金漆銅作大刀一口 刃長…
メルロ=ポンティ・サークル
- デジタル大辞泉プラス
- 日本の学術研究団体のひとつ。20世紀前半のフランスの哲学者、メルロ・ポンティに関する研究と研究者の親睦を図る。事務所所在地は東京都千代田区。
鳥毛立女屏風 とりげりつじょのびょうぶ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正倉院に伝わる屏風の一つ。「樹下美人図」ともよぶ。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)8年(756)の『東大寺献物(けんもつ)帳』に「六扇」と記載され…
旧島津家本邸
- デジタル大辞泉プラス
- 東京都品川区にある清泉女子大学の本校校舎。1915年に建てられた島津公爵家の邸宅。事務所とともに国の重要文化財に指定されている。
苫小牧市の王子製紙(株)工場
- 事典 日本の地域遺産
- (北海道苫小牧市)「近代化産業遺産」指定の地域遺産。〔構成〕王子製紙(株)苫小牧工場旧事務所;王子製紙(株)苫小牧工場変電所
将軍万福 (しょうぐん-まんぷく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代の仏師。天平(てんぴょう)6年(734)光明皇后が母の県犬養三千代(あがたのいぬかいの-みちよ)の一周忌に造営した興福寺西金堂諸像の作者…
うら‐はず【末弭・末筈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弓の筈(はず)の名。弓材の木の先端を末(うら)と呼ぶことによる。⇔本弭(もとはず)。[初出の実例]「梓御弓八十四張〈略〉一張〈略〉末弭継…
ご‐こう【呉公】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 伎楽面の一つ。呉の国の王様か貴人を表わす、りりしい顔立ちの面。呉公〈奈良県正倉院蔵〉[初出の実例]「呉公二面。一面、桐、白、在二赤…
こと‐しま【異様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しま」は「さま」に同じ ) 異なったこと。変わった様子。ことざま。[初出の実例]「供奉政の趣異志麻(ことシマ)に在に他き事交へは恐…
かん‐く(クヮン‥)【患苦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 うれえ苦しむこと。苦しみ。[初出の実例]「右依為妻病今間患苦侍、退白状注、以解」(出典:正倉院文書‐宝亀二年(771)三月六日・民豊川…
か‐せん(クヮ‥)【花氈・華氈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 美しい模様の織りこまれている毛氈(もうせん)。花毛氈。[初出の実例]「花氈陸拾床」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)七月二六日・…
た‐みの【田蓑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 農夫などが田に出て働くときに着る蓑。[初出の実例]「田蓑壹伯領 直稲伍拾束」(出典:正倉院文書‐天平六年(734)一二月二四日・尾張国正…
あぜくらづくり【校倉造り】
- 家とインテリアの用語がわかる辞典
- 柱を用いず、木材を井桁(いげた)に組み上げて壁とした構造の建物。日本では弥生時代ごろから倉庫などに用いられた。奈良時代に建てられた東大寺正倉…
からよう【唐様】 の 太刀((たち))
- 精選版 日本国語大辞典
- 唐太刀に似せて飾りの長金物(なががなもの)などを省略した太刀。唐太刀の代用として用いた。代(だい)の太刀。[初出の実例]「金銀鈿作唐様大刀一口 刃…
歴史科学協議会
- デジタル大辞泉プラス
- 日本の学術研究団体のひとつ。略称は「歴科協」。歴史と歴史理論および歴史教育の研究の促進などを図る。事務所所在地は東京都北区。一般財団法人。
北アルプス山麓ブランド
- デジタル大辞泉プラス
- 長野県、大北地域の農畜産物およびその加工品のうち、北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会(事務局:長野県北安曇地方事務所農政課)が認定し…
chancellerie
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [女]❶ (大使館などの)事務局.❷ Grande ~ レジオンドヌール賞勲局.~ des universités 大学区事務所.❸ 司法省;〚…