「H」の検索結果

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錯塩 サクエン complex salt

化学辞典 第2版
錯体のうち,溶液中で錯イオンに解離するものをいう.錯塩はK3[Fe(CN)6]や[CoCl(NH3)5]Cl2のように,酸(H3[Fe(CN)6])または塩基([CoCl(NH3)5](OH)2)…

アジュマリン アジュマリン ajmaline

化学辞典 第2版
C20H26N2O2(326.43).キョウチクトウ科Rauwolfia属serpentinaなどの主として根から得られるインドールアルカロイドの一つ.板状晶.融点158~160 ℃.…

パーキン反応 パーキンハンノウ Perkin reaction

化学辞典 第2版
芳香族アルデヒドと脂肪酸無水物およびその酸のアルカリ塩の作用により,芳香族α,β-不飽和カルボン酸(ケイ皮酸またはその誘導体)を生成する反応.パ…

オキサミド オキサミド oxamide

化学辞典 第2版
C2H4N2O2(88.07).シュウ酸ジアミド(oxalic diamide)のこと.シュウ酸ジエチルにアンモニアを作用させるか,ジシアンの部分加水分解によって得られる…

ツラノース ツラノース turanose

化学辞典 第2版
3-O-α-D-glucopyranosyl-D-fructose.C12H22O11(342.30).多くの植物の花粉,みつなどに含まれており,また三糖メレチトースの部分加水分解によって…

じゅう‐クロムさん(ヂュウ‥)【重クロム酸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( クロムは[ドイツ語] Chrom ) 化学式 H2Cr2O7 であらわされる酸。各種の塩が知られているが、遊離の状態では得られていない。正式名称は…

アルベーン‐は【アルベーン波】

デジタル大辞泉
プラズマなどの電気伝導性の流体中を伝播する磁気流体波の一。磁場に垂直な方向に振動し、磁場に沿って伝わる横波。磁束密度B、透磁率μ、プラズマの…

アセチル acetyl

改訂新版 世界大百科事典
酢酸CH3COOHから水酸基-OHを除いて得られる1価の基CH3CO-。ホルミル基HCO-に次いで簡単なアシル基で,ベンゾイル基C6H5CO-とともに最も古くから…

アセト酢酸エチル【アセトさくさんエチル】

百科事典マイペディア
化学式はCH3CO・CH2COOC2H5。芳香ある無色の液体。融点−43〜−45℃,沸点181℃。水にいくらか可溶,有機溶媒に易溶。ケト型とエノール型の互変異性平衡…

磁気ヒステリシス じきひすてりしす

日本大百科全書(ニッポニカ)
磁界の大きさHを変化させるとき、それに応じて現れる強磁性物体の磁化の強さI(磁界方向に測定した磁気モーメント)は、その直前の磁化状態に支配さ…

白金化合物 ハッキンカゴウブツ platinum compound

化学辞典 第2版
白金(Ⅱ)および(Ⅳ)の化合物が主であるが,(0)~(Ⅵ)のものも知られている.【Ⅰ】白金(Ⅱ)化合物.PtCl2(灰緑色),PtBr2(褐色),PtI2(黒色)は水に不溶で…

表面波 ひょうめんは surface wave

日本大百科全書(ニッポニカ)
媒質の表面や境界面に沿って伝わる波。媒質の表面(境界面)付近に波のエネルギーは集中する。 弾性体の場合、おもな表面波にレイリー波Rayleigh wa…

水準測量 (すいじゅんそくりょう) levelling

改訂新版 世界大百科事典
目次  水準面  直接水準測量  三角法水準測量2地点間の高さの差(比高)を求める測量。一般に,測定原理によって直接水準測量と間接水準測量に…

オリオン‐せいうん【オリオン星雲】

デジタル大辞泉
オリオン座の三つ星のやや南に位置する散光星雲。別名、NGC1976またはM42。距離約1500光年で銀河系内にある。明るく大きな天体で、肉眼でも見ること…

たんかすいそ‐き〔タンクワスイソ‐〕【炭化水素基】

デジタル大辞泉
炭化水素から水素原子1個または2個以上を除いた残りの原子団の総称。メタンから誘導されるメチル基CH3-、エチレンから誘導されるビニル基CH2=CH-、ベ…

ルウェンゾリ‐さんち【ルウェンゾリ山地】

デジタル大辞泉
《Ruwenzori Mountains》アフリカ中部、コンゴ民主共和国とウガンダとの国境にある山地。大地溝帯に沿う六つの山群からなり、最高峰は標高5110メート…

エックス‐エー‐ブイ‐シー‐エス(XAVC S)

デジタル大辞泉
デジタルビデオカメラで4K対応の高画質映像を記録するための規格の一。平成25年(2013)、ソニーが業務用のXAVCを民生品向けに拡張した基本仕様を策…

アインシュタイン‐ド=ブロイの関係式【Einstein-de Broglie formula】

法則の辞典
プランク定数*を h としたとき,電子や光子(フォトン)のエネルギーを E,運動量の大きさを p,波長を λ とすると の関係が成立する.これをアイ…

ハクスリー

百科事典マイペディア
英国の生物学者。動物学者T.H.ハクスリーの孫。オックスフォード大学卒。母校勤務後,ロンドン大学教授となる。鳥類行動学,相対成長の理論化など,…

ヘンリー・ドレーパー星表【ヘンリードレーパーせいひょう】

百科事典マイペディア
HD星表とも。1918年―1924年にハーバード大学天文台から発行された星表。9巻。全天にわたり約9等以上,約22万個の恒星のスペクトル型を記載し,同時…

イシャウッド

百科事典マイペディア
英国生れの小説家。ドイツに4年間滞在したこともあり,1939年に渡米し,後に帰化。ユーモアのある明解な文体が特徴で,《ノリス氏汽車を乗り換える…

シクロプロパン

百科事典マイペディア
化学式はC3H6。脂環(3員環)化合物で無色の気体。融点−127.53℃,沸点−32.7℃。吸入麻酔薬として用いられるが,引火,爆発の危険性がある。1,3−ジブ…

ポンプ座 (ポンプざ) Antila

改訂新版 世界大百科事典
略号はAnt。うみへび座の南につづく南天の小星座。フランスの天文学者N.L.ラカイユが創設した星座で,イギリスの科学者R.ボイルが改良し,性能をよく…

黒田三郎 (くろだ-さぶろう)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1919-1980 昭和時代後期の詩人。大正8年2月26日生まれ。昭和21年日本放送協会にはいる。22年鮎川信夫,田村隆一らと「荒地(あれち)」を創刊。30年「…

反射星雲 はんしゃせいうん reflection nebula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
無定形星雲の一種で,希薄な気体が周辺の恒星の光を反射して光っているもの。プレアデス星団を包む星雲やその他暗黒星雲の周辺部などに多く見出され…

ピコリン picoline

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H7N 。ピリジンの水素原子1個をメチル基で置換した化合物。メチル基の位置によって3種の異性体 (α体,β体,γ体) がある。沸点はα体 128~12…

一次元的人間 いちじげんてきにんげん One-Dimensional Man

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
H.マルクーゼの著作。 1964年刊。独自の手法でマルクスの社会理論とフロイトの精神分析学を結合させ,階級対立という基本的な社会の対立関係を抑制す…

ロンドン・グループ London Group

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イギリスの革新的な美術家集団。保守的かつ官学的な新イギリス・アート・クラブに対抗して結成された。 1913年カムデン・タウン・グループと渦巻派が…

一般国家学 いっぱんこっかがく Allgemeine Staatslehre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
19世紀ドイツで発達した国家学 (論) 。その当時ドイツでは,国家主義的風潮が盛んであった。そのため政治を社会現象として動態的に把握する英米流の…

スキナー Skinner, Otis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1858.6.28. マサチューセッツ,ケンブリッジ[没]1942.1.4.アメリカの俳優。ニューヨークやロンドンで,E.ブース,H.モジェスカらと共演,多くの…

イソタイプ イソタイプ isotype

化学辞典 第2版
アイソタイプともいう.イムノグロブリンの各クラスまたはサブクラスに固有の構造で,H鎖によって5クラス(IgG,IgM,IgA,IgD,IgE),L鎖によってκ鎖…

ナフタル酸 ナフタルサン naphthalic acid

化学辞典 第2版
naphthalene-1,8-dicarboxylic acid.C12H8O4(216.20).アセナフテンを硫酸中二クロム酸カリウムで酸化して得られるナフタル酸無水物を,アルカリに…

インダントロン インダントロン indanthrone

化学辞典 第2版
C28H14N2O4(442.43).C.I.69800,インダンスレン(indanthrene),C.I.Vat Blue 4ともいう.2-アミノアントラキノンのアルカリ融解によって得られる.…

クロロエタン クロロエタン chloroethane

化学辞典 第2版
ethylchloride.C2H5Cl(64.52).CH3CH2Cl.常温,常圧では気体であるが,加圧,冷却により容易に液化する.融点-138.3 ℃,沸点12.3 ℃.0.9214.エタ…

m-クロロ過安息香酸 クロロカアンソクコウサン m-chloroperbenzoic acid

化学辞典 第2版
m-chloroperoxybenzoic acid.C7H5ClO3(172.56).略号MCPBA.m-クロロ安息香酸塩化物を塩基性水溶液中,過酸化水素で酸化することによって得られる.…

スルホナール スルホナール sulfonal

化学辞典 第2版
2,2-bis(ethylsulfonyl)propane.C7H16O4S2(228.33).スルホンメタンともいう.アセトンとエチルメルカプタンとを縮合し,さらに酸化すると得られる…

ソラニジン ソラニジン solanidine

化学辞典 第2版
(3β)-solanid-5-en-3-ol.C27H43NO(397.65).ソラニジンTともいう.ステロイドアルカロイドの一つ.ナス科ジャガイモSolanum tuberosumの芽に含まれ…

デヒドロアスコルビン酸 デヒドロアスコルビンサン dehydroascorbic acid

化学辞典 第2版
C6H6O6(174.11).L-アスコルビン酸を酸化すると生成する.酸化型で,酸化型ビタミンCともよばれる.白色の結晶.分解点225 ℃.無水物は二量体で存在…

ペリラアルデヒド ペリラアルデヒド perillaldehyde

化学辞典 第2版
4-(1S-methylethenyl)-1-cyclohexene-1-carboxaldehyde.C10H14O(150.22).シソ科Perilla argutaの精油から単離されたモノテルペン.リモネンの接触…

D-リボース5-リン酸 リボースリンサン D-ribose 5-phosphate

化学辞典 第2版
C5H11O8P(230.12).リボースの5位ヒドロキシ基がリン酸された物質.+16.1°(水).冷水に難溶.酸に対しては安定である.オルシノール反応により定量…

フランク キングドン・ウォード Frank Kingdon-Ward

20世紀西洋人名事典
1885 - 1958 英国の植物学者。 植物学者H.M.ウォードを父に持ち、その影響から植物採集家としてアッサム、雲南の各地を探査し、この地域の探検家と…

しょ‐とう(‥タウ)【蔗糖】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 甘蔗(サトウキビ)からとった砂糖。今日では特に、サトウキビ、サトウダイコン、サトウカエデなどから工業的に採取される二糖類をいう。…

デルマトール

精選版 日本国語大辞典
( [英語] Dermatol [ドイツ語] Dermatol ) 次没食子酸(じもっしょくしさん)ビスマスの商標名。化学式 BiC7H7O7 黄色の無味無臭の粉末。防腐・乾燥作…

水酸基 すいさんき hydroxyl group

日本大百科全書(ニッポニカ)
1価の基-OHの古い呼び名。現在では、IUPAC命名法にしたがって「ヒドロキシ基」と名づけられている。例外的に、遊離基HO・はヒドロキシルラジカルとよ…

リート Lied

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ドイツの歌曲。特に 19世紀以降ゲーテ,ハイネ,アイヘンドルフらのロマン派の抒情詩に触発されて,音楽と詩の理想的な融合を目指し,シューベルト,…

ディエス・イレー Dies irae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
音楽用語。ラテン語で「怒りの日」の意で,レクイエムのなかで用いられるセクウェンツィア (続唱) のこと。その歌詞が整えられたのは,13世紀の前半…

コレギウム・ムジクム collegium musicum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
音楽同好のつどい。 17~18世紀に,ハンブルク,フランクフルトなどの自由都市で市民の音楽愛好の催しとしても栄えたが,特にライプチヒ大学の学生が…

エゾアワビ えぞあわび / 蝦夷鮑 [学] Haliotis (Nordotis) discus hannai

日本大百科全書(ニッポニカ)
軟体動物門腹足綱ミミガイ科の巻き貝。クロアワビH. (N.) discusの東北地方から北海道にかけて産する一生態型で、水産上アワビ類のなかで最重要種で…

二クロム酸 (にクロムさん) dichromic acid

改訂新版 世界大百科事典
目次  二クロム酸アンモニウム  二クロム酸カリウム  二クロム酸ナトリウム化学式H2Cr2O7。重クロム酸bichromic acidともいうが,これは誤称で…

エーテル(酸素化合物) えーてる ether

日本大百科全書(ニッポニカ)
一価アルコール2分子から水1分子がとれて生じた形の酸素化合物でR-O-R'の一般式で示される化合物の総称。ここでRとR'が等しいときに単一エーテル、異…