「化合物」の検索結果

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塩素ガス

知恵蔵mini
塩素(原子番号17、化学式Cl 2)のこと。刺激性のある黄緑色の気体(ガス)であるが、保存・使用しやすくするため化合物として液体や固体にすることが多…

二酸化窒素 にさんかちっそ nitrogen dioxide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 NO2 。硝酸鉛,硝酸銅のような重金属硝酸塩を加熱すると発生する赤褐色の気体。四酸化二窒素 N2O4 と平衡にある。融点-9.3℃,沸点 21.3℃,臨…

ドマーク Domagk, Gerhard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1895.10.30. ブランデンブルク[没]1964.4.24. ブルクベルクドイツの生化学者,病理学者。 1924年グライフスワルト大学,25年ミュンスター大学で…

E.O. ベックマン Ernst Otto Beckmann

20世紀西洋人名事典
1853.7.4 - 1923.7.12 ドイツの有機化学者。 元・ライプチヒ大学教授,元・カイザー・ウィルヘルム応用科学・薬学研究所所長。 ゾーリンゲン生まれ…

補酵素Q ほこうそキュー coenzyme Q

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
CoQ と略記。電子伝達系の一成分で,チトクロムbの上手に位置する。コハク酸,脂肪酸 CoA ,グリセロールリン酸などからくる水素は CoQ の位置で,電…

誘引剤 ゆういんざい attractant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
動物を誘引する薬剤。昆虫に対する誘引剤が最もよく研究されている。誘引は食物誘引,産卵誘引,性誘引に分けられる。食物誘引と産卵誘引は,ある昆…

狭心症治療薬 きょうしんしょうちりょうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
狭心症は,心筋への酸素の需要と供給のアンバランスで起る虚血性心疾患である。治療には心筋虚血を改善し,心筋の酸素需要を減少させながら血流の増…

ベックマン Ernst Otto Beckmann 生没年:1853-1923

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの有機化学者。ゾーリンゲンの染物屋の息子として生まれる。1875年ライプチヒ大学でH.コルベ,S.C.マイヤーに学び,78年卒業する。高等技術学…

金属結合 きんぞくけつごう metallic bond

日本大百科全書(ニッポニカ)
金属元素の原子が集まって金属結晶をつくるときの化学結合。単体金属、合金などでみられる。金属の中ではそれぞれの原子に属する原子価電子は、通常…

褐輪反応 かつりんはんのう brown ring reaction

日本大百科全書(ニッポニカ)
褐色環試験ともいう。硝酸イオンおよび亜硝酸イオンの検出反応。試験管に濃硫酸をとり、それと等量の飽和硫酸鉄(Ⅱ)溶液を静かに加え、2液が混合しな…

臭化ケイ素 シュウカケイソ silicon bromide

化学辞典 第2版
SinBr2n+2族の総称.SiBr4,Si2Br6がよく知られている.【Ⅰ】四臭化ケイ素:SiBr4(347.70).熱した金属ケイ素に臭素を作用させると得られる.無色の…

メタロセン メタロセン metallocene

化学辞典 第2版
シクロペンタジエニル錯体のうち,サンドイッチ構造で,非電解質のものをいう.最初に,フェロセンが見つけられ,それ以後,鉄以外の金属でも同様の…

アポモルヒネ アポモルヒネ apomorphine

化学辞典 第2版
C17H17NO2(267.33).モルヒネを塩酸または硫酸で脱水すると得られるアポルフィン形化合物.アポモルヒネ自身は,天然物ではないが,この骨格を有する…

トリエチルアルミニウム トリエチルアルミニウム triethylaluminium

化学辞典 第2版
Al(C2H5)3(114.17).アルミニウムとジエチル亜鉛との反応で生成する.工業的には,アルミニウムとエテンと水素から直接合成される.無色の液体.沸点…

トリフェニルビスマス トリフェニルビスマス triphenylbismuth

化学辞典 第2版
Bi(C6H5)3(440.30).ブロモベンゼンとビスマスナトリウムBiNa3,臭化ビスマス(Ⅲ)BiBr3とジフェニル亜鉛,またはジフェニル水銀(Ⅱ)とビスマスとの反応…

アセチリド アセチリド acetylide

化学辞典 第2版
金属の炭化物のうち,アセチレンHC≡CHの水素原子2個(または1個)を金属原子で置換したとみられる化合物(MC≡CH,MC≡CM)の総称.銅アセチリド(炭化銅)Cu…

高エネルギーリン酸結合 コウエネルギーリンサンケツゴウ high-energy phosphate bond

化学辞典 第2版
加水分解の際に,比較的大きな負の標準自由エネルギー変化(ΔG°′)を伴うリン酸結合をいう.一般に,酸,アルカリに不安定である.これに対し,グルコ…

窒素固定 チッソコテイ nitrogen fixation

化学辞典 第2版
空気中の窒素分子を原料とし,窒素化合物を生成すること.自然界では,細菌,らん藻あるいはマメ科植物と根粒バクテリアの共生作用によって窒素固定…

圧電効果 アツデンコウカ piezoelectric effect

化学辞典 第2版
イオン結晶において,外力によって結晶表面に正負の電荷を生じる現象(圧電正効果)および電圧印加により結晶が伸縮する現象(圧電逆効果).中心対称性…

アスファルト アスファルト asphalt

化学辞典 第2版
黒色または黒褐色の固体あるいは半固体物質.組成は複雑で,主成分は複雑な高級炭化水素であるが,硫黄,窒素,酸素化合物および無機物を含む.アス…

ALPO(アルポ) アルポ

化学辞典 第2版
Aluminium PhosphateにもとづいたUOP社の商品名.多孔質結晶性リン酸アルミニウムの総称.ゼオライト類縁化合物の一種.アルミノケイ酸塩であるゼオ…

グリカール グリカール glycal

化学辞典 第2版
単糖類や還元性二糖の1位と2位の炭素間に二重結合をもつ化合物の総称で,グリコセエンの一種.純粋なグリカールは,フェーリング液を還元しないが,…

ヒドラゾン ヒドラゾン hydrazone

化学辞典 第2版
カルボニル化合物とヒドラジンまたはその誘導体との脱水縮合生成物.アルデヒドヒドラゾン(RCH=NNH2,RCH=NNHC6H5など)とケトンヒドラゾン(RR′C=NNH2…

インターカレーション反応 インターカレーションハンノウ intercalation reaction

化学辞典 第2版
インターカレーションは暦にうるうを入れる意味である.層状構造あるいはトンネル構造を有する物質の層間,あるいはトンネル内にイオンや分子を挿入…

塩化ナトリウム型構造 エンカナトリウムガタコウゾウ sodium chloride type structure

化学辞典 第2版
岩塩型構造,食塩型構造ともいう.ABの組成をもつ無機化合物ではもっともよくみられる構造の一つ.立方晶系で空間群Fm3mの対称性をもち,単位格子中…

al・pha /ǽlfə/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]1 アルファ(◇Α,α;ギリシャ語アルファベットの第1文字;英語では a と表記される).2 (順序・分類などの)第1(のもの).3 〔A-〕《天文…

ポリフェノール

知恵蔵
ベンゼン環に2個以上の水酸基(‐OH)を持つ化合物の総称。主に野菜や果実などに含まれる色素などで、渋味やえぐ味があり、あく成分やタンニン類として…

メカニカル・アロイング

百科事典マイペディア
2種類以上の粉末を,硬いボールとともに密閉容器内で高速攪拌(かくはん)することで,ナノスケールでの混合,局所加熱,拡散を生じさせ,合金化する…

コバルトリッチクラスト

知恵蔵mini
深海底に存在する鉄・マンガン酸化物のうち、コバルトなどのレアメタル(希少金属)を豊富に含むもの。コバルトは、強固で腐蝕に強いコバルト合金や様…

ケト酸 けとさん ketonic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
同一分子中にケトンのカルボニル基Oとカルボキシ基(カルボキシル基)-COOHの両方をもつ化合物の総称。ケトン酸、ケトカルボン酸ともいう。カルボニ…

サイクラミン酸ナトリウム さいくらみんさんなとりうむ sodium cyclohexylsulfamate

日本大百科全書(ニッポニカ)
シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム、通称チクロともいう。1939年アメリカのイリノイ大学のスベーダMichael Sveda(1912―99)によって発見され…

写真製版 しゃしんせいはん photolithography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
印刷用の版を写真技術を用いてつくる方式。金属板に二クロム酸やジアゾ化合物を含むゼラチン,ポリビニルアルコールなどの感光膜をつくり,画像を焼…

テナール Thenard, Louis-Jacques

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1777.5.4. ラルプティエール[没]1857.6.21. パリフランスの化学者。農家の出身。 L.ボクランに認められ,いくつかの教職を経て,コレージュ・ド…

リネン Lynen, Feodor(Felix Konrad)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1911.4.6. ミュンヘン[没]1979.8.8. ミュンヘンドイツの生化学者。 1937年ミュンヘン大学卒業。 41年同大学講師,53年生化学教授,54年からミュ…

ごう‐せい(ガフ‥)【合成】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 二つ以上のものが結合して一つになること。また、一つに合わせること。[初出の実例]「今故併二兼数寺一、合二成一区一」(出典:続日本紀…

油化学 ゆかがく oil chemistry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
水より軽くて水に溶けず,皮膚などにつけるとぬるぬるとした感じを与える物質を総称して「あぶら」という。この「あぶら」のなかには油脂と呼ばれる…

消泡剤 しょうほうざい antifoaming agent

日本大百科全書(ニッポニカ)
製紙、繊維、染色、金属、塗料、発酵その他諸工業で問題となる発泡を防止する効果をもつ薬剤で、効果が一時的な破泡剤と、持続性の抑泡剤に分けられ…

ペプチド ペプチド peptide

化学辞典 第2版
一つのアミノ酸のα-カルボキシル基と,ほかのアミノ酸のα-アミノ基とが酸アミド結合を形成している場合,この結合をペプチド結合という.ペプチド結…

脱水 ダッスイ dehydration

化学辞典 第2版
【Ⅰ】有機化合物の分子内または分子間で水が脱離する反応をいう.たとえば,エタノールからエテンが生成するのは分子内脱水反応で,ジエチルエーテル…

1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]-7-ウンデセン ジアザビシクロウンデセン 1,8-diazabicyclo[5.4.0]undec-7-ene

化学辞典 第2版
C9H16N2(152.24).略称DBU.ε-カプロラクタムとアクリロニトリルとの反応により生成する.沸点80~83 ℃(80 Pa).1.018.1.5219.ハロゲン化アルカン…

分子

小学館 和西辞典
⸨化学⸩ molécula f., ⸨数学⸩ numerador m., (集団の) elemento m.分子のmolecular批判分子elemento m. crítico分子化合物compuesto …

シアノエチル化 (シアノエチルか) cyanoethylation

改訂新版 世界大百科事典
シアノエチル基CNCH2CH2-を導入する反応。活性水素をもつ有機化合物(アミン,アルコール,チオール,ケトン,アルデヒド,エナミンなど)は塩基(…

コルベ Adolph Wilhelm Hermann Kolbe 生没年:1818-84

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの有機化学者。F.ウェーラーの門に学び,R.W.ブンゼンの助手となる。マールブルク大学教授を経て,1865年にライプチヒ大学教授に就任した。は…

アルダー Kurt Alder 生没年:1902-58

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの有機化学者。ジエン合成(ディールス=アルダー反応)の発見により,1950年ノーベル化学賞を受けた。ケーニヒシュッテ(現,ホジュフ)に生ま…

もの‐たら・ぬ【物不足】

精選版 日本国語大辞典
〘 連語 〙 ( 動詞「たる(足)」に打消の助動詞「ぬ」の付いた「たらぬ」に、接頭語「もの」の付いたもの。「ものだらぬ」とも ) =ものたりない(…

鉛 なまり lead

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第14族に属し、炭素族元素の一つ。鉱石からの金属の抽出が容易であるため、もっとも古くから人類が使用した金属として、約5000年前のものと思…

感光性樹脂 かんこうせいじゅし photosensitive plastics

日本大百科全書(ニッポニカ)
機能性高分子の一つで、合成樹脂(プラスチック)に、ある種の光感光性化合物を分散させて皮膜をつくり感光性を与えたもの。1980年代以降、その開発…

リン(燐)中毒【リンちゅうどく】

百科事典マイペディア
黄リンまたは有機リン化合物による中毒。黄リン中毒は黄リン配合の殺鼠(さっそ)剤(猫(ねこ)いらず)によるものが代表的で,肝臓・胃腸障害,意識障…

タンニン

百科事典マイペディア
水溶液が鞣皮性を持つ植物成分で,多数のフェノール性水酸基をもつ芳香族化合物の総称。分子量は600〜2000ぐらい。収斂(しゅうれん)性の味をもつ。ピ…

オルトパラ配向性 オルトパラはいこうせい ortho-para orientation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
芳香族化合物の置換反応でベンゼン核にすでに置換基が存在する場合に,第2の置換基が導入される位置が制限を受ける。ハロゲン,ニトロ基,スルホン酸…

今日のキーワード

ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

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