ゆらい‐がき【由来書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事の由来を書き記したもの。由緒書。由来記。[初出の実例]「神宮屋(かにはや)の家の由来書(ユライガキ)、田地や地面や家屋敷に、付いて…
ろくろ‐し【轆轤師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 轆轤細工の職人。ひきものし。轆轤工。木地屋。ろくろ。ろくろひき。轆轤師〈七十一番職人歌合〉[初出の実例]「ろくろしどもゐて、御器ど…
まつえ‐しげより【松江重頼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸初期の俳人。俳号は維舟。俗称大文字屋治右衛門。松永貞徳に師事。門下に鬼貫、言水などがいる。編書に「犬子集」「毛吹草」「佐夜中山集」など…
小原木(おはらぎ)
- デジタル大辞泉プラス
- 三重県鈴鹿市、大徳屋長久が製造・販売する銘菓。丸く焼いた薄い小麦粉の生地に餡をのせ、ふたつ折りにした半月型の焼き菓子。鈴鹿市内では同様の菓…
がじゃ豆
- デジタル大辞泉プラス
- 鹿児島県奄美市、喜久屋がじゃ豆本舗が製造・販売する銘菓。ピーナッツなどのナッツに黒砂糖を糖衣した豆菓子。「ガジュマル豆」「ガジャマル豆」と…
トルネコ
- デジタル大辞泉プラス
- ロールプレイングゲーム、「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するキャラクター。武器屋の商人。初登場は「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」。そ…
市川猿之助(1世) いちかわえんのすけ[いっせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]安政2(1855)[没]1922. 東京歌舞伎俳優。屋号澤瀉 (おもだか) 屋。殺陣師 (たてし) 坂東三太郎の子。9世市川団十郎の門下でその脇役をつとめたが…
かいきん‐シャツ【開襟シャツ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( シャツは[英語] shirt ) 男子用の、前襟の開いた半袖のシャツ。ネクタイを結ばないで着用する。開襟。《 季語・夏 》[初出の実例]「開…
ガラス‐うつし【硝子写】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ガラス板や焼物の表面に写真を焼きつけること。また、その写真。ガラス撮り。[初出の実例]「当時は硝子撮しといふ簡便の写真、小型の桐箱…
常安町じようあんまち
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:大阪市北区常安町[現]北区中之島(なかのしま)四―六丁目西信(さいしん)町の西にあり、土佐堀(とさぼり)川に南面して東西に延びる。淀…
双六町すごろくちよう
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:蒲生郡日野町日野町双六町[現]日野町大窪(おおくぼ) 双六町内池(うちいけ)町の西に続き、日野大窪町のほぼ中央南寄りにある。塗師屋(…
中之郷村なかのごうむら
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:知多郡南知多町中之郷村[現]南知多町内海(うつみ)北部は柿並(かきなみ)村(現美浜町)境の丘陵で南は平地となり、内海川の西岸に集落…
浅草田原町三丁目あさくさたわらまちさんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:台東区旧浅草区地区浅草田原町三丁目[現]台東区雷門(かみなりもん)一丁目・浅草一丁目浅草田原町二丁目の北にあり、浅草広小路から西に…
南勘四郎町みなみかんしろうまち
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:大阪市南区南勘四郎町[現]南区南船場(みなみせんば)三―四丁目車(くるま)町の西にある両側町。町域は心斎橋(しんさいばし)筋から五幸…
吉津町・古吉津町よしづまち・ふるよしづまち
- 日本歴史地名大系
- 広島県:福山市福山城下吉津町・古吉津町[現]福山市吉津町土(ど)橋の北詰一帯を町域とし、東部を吉津町、西部を古吉津町が占める。当地を含む福…
連尺町れんじやくまち
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:浜松市浜松城下連尺町[現]浜松市連尺町・紺屋町(こうやまち)・肴町(さかなまち)・伝馬町(てんまちよう)浜松城大手口の南に位置し、…
中之町なかのちよう
- 日本歴史地名大系
- 岡山県:津山市津山城下中之町[現]津山市中之町出雲往来の両側に東西に連なる町。西は勝間田(かつまだ)町、東は西新(にししん)町、南は吉井川…
いかりとももり【碇知盛】
- デジタル大辞泉
- 浄瑠璃「義経千本桜」の二段目「渡海屋」「大物浦」の段が、人形浄瑠璃および歌舞伎で上演される際の通称。義経に復讐ふくしゅうしようとした平知盛…
若王子 (にゃくおうじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 紀伊(きい)熊野三山の祭神。若一王子とも。十二所権現,熊野五所王子のひとつにかぞえられる。平安末期に京都白川に勧請(かんじょう)され,白川熊野(若…
岡田小八郎 (おかだ-こはちろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代前期の商人。寛永(1624-44)ごろの近江(おうみ)(滋賀県)の人。松前屋岡田八十次の分家。九州地方を得意先とした。鹿児島藩に出入りして…
狩野洞寿 (かのう-どうじゅ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1777 江戸時代中期の画家。浅草猿屋町代地分家狩野家の洞琳の子。宝暦12年朝鮮への贈呈屏風を制作した。安永6年11月26日死去。名は克信。別号に…
草野本家
- デジタル大辞泉プラス
- 大分県日田市にある住宅。豆田町伝統的建造物群保存地区に位置する商家。江戸時代中期~後期に建てられた主屋や蔵などは「草野家住宅」として国の重…
うお‐ぎれ(うを‥)【魚切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うおきれ」とも ) 魚が店で品切れになっていること。[初出の実例]「銀杏屋(いてふや)も、横町のも、魚切(ウヲギ)れだと言うてぢゃわ…
かくそで‐がいとう(‥グヮイタウ)【角袖外套】
- 精選版 日本国語大辞典
- 角袖外套〈日用百科全書〉〘 名詞 〙 角形の袖をつけた、和服仕立ての外套。男性の和服用コート。[初出の実例]「蒲団屋の旦那のやうに角袖外套(カク…
おおや‐の‐うらずみ【大屋裏住】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の狂歌師。号は萩廼屋(はぎのや)。江戸で更紗染屋から貸家を業とした。野呂松(のろま)人形の名手ともいわれる。享保一九~文化七年(一七三…
さら・える(さらへる)【掠・攫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙 [ 文語形 ]さら・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 すっかり持ち去る。全部を連れ去る。[初出の実例]「一家(いっけ)…
ハーディ Hardy, Oliver
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1892.1.18. アトランタ[没]1957.8.7. ハリウッドアメリカの喜劇映画俳優。 S.ローレルと組んだどたばた喜劇が人気を呼んだ。日本では「極楽シリ…
やぬち【屋内・家内】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「やのうち」の意 ) 家の内。屋内。[初出の実例]「梳も見じ屋中(やぬち)も掃かじ草枕旅行く君を斎(いは)ふと思(も)ひて」(出典:万葉集…
尾上多賀之丞(2世) おのえたがのじょう[にせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]嘉永2(1849)[没]1899.6.26. 東京歌舞伎俳優。屋号音羽屋。女方。2世尾上菊次郎の養子。慶応2 (1866) 年2世襲名。初めは上方,のち東京で立女方と…
しりきり‐とんぼ【尻切蜻蛉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しりきりとんぼう」とも ) =しりきれとんぼ(尻切蜻蛉)[初出の実例]「女郎屋のひゃうし木は、〈略〉カカカカチとはうたず、しりき…
ざ‐がかり【座掛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 本格的な舞台で上演すること。転じて、芸が本格的なこと。本座がかり。[初出の実例]「座がかりのおどり狂言作りの富永平兵衛と両人にて」…
さそく【早足】 が 利((き))く
- 精選版 日本国語大辞典
- 足が速い。速く走ることができる。また、機敏に行動できる。[初出の実例]「さそくは利(き)いつ、長刀とりのべ、畳み重ねて誘間あらせず切り払へば」(…
ひゃっか‐てん(ヒャククヮ‥)【百貨店】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多種類の商品を大きな売場の中で各部門に分けて販売する大規模な小売店。デパート。[初出の実例]「三越白木屋等の大阪の百貨店でモスリン…
ふき‐た・てる【拭立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙 しきりに拭く。十分に拭いてきれいにする。[初出の実例]「拭(フキ)立てお上(うへ)の敷居ひからする〈孤屋〉 尚言つのる…
ふな‐かげ【船影】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遠くに見える船の姿。船方のことばでは、帆など高い構造物だけでなく船体が見える場合にいう。[初出の実例]「舟影も人影も、きえて見えず…
齷 24画
- 普及版 字通
- [字音] アク[字訓] ちいさい・こせつく[字形] 形声声符は屋(おく)。〔説文〕にみえず、漢・劉向〔楚辞、九、憂苦〕に「促(あくさく)」の語があり、齷…
大名貸 (だいみょうがし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代における町人の大名(藩)への金銀貸付け。藩は年貢米その他蔵物の中央都市への回送・売払いによって幕府発行の全国貨幣を獲得し,その貨幣…
名請人 (なうけにん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 検地帳に名前を登載されている農民のこと。検地によって田畑,屋敷地の所持者として領主に認定され,その田畑,屋敷地にかかる年貢,諸役を負担する…
物毎早穐 (ものごと-はやあき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の狂歌師。摂津池田(大阪府)の酒造家。狂歌は鶴廼屋乎佐丸(つるのや-おさまる)の社中。編著に文政8年(1825)の「俳諧(はいかい)古…
じょう‐まえ〔ヂヤウまへ〕【錠前】
- デジタル大辞泉
- 戸やふたなど、開けたてする所につけて、他人が勝手に開けられないようにする金具。錠。「錠前をおろす」「錠前屋」[類語]錠・鍵・キー・南京錠・合…
中村芝翫(3世) なかむらしかん[さんせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]文化7(1810).江戸[没]弘化4(1847).11.2.歌舞伎俳優,日本舞踊中村流家元。屋号加賀屋。天保7 (1836) 年3世芝翫を襲名。和実を得意とし,実川延三…
松本幸四郎(1世) まつもとこうしろう[いっせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]延宝2(1674)[没]享保15(1730)歌舞伎俳優。屋号高麗屋。享保1 (1716) 年小四郎改め幸四郎。実事,荒事に長じ,河津の三郎,和藤内などを当り芸と…
さよぎぬせんたろう(さよぎぬセンタラウ)【小夜衣千太郎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎脚本「勧善懲悪覗機関(かんぜんちょうあくのぞきからくり)」に書かれた伊勢屋千太郎と吉原の遊女となった丁字屋小夜衣のこと。また、二人の道…
しゅん‐う【峻宇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 高い軒。軒の高い家。[初出の実例]「世人好起二豊屋峻宇一。殆至二山レ節藻一レ梲」(出典:本朝文粋(1060頃)一二・池亭記〈慶滋保胤〉)…
とき【時】 と 場合((ばあい))
- 精選版 日本国語大辞典
- その時々の場合。その時の時期と情勢。[初出の実例]「時(トキ)と場合(バアヒ)によりては大に怒り大に泣く事もあるべしと思へど」(出典:春迺屋漫筆(…
てがら‐わげ【手絡髷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 手絡髷〘 名詞 〙 江戸吉原で流行した、手絡を用いて結う髪形の一種。てがらまげ。てがらむすび。[初出の実例]「かみは手がらわげ。かみのうへは小間…
あきれ【呆】 が=宙返((ちゅうがえ))りをする[=とんぼ返((がえ))りをする]
- 精選版 日本国語大辞典
- 「あきれかえる」をしゃれていう。ひどくあきれる。[初出の実例]「あきれが中返(チウがへ)りをして、葺屋町(ふきやてう)川岸へかるわざを出さア、ば…
むこう‐むき(むかふ‥)【向向】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 向こう側に向いていること。こちらに背をむけていること。[初出の実例]「向ふ向きの男は後からでよく分らなかったが、打割羽織を着て居て…
ど‐べっつい(‥べっつひ)【土竈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 土でつくったかまど。[初出の実例]「下手に蕎麦釜の土竈(ドベッツヒ)、二重に膳丼湯桶などを置き、総て入谷村蕎麦屋の体」(出典:歌舞伎…
あらし【嵐】 の 底((そこ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 嵐の吹く下の方。⇔嵐の上(うえ)。[初出の実例]「むかしきく野べのいは屋ぞあはれなるあらしのそこを夢にみえけん〈藤原俊成〉」(出典:千五百番歌合…