「成分」の検索結果

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オーライト おーらいと oolite

日本大百科全書(ニッポニカ)
堆積(たいせき)物あるいは堆積岩に含まれる魚の卵に似た球状の粒子。ウーライトとも表記する。径0.5~2ミリメートルのものが多く、同心球状の構造を…

モルヒネ

知恵蔵
がんの痛みを緩和するために使われる医療用麻薬。がんによる激しい痛みを緩和することは、がん患者の生活の質を維持するため重要とされている。国際…

モルヒネ徐放剤 モルヒネじょほうざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1日 12時間効果が持続し,外来でも処方可能な硫酸モルヒネ製剤。末期癌患者の激しい痛みを適応とする。難溶性のフィルムで錠剤がコーティングされて…

植物組織培養 しょくぶつそしきばいよう plant tissue culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
植物の組織を取り出し,適当な培地を含む培養器中で生育させること。人工的に培養条件の調節ができるため,温度,光,大気成分や種々の物質が植物の…

連続培養 れんぞくばいよう continuous culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
培養液を発酵槽内に連続的に供給するとともに,同量の発酵液を同時に抜き出して,槽内培養液中の培地組成が時間的に変化しない状態,すなわち定常状…

ドクウツギ(毒空木) ドクウツギ Coriaria japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ドクウツギ科の落葉小低木で,イチロベゴロシともいう。近畿地方以東の本州および北海道に分布し,河岸や林縁など日当りのよい荒れた場所によく生え…

ベニテングタケ(紅天狗茸) ベニテングタケ Amanita muscaria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
担子菌類マツタケ目テングタケ科。アカハエトリタケともいう。秋に,山林の地上に群生する。初め地中に菌蕾 (きんらい) と称する卵状のものを生じ,…

庵治石[石工] あじいし

事典 日本の地域ブランド・名産品
四国地方、香川県の地域ブランド。香川県高松市庵治町・牟礼町において産出された墓用・石碑用石材・自然石を使用してなる庭石ならびに香川県高松市…

金属欠乏星 (きんぞくけつぼうせい) metal-poor star

改訂新版 世界大百科事典
重元素の割合が,標準のものより少ない恒星。太陽系の近くの大部分の恒星は,太陽に似た元素組成の表面層をもっているが,なかには,ヘリウムより重…

音叉 (おんさ) tuning fork

改訂新版 世界大百科事典
均質な細長い鋼の棒を中央でU字形に曲げてそこに柄をつけたもの。先端に近い部分をたたくと,決まった周波数の音をかなり長い間発生させることができ…

有機分析 ゆうきぶんせき organic analysis

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機物質の分析法の総称。有機物質の分析は系統的に分析することができないので、おおよそ次のような順序で行う。(1)目的とするものが混合物である場…

グレートソルト湖 グレートソルトこ Great Salt Lake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アメリカ合衆国,ユタ州の北西部の湖。西半球最大の塩水湖。面積は 1873年および 1980年代中頃の最高水位のとき 6200km2,1963年の最低水位のときが …

玄武岩【げんぶがん】

百科事典マイペディア
全岩のSiO2の質量比が45〜52%で,Na2O+K2Oが5%以下の火山岩。黒色または暗灰色の細粒緻密(ちみつ)な岩石で,長石と輝石を主成分とし,短冊状斜長…

ゴム

百科事典マイペディア
一般にゴムまたはガムと呼ばれている物質にはいくつかの種類があるが,ふつうゴムと言えば弾性を示す高分子化合物をさす。弾性ゴムともいう。天然ゴ…

カルシウム

百科事典マイペディア
元素記号はCa。原子番号20,原子量40.078。融点842℃,沸点約1503℃。アルカリ土類金属元素の一つ。1808年デービーが電解により初めて金属を得た。ラテ…

複塩 フクエン double salt

化学辞典 第2版
2種類以上の塩からなる高次化合物を分類するのに,溶解したときにその成分イオンに完全に分かれるものを複塩,そうでないものを錯塩と定義してきた.…

スフィンゴミエリン スフィンゴミエリン sphingomyelin

化学辞典 第2版
動物体内に広く分布している代表的なスフィンゴリン脂質の一つ.セレブロシドとともに脳から発見された.とくに脳,腎臓,脊髄などに含まれ,糖脂質…

ヘパリン ヘパリン heparin

化学辞典 第2版
L-イズロン酸2-硫酸が(α1→4)結合で2-デオキシ-2-スルファミド-D-グルコース 6-硫酸に結合した(a)とD-グルクロン酸が(β1→4)結合で同様に結合した(b)の…

春日神社かすがじんじや

日本歴史地名大系
徳島県:板野郡藍住町矢上村春日神社[現]藍住町矢上矢上(やかみ)地区の北西字春日にある。旧村社。主祭神は武甕槌命。創建年代未詳。建仁三年(…

油脂 ゆし fats and fatty oils

日本大百科全書(ニッポニカ)
脂肪酸とグリセリンのエステル、すなわちトリグリセリドを主成分とする物質の総称。タンパク質、炭水化物とともに脂質として生物体を構成する三大要…

香料植物 こうりょうしょくぶつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
揮発性の芳香成分を多量に含み、香料の原料となる植物をいうが、食品・菓子・飲料に加えて味覚を刺激する香辛料植物とは区別される。また、よい香り…

スカシマダラ (透斑)

改訂新版 世界大百科事典
鱗翅目マダラチョウ科スカシマダラ亜科Ithomiinaeに属する昆虫の総称。独立した科として扱われることがある。数百種が知られる。開張3.5~8cm。翅が…

高速フーリエ変換 (こうそくフーリエへんかん) fast Fourier transformation

改訂新版 世界大百科事典
FFTともいう。周期関数は正弦波ならびに余弦波の重ね合せで表すことができる。これを周期関数のフーリエ展開という。これを拡張して,任意の関数s(t…

モレキュラーシーブ molecular sieve

改訂新版 世界大百科事典
アメリカのリンデLinde社が製造している合成沸石の商品名。沸石はその結晶構造によっては分子の大きさとほぼ同じレベルの径の細孔をもち,この作用に…

芳香療法 ほうこうりょうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
植物の芳香や薬効成分を利用し心身の治癒をはかる療法。アロマテラピーともいう。香水や日本古来の香道などを連想しがちであるが,ヨーロッパでは精…

団塊

岩石学辞典
① nodule: 堆積岩中に周囲のマトリクスと分離して不規則に成長した物体で,関連のない塊として産出し,一般に母岩やマトリクスとは異なる組成の物質…

コバルト

百科事典マイペディア
元素記号はCo。原子番号27,原子量58.933194。融点1495℃,沸点2930℃。鉄族に属する元素の一つ。1735年G.ブラントが発見。鉄に似た光沢をもつ灰白色の…

炭素【たんそ】

百科事典マイペディア
元素記号はC。原子番号6,原子量12.0096〜12.0116。非金属元素の一つ。天然には無定形炭素(比重1.8〜2.1),石墨(1.9〜2.3),ダイヤモンド(3.15…

海況 (かいきょう) oceanic conditions

改訂新版 世界大百科事典
海の状態を総合的に表すことば。通常は水温および塩分の分布,水色や透明度,水塊と酸素や窒素などの化学成分の分布,微生物のようす,海流および風…

ダイウイキョウ (大茴香) star anise Illicium verum Hook.f.

改訂新版 世界大百科事典
果実から中華料理の香辛料の五香粉(ウーシアンフン)を採るシキミ科の常緑低木。トウシキミともいう。原産地は中国広西チワン族自治区からインドシ…

放射性セシウム体外除去剤

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
製品名 ヘキサシアノ鉄酸鉄水和物製剤 ラディオガルダーゼ(日本メジフィジックス)  放射性セシウムによる体内汚染を軽減させるために使用される薬…

シクロペンタジエン シクロペンタジエン cyclopentadiene

化学辞典 第2版
C5H6(66.10).コールタールの低沸点留分,ナフサ分解副生油中に存在する.室温で容易に二量化してジシクロペンタジエンとなり,これを熱分解するとシ…

不定 bùdìng

中日辞典 第3版
1 [副]決まっていない;わからない.▶通常,後に疑問を表す成分を伴う.这场比赛~谁输shū谁…

石炭ガス化 せきたんがすか gasification of coal

日本大百科全書(ニッポニカ)
石炭に水蒸気、酸素、空気、水素などを単独に、あるいは併用して作用させ、水素、一酸化炭素、メタンなどを有効主成分とする気体燃料あるいは合成原…

チェレンコフ Pavel Alekseevich Cherenkov 生没年:1904-90

改訂新版 世界大百科事典
ソ連の物理学者。ボロネジ大学物理数学部に学んだ後,1930年にソ連科学アカデミーのレーベデフ物理学研究所に入る。ラジウムの放射線が種々の液体に…

テラ・フィルメ terra firme

改訂新版 世界大百科事典
アマゾニア(アマゾン川流域)の,主として第三紀の堆積物から形成された,洪水時の最高水位でも浸水しない高地のこと。〈堅い土地〉の意で,バルゼ…

チンゲンサイ

食の医学館
《栄養と働き&調理のポイント》  中国中南部が原産地のアブラナ科の野菜です。  わが国へ入ってきたのは十数年前ですが、急速に広がり、中国野菜…

金属過剰星 (きんぞくかじょうせい) metal-rich star super metal-rich star

改訂新版 世界大百科事典
略してSMRともいう。恒星大気の化学組成を調べると,水素に対する金属の量は,星によって違う。平均的な金属量の星の集団としてヒヤデス星団をとり,…

オールスパイス allspice Pimenta dioica (L.) Merr.(=P.officinalis Lindl.)

改訂新版 世界大百科事典
フトモモ科の常緑小高木。ピメントpimentoともいう。果実は香辛料として著名で,これ一品でスパイスの三大名品チョウジ,ニッケイ,ニクズクの香味を…

オレイン酸 (オレインさん) oleic acid

改訂新版 世界大百科事典
油酸,シス-9-オクタデセン酸ともいう。動植物油脂成分として天然に広く存在する代表的な不飽和脂肪酸。化学式CH3(CH2)7CH=CH(CH2)7COOH。無色…

ブロシャン銅鉱 ぶろしゃんどうこう brochantite

日本大百科全書(ニッポニカ)
銅の二次鉱物の一つ。地表での硫化銅鉱物を主とする鉱石の分解によって生成される。自形は柱状ないし針状。層状や皮膜状の集合をなす。日本では秋田…

野副 鉄男 ノゾエ テツオ

20世紀日本人名事典
昭和・平成期の化学者 東北大学名誉教授。 生年明治35(1902)年5月16日 没年平成8(1996)年4月4日 出生地宮城県仙台市 学歴〔年〕東北帝国大学理学部…

ガス(気体) がす gas

日本大百科全書(ニッポニカ)
物質の集合状態の一つである気体のこと。日常生活では、都市ガス、火山などの噴出ガス、海上や山岳で発生する煙霧(えんむ)、身体内あるいは腐敗物な…

あざ あざ / 痣

日本大百科全書(ニッポニカ)
皮膚色の限局性異常(斑(はん))に対する俗称。厳密に医学用語と対応させることはむずかしいが、皮膚色によって分けて考えると、だいたい次のように…

灰チタン石 カイチタンセキ perovskite

化学辞典 第2版
CaTiO3.ペロフスキー石,ペロブスカイトともいう.火成岩・変成岩の副成分鉱物として産出する.単斜晶系,空間群 P 21/m,格子定数 a0 = 0.537,b0…

血液製剤【けつえきせいざい】

百科事典マイペディア
血液成分を原料とする薬品の総称。献血などで採血した血液を遠心分離して各成分に分けて,用途ごとに製剤にする。たとえば,赤血球は貧血や癌(がん)…

スカルン

岩石学辞典
古いスウェーデンの鉱山用語.鉄鉱床あるいは硫化鉱床に伴われる珪酸塩鉱物の脈石(gangue),または石灰に富む珪酸塩鉱物で構成された接触岩.石灰…

発煙剤 (はつえんざい)

改訂新版 世界大百科事典
煙を発生する薬剤。物理煙と化学煙を出すものがある。物理煙は煙物質が発煙剤の成分に含まれていて,それが燃焼するとき蒸発して煙になるもの,化学…

げんぱつせいめんえきふぜんしょうのけんさとしんだん【原発性免疫不全症の検査と診断】

家庭医学館
 無(む)ガンマグロブリン血症(けっしょう) この病気では、病原体を抗原として結合し、これを無力化する抗体(こうたい)(γ(ガンマ)グロブリ…

羊水塞栓 (女性の病気と妊娠・出産)

六訂版 家庭医学大全科
 羊水塞栓はお産の最中または出産の直後に、突然の呼吸困難、胸部の苦悶(くもん)感が生じ、不穏状態、けいれん、ショック状態、呼吸停止、DIC(播種…

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