「H」の検索結果

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トリコマイシンA トリコマイシンエー trichomycin A

化学辞典 第2版
C58H84N2O18(1097.27).代表的なポリエン系大環状抗真菌性抗生物質.放射菌Streptomyces hachijoensisの産生する抗生物質の主成分.脂溶性淡黄色の粉…

バクテリオロドプシン バクテリオロドプシン bacteriorhodopsin

化学辞典 第2版
好塩古細菌Halobacterium halobiumの膜にぎっしり並んでいる紫色の色素タンパク質.構造は視細胞のロドプシンと似ているが,機能は異なり,光駆動性 …

アスピドスペルミン アスピドスペルミン aspidospermine

化学辞典 第2版
C22H30N2O2(354.49).キョウチクトウ科Aspidosperma quebracho-blanco Schlect.,Vallesia dichotoma Ruiz.などに含まれるインドールアルカロイドの…

ジエチルスチルベストロール ジエチルスチルベストロール diethylstilbestrol

化学辞典 第2版
C18H20O2(268.34).合成エストロゲン(卵胞ホルモンあるいは発情ホルモン).ステロイド骨格を有しないが,17β-エストラジオールのB,C環を開いた構造…

セバシン酸 セバシンサン sebacic acid

化学辞典 第2版
decanedioic acid.C10H18O4(202.24).HOOC(CH2)8COOH.二塩基酸の一種.ひまし油中に含まれている.ひまし油あるいはリシノール酸を水酸化アルカリ…

カルコン カルコン chalcone

化学辞典 第2版
1,3-diphenyl-2-propen-1-one.C15H12O(208.25).天然には存在せず,アセトフェノンとベンズアルデヒドの縮合により合成される.橙黄色の柱状晶.融…

トリエチルホスフィン トリエチルホスフィン triethylphosphine

化学辞典 第2版
P(C2H5)3(118.16).三塩化リンとエチルリチウムまたは塩化エチルマグネシウムとの反応によって合成される.無色の液体.沸点127.5 ℃.0.812.1.45799…

シマジン シマジン simazine

化学辞典 第2版
2-chloro-4,6-bis(ethylamino)-1,3,5-triazine.C7H12ClN5(201.66).代表的なトリアジン系除草剤の一つ.塩化シアヌルとエチルアミンとを反応させて…

スルホン酸 スルホンサン sulfonic acid

化学辞典 第2版
一般式RSO3Hで表される化合物の総称.芳香族スルホン酸は,芳香族炭化水素,アミン,フェノールなどをスルホン化すると得られる.脂肪族スルホン酸は…

ファンデルワールス半径 ファンデルワールスハンケイ van der Waals radius

化学辞典 第2版
接触しているが,互いに結合していない原子間の最近接距離の半分.原子に固有の半径で,代表的な原子について以下に示す(単位 Å).H:1.10~1.30,He…

ヘテロセントロン へてろせんとろん [学] Heterocentron

日本大百科全書(ニッポニカ)
ノボタン科(APG分類:ノボタン科)の不耐寒性多年草または低木。メキシコ、中央アメリカに27種が分布する。よく知られるメキシコノボタンH. macrost…

スルホン化 (スルホンか) sulphonation sulfonation

改訂新版 世界大百科事典
スルホ基-SO3Hを導入するための有機化合物合成反応。スルホン化試剤としては,硫酸H2SO4,発煙硫酸,三酸化硫黄SO3,クロロ硫酸HSO3Cl,フルオロ硫…

塩化マグネシウム えんかまぐねしうむ magnesium chloride

日本大百科全書(ニッポニカ)
マグネシウムと塩素の化合物。無水和物のほかに、二、四、六、八、十、12水和物などがあるが、常温では六水和物(単斜晶系)がもっとも安定である。…

シラミ類 シラミるい Anoplura; sucking louse

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
シラミ目に属する昆虫の総称。ヒトや獣に外部寄生して吸血し,感染症の媒介者として知られる衛生害虫である。体は小型,扁平で細長いものが多いが,…

酸化リン サンカリン phosphorus oxide

化学辞典 第2版
【Ⅰ】三酸化二リン:P2O3(109.95).三酸化リンともいう.リンを酸素の供給を制限して酸化して得られる.融点23.8 ℃,沸点173 ℃.沸点近くの気体はP4O…

気成鉱床 きせいこうしょう pneumatolytic deposit

日本大百科全書(ニッポニカ)
水などの揮発性成分に富むマグマ残液に関連して生成する鉱床。マグマ固結の過程(マグマ結晶分化作用ともいう)で、マグマから親石元素は珪(けい)酸…

カサネカンザシゴカイ かさねかんざしごかい / 重簪沙蚕

日本大百科全書(ニッポニカ)
環形動物門多毛綱定在目カンザシゴカイ科のヒドロイデス属Hydroidesの海産動物の総称。沿岸の岩礁に着生し、白い石灰質の棲管(せいかん)の中で生活し…

『大学の起源』 だいがくのきげん

大学事典
日本における本格的な大学史研究は,H. ラシュドール,H.著,横尾壮英訳『大学の起源』上・中・下巻,東洋館出版社(1968~70年)の刊行に始まるとい…

塩化カドミウム (えんかカドミウム) cadmium chloride

改訂新版 世界大百科事典
化学式CdCl2。融点568℃,沸点960℃,比重4.047(25℃),水に対する溶解度140g/100g H2O(20℃)。金属カドミウムに450℃で塩化水素ガスを反応させてつく…

オキシム oxime

改訂新版 世界大百科事典
アルデヒドRCHOあるいはケトンRCOR′がヒドロキシルアミンH2NOHと脱水縮合することによって生成する化合物の総称。アルデヒドから生成するRCH=NOHを…

クロロイリジウム酸塩 (クロロイリジウムさんえん) chloroiridate

改訂新版 世界大百科事典
目次  ヘキサクロロイリジウム(Ⅲ)酸塩  ヘキサクロロイリジウム(Ⅳ)酸塩酸化数3および4のイリジウムに,塩化物イオンが6個配位した正八面体形…

次亜塩素酸カルシウム (じあえんそさんカルシウム) calcium hypochlorite

改訂新版 世界大百科事典
化学式Ca(ClO)2。水酸化カルシウム(消石灰)Ca(OH)2の粉末に塩素を吸収させると, 2Ca(OH)2+2Cl2─→Ca(ClO)2+CaCl2+2H2Oの反応で,この…

石膏 せっこう gypsum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
CaSO4・2H2O 。単斜晶系の鉱物。比重 2.3~2.37,硬度2。無色または白色,ときに帯青,帯黄,帯灰色など。結晶は,卓状,柱状,塊状,繊維状など。晶…

ニューヨーク・タイムズ The New York Times

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
世界的に権威のあるアメリカの代表的日刊紙。 1851年9月 H.レイモンドらが創刊。初め『ニューヨーク・デーリー・タイムズ』と号していたが,57年現在…

確率論理学 かくりつろんりがく probability logic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
確率概念の根拠づけは,(1) 論理説,(2) 頻度説,(3) 主観説の3つの立場から考えられている。 (1) は確率は所与の情報と仮説間の計算可能な,したが…

水平化効果 スイヘイカコウカ leveling effect

化学辞典 第2版
両性溶媒である水のなかで,もっとも強い酸はオキソニウムイオン(H3O+)であり,もっとも強い塩基は水酸化物イオン(OH-)である.水のなかで完全にイ…

二塩化酸化ジルコニウム(Ⅳ) ニエンカサンカジルコニウム zirconium(Ⅳ) dichloride oxide

化学辞典 第2版
ZrCl2O(178.13).塩化ジルコニル(zirconyl chloride)ともいう.普通は八水和物.八水和物は構造上,[Zr4(OH)8・16H2O]Cl8・12H2Oの水酸化塩化物である…

配位説 (はいいせつ) coordination theory

改訂新版 世界大百科事典
高次化合物の構造および結合状態について,ドイツのA.ウェルナーが1893年提出した考え方。その後部分的には修正されたが,基本的な考え方は正しいこ…

脂肪酸酸化回路 (しぼうさんさんかかいろ)

改訂新版 世界大百科事典
長鎖遊離脂肪酸は,酸化される前にまず,細胞質ゾルcytosolからミトコンドリアの中に移行する。その後複雑な過程を経て最終的にはそれぞれの脂肪酸の…

生物電池 せいぶつでんち biochemical fuell cell biofuel cell

日本大百科全書(ニッポニカ)
酵素や菌などの生体触媒を使用し、水素やメタノール、グルコースなどと酸素とを生物電気化学的に反応させ、直接電気エネルギーを得るバイオ燃料電池…

エルステッド oersted

改訂新版 世界大百科事典
CGS電磁単位系(CGS emu)における磁場の強さの単位。デンマークの物理学者H.C.エルステッドにちなんで名づけられ,記号はOe。磁場内におかれた1電磁…

マンサニヨ Manzanillo

改訂新版 世界大百科事典
メキシコ中央部,太平洋岸コリマ州の港湾都市。人口10万1536(2003)。1535年H.コルテスはここからカリフォルニア半島探検に出発している。植民地時…

ツンツ Leopold Zunz 生没年:1794-1886

改訂新版 世界大百科事典
ドイツ系ユダヤ人で,近代ユダヤ学の基礎を築いた代表的学者。当初H.ハイネらとベルリンにユダヤ人文化学術連盟を設立,ユダヤ文学史の研究に打ちこ…

バイオマイシン viomycin

改訂新版 世界大百科事典
1951年フィンレーA.C.Finlayらによって放線菌(Streptomyces属)培養液から得られた水溶性塩基性ペプチド抗生物質。ツベラクチノマイシンBと同一物質…

オルトギ酸エステル オルトギさんエステル orthoformic acid ester

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
合成化学に使われる試薬の一つ。ギ酸の水和物であるオルトギ酸 CH(OH)3 は遊離酸としては存在しないが,アルコールとのエステルとして存在する。クロ…

過安息香酸 かあんそくこうさん perbenzoic acid; benzoyl hydroperoxide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H5C(O)OOH 。強い酸化作用を示し,熱に不安定で爆発性のある無色の昇華性結晶。融点 41~43℃。水に溶けにくいが,水に触れると液化する。多…

αβγ理論 アルファベータガンマりろん α-β-γ theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1948年 R.アルファ,H.ベーテ,G.ガモフの3人によってつくられた宇宙にある元素の起源を説明する理論。宇宙の初めは高温高密度の中性子ガスからでき…

アイブズ Ives, Charles Edward

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1874.10.20. コネティカット,ダンベリー[没]1954.5.19. ニューヨーク20世紀初頭のアメリカを代表する作曲家。その急進的技法と特異の思想性によ…

カリフォルニア半島 (カリフォルニアはんとう) California Península

改訂新版 世界大百科事典
北アメリカ西岸,メキシコ北西端から南南東に延びる細長い半島。長さ1200km,幅50~250km,面積約14万km2。シエラ・ネバダ山脈から連なる山脈のため…

ハーマン

百科事典マイペディア
ドイツの哲学者,宗教思想家。ケーニヒスベルク出身。その鬱然(うつぜん)たる学風から〈北方の賢者〉と称される(ちなみに〈南方の賢者〉はスイスの…

ブチレン

百科事典マイペディア
化学式はC4H8。炭素数4の脂肪族鎖式不飽和炭化水素。ブテンともいい,3種類の構造異性体がある。常温・常圧下では気体だが,加圧または冷却によっ…

コカイン

百科事典マイペディア
化学式はC17H21O4N。 コカノキの葉に含まれるアルカロイド。ふつう塩酸塩(無色結晶または白色の結晶性粉末で苦味,舌を麻痺(まひ))として用いる。…

アルギニン

栄養・生化学辞典
 C6H14N4O2 (mw174.20).  塩基性アミノ酸の一つで,動物の状態(急速に成長している幼動物など)によっては,体内の生合成速度が不十分なために…

チーグラー触媒【チーグラーしょくばい】

百科事典マイペディア
チーグラー=ナッタ触媒とも。第IV〜VIII族の遷移金属化合物と,第I〜III族の金属の水素化物または有機金属化合物とを組み合わせたもの。1953年にチー…

ニュルンベルク

百科事典マイペディア
ドイツ,バイエルン州の北部の都市。金属,電機,機械,醸造,玩具などの工業が行われる。11世紀来の古城やゴシック聖堂,画家デューラーの生家等の…

拡張BIOS

ASCII.jpデジタル用語辞典
拡張カードの機能をサポートするために、拡張カード上のROM内に内蔵されたBIOSのこと。通常、拡張BIOSはメモリー空間のC000h~DFFFhの範囲にマップさ…

だいち2号

知恵蔵mini
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する地球観測衛星「陸域観測技術衛星2号」(ALOS-2)の愛称。自然災害や自然破壊による地殻変動をレーダーで詳細に観測…

アイルランド国立絵画館 アイルランドこくりつかいがかん National Gallery of Ireland, Dublin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ダブリンにある国立美術館。 1853年のダブリン大展覧会を契機に,鉄道王ウィリアム・ダーガンなどの資金援助を受け,64年に開館。 H.ドイルのもとで…

分裂植物 ぶんれつしょくぶつ schizophyte

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
有性生殖をせずに細胞分裂によってふえる植物という意味で,具体的には,核膜で境された核をもたない原核生物,すなわち細菌および藍藻類に一致する…

ペイン Payne, John Howard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1791.6.9. ニューヨーク[没]1852.4.9. チュニスアメリカの俳優,劇作家。『ブルータス』 Brutus,or the Fall of Tarquin (1818) で注目され,そ…

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ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

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