ねんぶつはやしもの【念仏拍物】
- 改訂新版 世界大百科事典
要物契約 ようぶつけいやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 契約を結ぼうとする両当事者の意思表示の合致のほかに、一方当事者の目的物の引渡しその他の給付があって初めて成立する契約。諾成契約(意思表示の…
両性酸化物 りょうせいさんかぶつ amphoteric oxide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸化物のうち、酸に対しては塩基として作用し、塩基に対しては酸として作用するものをいう。酸化物のうち、非金属の酸化物、および金属でも高酸化数…
障害物競走 しょうがいぶつきょうそう steeplechase
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 陸上競技の男子トラック種目。 3000SCとも呼ばれ,競技者は 3000mの距離を,障害 28個,水濠7個を越えて走り着順を競う。障害物は高さ 91.4cm (±3mm)…
深海堆積物 しんかいたいせきぶつ abyssal sediment
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 深海底に分布する堆積物。プランクトンの遺骸,火山灰,宇宙塵などによって形成されたものとみられる。石灰質軟泥,ケイ質軟泥および遠洋性粘土 (→赤…
大岡政談物 (おおおかせいだんもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎,講談,人情噺,浪花節などで江戸南町奉行大岡越前守が登場する作品群をいう。大岡忠相は,享保年間(1716-36)に町奉行をつとめ,名奉行の聞…
工作物責任 (こうさくぶつせきにん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 建物の崩壊など工作物に起因する事故につき,工作物の設置または保存に瑕疵(かし)がある場合に成立する特別の賠償責任(民法717条)。ここに瑕疵と…
散切物 (ざんぎりもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎狂言の一系統。明治初年の新風俗を採り入れた世話物で散切狂言ともいう。断髪廃刀の自由が認められたのは1871年(明治4)8月で,旧幕時代から…
三番目物 (さんばんめもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 能の種別の名。五番立分類(江戸時代の1日の番組編成基準に基づく分類法)で第3番目に置かれる能。1日の演能の中心をなす幽玄味の濃い曲で,舞歌の要…
忠臣蔵物 (ちゅうしんぐらもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- (1)赤穂浪士の復讐譚に取材した歌舞伎および人形浄瑠璃の作品の総称。〈忠臣蔵物〉という呼称は,代表作《仮名手本忠臣蔵》の名題に拠る。〈蔵〉は…
天工開物 (てんこうかいぶつ) Tiān gōng kāi wù
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の明王朝が滅びる直前の1637年(崇禎10)に江西省奉新県出身の宋応星によって書かれた技術書。全3巻。農業にはじまり,珠玉の採取に終わっており…
プラスチック廃棄物 (プラスチックはいきぶつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 企業からの産業廃棄物としてのプラスチック廃棄物は年間500万t以上に達すると推定される。企業からのプラスチック廃棄物は,比較的種類,量がまとま…
人吉挽物[木工] ひとよしひきもの
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 九州・沖縄地方、熊本県の地域ブランド。人吉市で製作されている。桑や欅を材料として使用。ろくろで円形に整え、拭き漆で仕上げられる。熊本県伝統…
おうさかものぐるい(あふさかものぐるひ)【逢坂物狂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 謡曲。四番目物。廃曲。世阿彌作。人買いにとられた子を尋ね歩いた父親が、逢坂の関で盲目の芸能者に連れられたわが子と再会する。盲目の男は関の明…
おおじだい‐もの(おほジダイ‥)【大時代物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浄瑠璃、歌舞伎の時代物の中で、特に源平時代以前の事柄を脚色したもの。王代物。王朝物。大時代事。大時代。
物指蜻蛉 (モノサシトンボ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Copera annulata動物。イトトンボ科の昆虫
味物豆 (アジモノマメ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。トウダイグサ科の常緑低木・小高木,薬用植物。ハズの別称
酸物草 (スイモグサ・スイモノグサ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。カタバミ科の多年草,薬用植物。カタバミの別称
あたら‐もの【惜物・惜者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 そのままむなしくすたらせてしまうには惜しい、価値あるもの、こと、また、人。あったらもの。[初出の実例]「あたらものを。我がために塵…
日立風流物
- 事典 日本の地域遺産
- (茨城県日立市宮田町)「無形文化遺産」指定の地域遺産。日立風流物は、日立市宮田地区の神峰(かみね)神社祭礼に行われる行事。可動式の山車には5層構…
こしのもの‐ぶぎょう(‥ブギャウ)【腰物奉行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸幕府の職名。若年寄の支配下で、将軍の用いる刀や諸侯に賜う刀剣のことなどをつかさどった。腰物番頭。〔吏徴(1845)〕
さおもの‐がし(さをものグヮシ)【棹物菓子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 羊羹(ようかん)、外郎(ういろう)など、細長く棒状をしている和菓子の総称。練った材料を棹などに流してかためるところからこの名がある。…
さる【然有】=物((もの))[=者((もの))]
- 精選版 日本国語大辞典
- ① そのようなもの。しかるべきもの。[初出の実例]「あなむくつけ。なでう、さる物をかもておはする」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)② もっと…
しきじものぐるい(しきヂものぐるひ)【敷地物狂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 謡曲。廃曲。菅生某の子松若が比叡山に登り、年経て故郷に帰ると父母もおらず家もなかった。松若は敷地の天神の説法に集まった人の中に狂気した母を…
しっぱり‐もの【しっぱり物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 身にこたえるもの。湯などが熱すぎることなどにいう。[初出の実例]「子供衆には、チトしっぱり物(モノ)でござりませう」(出典:滑稽本・…
火山噴出物 かざんふんしゅつぶつ ejecta; volcanic products
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火山の噴火によって地表に噴出したすべての物質。1回の噴火で放出される物質の量は数m3から 3000km3程度までかなりの差がある。小規模噴火が起こると…
しょうがいぶつ‐きょうそう(シャウガイキャウソウ)【障害物競走】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 運動会などの競技種目の一つ。走路にいろいろな障害を設け、それを跳び越えたり、くぐったりして決勝点により速やかに達することを競う…
静岡挽物
- デジタル大辞泉プラス
- 静岡県静岡市で生産される、ろくろ技術を使用した木工芸品。元治年間、元銘木商の酒井米吉という人物が箱根湯本の職人から挽物技術を習得し、静岡市…
戸河内刳物
- デジタル大辞泉プラス
- 広島県山県郡安芸太田町で生産される工芸品。杓子、茶さじなど木製の生活用品。宮島細工を起源とする。広島県指定伝統的工芸品。
スペリアン堆積物
- 岩石学辞典
- 洞穴堆積物(cave deposits)と同義[Twenhofel : 1950].ギリシャ語のspeloeion, ラテン語のspelaeumはどちらも洞穴(cave)の意味.
マイクロゾアル堆積物
- 岩石学辞典
- 有機質の軟泥など微細な有機物でできている堆積物[Page : 1888].
ジオペタル堆積物
- 岩石学辞典
- 地層の向きの判定に役立つ堆積構造および小地質構造をジオペタル(geopetal)という[木村ほか : 1973].石灰岩中の化石などの空洞の一部が膠結物質…
サブモレーン堆積物
- 岩石学辞典
- 流れ出た水で形成され成層した堆積物で,その後に氷河が上に乗ったものか,氷の底部が融けて形成されたもの[Antevs & MacClintock : 1934].
暗黒物クラスト
- 岩石学辞典
- 火成岩の中に含まれる角閃石または雲母の包有物の周りの,暗い色の微晶質ないし潜晶質の外殻.この中にはオージャイトの微晶,磁鉄鉱粒,橄欖石など…
窒素酸化物
- 栄養・生化学辞典
- NOxと総称.一酸化二窒素(N2O),一酸化窒素(NO),無水亜硝酸(N2O3),二酸化窒素(NO2),無水硝酸(N2O5)などをいう.
食品添加物
- 栄養・生化学辞典
- 食品衛生法第2条に次のように定義されている.「添加物とは,食品の製造の過程において又は食品の加工もしくは保存の目的で,食品に添加,混和,湿…
合物座
- 防府市歴史用語集
- 中世の合物[あいもの]をあつかう商人の組合(座[ざ])です。合物とは、鮮魚と干物の中間という意味で、塩づけの魚のことです。防府の特産品が…
孤児著作物 こじちょさくぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →オーファンワークス
炭素酸化物 たんそさんかぶつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
月越物 つきこしもの over-to-the-month money
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コール資金の一種で,当月中に回収することなく月を越してから回収されるもの。通常月越無条件物,すなわち月を越せば無条件に回収できるものをさす…
定形郵便物 ていけいゆうびんぶつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 第一種郵便物 (書状) のうち,その形状や重量,外部の記載事項などについて,一定の条件をそなえているものをいう。これは作業の合理化,機械化を可…
でんでん物 でんでんもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 義太夫狂言の別称。丸本物,丸本歌舞伎ともいう。義太夫節の太棹の三味線の音がでんでんと聞えるところからその名が起った。人形浄瑠璃の戯曲を歌舞…
都市廃棄物 としはいきぶつ urban waste
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 都市の活動に伴い,広く都市内から排出される廃棄物の総称。狭義には下水道,廃棄物処理などの公共的都市施設から発生する廃棄物をさし,都市系廃棄…
物名歌 ぶつめいか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 和歌の分類の一つ。「もののな」の歌,隠題 (かくしだい) の歌ともいう。事物の名を歌の意味とは無関係に詠み込んだ遊戯的な和歌。動植物名,地名,…
予定公物 よていこうぶつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 将来,特定の公の目的に供用するものと決定された個々の物。公物に準じて取扱われるのが普通である。たとえば,河川法は河川予定地の指定を定め (56…
耐火建築物 たいかけんちくぶつ fireproof building
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 主要構造部 (壁,柱,屋根,床,階段など) を耐火構造とした建築物で,外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に政令で定める構造の防火戸その他の防…
すえそうしゅうもの【末相州物】
- 改訂新版 世界大百科事典
すなのもの【砂之物】
- 改訂新版 世界大百科事典
たいごものぐるい【《大悟物狂》】
- 改訂新版 世界大百科事典
おのこ‐じもの(をのこ‥)【男子自物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は「のようなもの」の意の接尾語。副詞的に用いる ) 男子たるもの(として)。おとこじもの。[初出の実例]「をのこじもの君…