かいてん‐ほうぶつめん〔クワイテンハウブツメン〕【回転放物面】
- デジタル大辞泉
- ⇒放物面
原子
- 知恵蔵
- 原子は物質要素の実体を指す呼び名で、「これ以上分けることができないもの」という意味。元素は同種の原子を包括する呼び名。原子の種類は全宇宙を…
カリウム かりうむ potassium 英語 Kalium ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第1族に属し、アルカリ金属元素の一つ。カリウムはナトリウムとともに化合物として古くから人類によって利用されてきた。歴史植物体内にイオン…
元素分析 げんそぶんせき elementary analysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機物質の構成元素を検出し、その含有量を定める方法。普通、単に元素分析というときは、定量元素分析、とくに炭素、水素、窒素の分析を行うことを…
エタン えたん ethane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鎖式飽和炭化水素の一つで、無色、無臭の気体。 天然ガスおよび原油の蒸留によって得られるガス中に存在する。引火性、爆発性があるが化学反応性に…
酸化マンガン さんかマンガン manganese oxide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 酸化数2,3,4,7の化合物がある。酸化マンガン (II) MnO は緑マンガン鉱,四酸化二マンガン (III) マンガン (II) Mn3O4 は黒マンガン鉱,酸化マン…
クロム chromium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Cr ,原子番号 24,原子量 51.9961。周期表6族に族する。 1797年フランスの化学者 N.ボークランが,シベリア産紅鉛鉱中に発見した。比較的…
防腐 ぼうふ antiseptic
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 微生物の侵入,発育,増殖を防止し,腐敗や発酵が起らないようにすること。この目的で用いられるのが防腐剤で,少量でかび類,細菌類の増殖を抑制し…
マグネシウム magnesium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Mg ,原子番号 12,原子量 24.3050。周期表2族。天然には炭酸塩,硫酸塩,ケイ酸塩などとして多量に産する。地殻存在量 2.33%,海水中の含…
MRSA エムアールエスエー methicillin-resistant Staphylococcus aureus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の略称で,院内感染のおもな原因とされている。強い毒性によって,免疫機能の低下している手術後の患者や,長期入院し…
デプシド でぷしど depside
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 数分子のフェノールカルボン酸(ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシベンゼンカルボン酸ともいう)が、一方のカルボキシ基と他方のフェノール性ヒドロキ…
ライヒシュタイン Reichstein, Tadeus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1897.7.20. ポーランド,ウウォツワウェク[没]1996.8.1. スイス,バーゼルスイスの化学者。チューリヒ大学に学び,チューリヒのスイス連邦工科大…
顔料【がんりょう】
- 百科事典マイペディア
- 水や油に溶けない着色用粉末の総称。無機顔料(天然鉱物の粉や人造無機化合物)と有機顔料に大別される。水,油,有機薬品,合成樹脂液などと練り合…
エピ異性 (エピいせい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 立体異性の一種。不斉炭素原子を2個以上もつ化合物において,1個の不斉炭素原子の立体配置だけが異なる異性体をたがいにエピマーepimer(エピ異性体…
アデノシン三リン酸 アデノシンさんリンさん adenosine triphosphate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 全生物界で広くエネルギー代謝の中心的役割を果たしている高エネルギーリン酸化合物。略称 ATP(分子式 C10H16N5O13P3)。アデノシンの D-リボースの…
ジメチルグリオキシム じめちるぐりおきしむ dimethylglyoxime
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属イオン用分析試薬の一つ。ジアセチルジオキシムともいう。無色の粉末性結晶。水には不溶、エタノール(エチルアルコール)、エーテルには溶ける…
クロロエタン くろろえたん chloroethane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ハロアルカン(ハロゲン化アルキル)の一つ。常温・常圧でエーテル臭のある気体。塩化エチルともいう。圧縮すると液化し無色液体となる。工業的には…
その他の植物毒 そのたのしょくぶつどく Other plant toxins (食中毒)
- 六訂版 家庭医学大全科
- ①イヌサフラン ユリ科の植物で、その成分はアルカロイドのコルヒチンです。末梢性血管麻痺作用があり、痛風(つうふう)による激痛を特異的に鎮める作…
塩化ルテニウム エンカルテニウム ruthenium chloride
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】塩化ルテニウム(Ⅱ):RuCl2(171.98).二塩化ルテニウムともいう.塩化ルテニウム(Ⅲ)を電解還元すると得られる.水,酸,アルカリに不溶.無水エ…
オクタン価向上剤 オクタンカコウジョウザイ octane number improver
- 化学辞典 第2版
- ガソリンのアンチノック性を増すために少量加える添加剤のことで,アンチノック剤ともいう.テトラアルキル鉛,なかでもテトラエチル鉛とテトラメチ…
ヨウ化カドミウム型構造 ヨウカカドミウムガタコウゾウ cadmium iodide type structure
- 化学辞典 第2版
- 組成がAB2で表される無機化合物にみられる構造の一つ(図参照).三方晶系で空間群Pm1に属し,単位格子中に1化学単位が含まれる.B原子に注目すると六…
化学増感 カガクゾウカン chemical sensitization
- 化学辞典 第2版
- 写真作用のような光化学現象.光伝導のような光物性的現象において,添加物によって固有感光域における光感度を増大させる現象を化学増感といい,そ…
局在化エネルギー キョクザイカエネルギー localization energy
- 化学辞典 第2版
- π電子系を議論するときに用いられる仮想的なエネルギーで,反応性を表す指数の一種.たとえば,ベンゼンにメチル基が付加するとき,メチル基はベンゼ…
二窒素錯体 ニチッソサクタイ dinitrogen complex
- 化学辞典 第2版
- 窒素錯体ともいう.一般に,二窒素錯体とは,分子状窒素(N2)が遷移金属化合物に配位した錯体をいう.現在まで多くの遷移金属元素について分子状窒素…
おもたせ‐もの【御持物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が持ってきた贈り物、手土産(てみやげ)を、それを持ってきた人を敬っていう語。多く、それを持ってきた客にすすめるときに用いる。お手…
ラクトン らくとん lactone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 環内にエステル基-COO-をもつ複素環式化合物の総称。環の大きさにより、4員環のβ(ベータ)-ラクトン、5員環のγ(ガンマ)-ラクトン、6員環のδ(デルタ)-…
不斉合成 フセイゴウセイ asymmetric synthesis
- 化学辞典 第2版
- 新しい不斉中心を生成させる反応において,一方の光学活性体をより多く生成させる反応.たとえば,ピルビン酸CH3COCOOHのエチルエステルにグリニャー…
硫化マンガン (りゅうかマンガン) manganese sulfide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 硫化マンガン(Ⅱ) 二硫化マンガンマンガンと硫黄の化合物で,おもなものは一および二硫化物である。硫化マンガン(Ⅱ)化学式MnS。α,β,…
物質循環 ぶっしつじゅんかん cycle of matter
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球上の生物群が有限の物質を無限に利用する仕組みを体系的にとらえたとき、これを物質循環とよぶ。生物群は地表・地中・水中に分布して地球を覆う…
アデノシン三リン酸 あでのしんさんりんさん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- すべての生物に存在する化学物質でアデニン、リボース、3分子のリン酸により構成される。ATP(adenosine triphosphate)と略記する。 1929年にドイ…
たき‐もの【焚物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たいて燃料とするもの。燃料として燃やす材料。たきぎ。まき。たきもつ。[初出の実例]「しむでんは、とののうちの下人のたき物にて、こぼ…
激発物破裂罪
- 共同通信ニュース用語解説
- 激発物とは、それ自体が急激に破裂する性質を持つ火薬やボイラーなどをいい、建物などの破壊があれば適用される。人がいる建物などを破壊した場合は…
拾得物の管理
- 共同通信ニュース用語解説
- 遺失物法に基づき、警察に届けられた拾得物の保管は3カ月間と定められている。期間内に持ち主に戻ると、持ち主は拾った人に対して価格の5~20%の「…
軍用爆薬 ぐんようばくやく military explosive
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 火薬類のうち主として軍事目的に使われる爆薬をさす。砲弾、爆弾、魚雷、機雷、ロケットの弾頭、核兵器などに充填(じゅうてん)して用いられている。…
加硫 (かりゅう) vulcanization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 原料ゴムに硫黄を加え,加熱することにより三次元網目構造化し,弾性や引張強さを大きくし,実用に耐える諸性質をゴムに与える反応をいう。原理的に…
亜鉛 あえん zinc
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第12族に属し、亜鉛族元素の一つ。地殻中には広く分布しているが、存在量はさほど多くない。遊離した金属としては産せず、主要鉱石は閃亜鉛鉱(…
アロステリック効果 (アロステリックこうか) allosteric effects
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1960年代のはじめに,フランスの生化学者J.モノらが提唱した生体制御の分子的機作の概念。アロalloは異なる,ステリックstericは立体構造が,という…
二酸化硫黄 (にさんかいおう) sulfer dioxide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質 用途化学式SO2。俗に亜硫酸ガス,無水亜硫酸と呼ばれる。硫黄あるいは硫黄化合物を燃焼させると生ずるが,実験室では亜硫酸ナトリウ…
つけ‐もの【漬物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 塩・味噌・醤油・こうじ・ぬか・調味液などに漬けこんだ食品。広義には肉、魚、貝なども含むが、一般には野菜を漬けたものをいう。香の物…
酢酸ビニル さくさんびにる vinyl acetate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ビニルアルコール(CH2=CHOH)の酢酸エステルに相当する化合物。ビニルアルコールはアセトアルデヒドの互変異性体であり、遊離の形では存在しない。…
酸化ヒ素 さんかひそ arsenic oxide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒ素と酸素の化合物。ヒ素の酸化状態により次のものが知られる。(1)酸化ヒ素(Ⅲ) 三酸化二ヒ素ともいう。ヒ素と酸素の直接結合により得られる。常温…
いかさま‐もの【如=何様物】
- デジタル大辞泉
- いかにも本物らしく見せかけた物。まがいもの。にせもの。
化学物質過敏症
- 知恵蔵
- 建材や家具などの接着剤に含まれる有害化学物質が充満した家屋内で、住人が頭痛、眼の刺激、めまい、のどの痛み、吐き気、皮膚のかゆみ・湿疹、耳鳴…
ホスファゲン phosphagen
- 改訂新版 世界大百科事典
- リン酸源の意味で,生体内におけるエネルギーの貯蔵のためにつくられる高エネルギーリン酸化合物の総称。脊椎動物の筋肉や神経組織に存在するホスホ…
カルバゾール carbazole
- 改訂新版 世界大百科事典
- コールタールのアントラセン留分に含まれる三環式化合物。ジベンゾピロールともいう。無色の結晶で昇華性があり,融点247℃,沸点355.96℃。アルコール…
コバラミン cobalamin
- 改訂新版 世界大百科事典
- ビタミンB12類の別名。巨大環状配位子コリンが酸化数Ⅲのコバルトに配位して平面を形成し,環の一部に結合した複雑なリン酸基,糖,有機塩基から成る…
ビルターネン びるたーねん Artturi Ilmari Virtanen (1895―1973)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フィンランドの生化学者。人の栄養と農業に関する幅広い研究を行った。1931年フィンランド工科大学、1939年ヘルシンキ大学教授。1920年代の初めに、…
式量 しきりょう formula weight
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化合物を化学式で表したとき、その化学式に含まれる原子の原子量の総和をいう。化学式量ともいう。たとえば塩化ナトリウムNaClの式量は、Na=22.990,…
シクロプロパン しくろぷろぱん cyclopropane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シクロアルカンの一つ。トリメチレンともいう。無色の可燃性気体。酸素と爆鳴気をつくる。合成は1,3-ジクロロプロパンと亜鉛のウルツ反応によるか、…
グルコース glucose
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H12O6。(1) D-グルコース ブドウ糖のこと。グルコースの光学異性体の一つであるが単にグルコースともいう。炭水化物代謝での中心的化合物…