なに‐の【何の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 ( 「の」は格助詞 )① ( 打消または否定的な言辞を伴って用いて ) さしてとり上げるに及ばない事柄が問題になっていることへの、疑念・軽…
で‐の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 断定の助動詞「だ」の連用形「で」に、終助詞、または、間投助詞「の」の付いたもの )① =でな[初出の実例]「『どっこい、其手は喰ふまいわい、後…
たかくら‐の【高座の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 高座の上に天蓋があるので、その御蓋(みかさ)の意で、同音の地名「三笠」にかかる。[初出の実例]「春日(はるひ)を 春日(かすが)の山の 高座之(た…
のえ(のへ)
- 精選版 日本国語大辞典
- 上代東国の打消の助動詞「なふ」の連体形・已然形「なへ」の変化したもの。[初出の実例]「諾(うべ)児なは吾(わぬ)に恋ふなも立と月(つく)の流(ぬが)…
の‐や
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] ( 間投助詞の「の」と「や」とが重なったもの ) 文節末に用いられ、聞き手を意識しての詠嘆を表わす。また、感動詞のように、聞き手に言いかけ…
のさ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 のんきであるさま。平気であるさま。また、のっそりとしていて、間が抜けているさま。ぼんやり。〔名語記(1275)〕
のさ‐げ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「げ」は接尾語 ) のんきなさま。思うままにふるまうさま。[初出の実例]「そののさげなるによって、清次をも籠より遁いて…
の‐じ【の字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 造語要素 〙 語の一部、主としてはじめの音に付けて、隠語ふうの名詞をつくる。① ある語をあらわす最初のかなに付けて、その語を遠回しに表現する…
のそっ‐と
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 =のそり[初出の実例]「のそっと前へ廻ると」(出典:日本橋(1914)〈泉鏡花〉五五)
よ‐の【世の】
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒よ(世)の
例の れいの
- 日中辞典 第3版
- 1〔いつもの〕往常的wǎngcháng de,照例的zhàolì de.~例の場所で会おう|还是在老地方见吧.彼は…
との
- 日中辞典 第3版
- 1〔…という〕据说jùshuō,听说tīngshuō,说是shuōshì.あす到着~とのことだ|ࢿ…
-どころの
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ((副助詞))❶〔強い否定〕彼は旅行どころの騒ぎでないGoing on a journey is the last thing he should do [think of].私にとっては笑うどころの話じ…
札のふだのつじ
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:熊本市熊本城下新一丁目懸札の[現]熊本市新町一丁目熊本城の南西、城内と新町を結ぶ新一丁目御門前の新一丁目勢溜にあった高札場。「国誌…
芭蕉のばしようのつじ
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:仙台市仙台城下大町芭蕉の[現]仙台市大町一丁目大(おお)町三丁目と同四丁目の間の辻で、大町通と通町(とおりまち)通(奥州街道)が交…
半袖の
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- à manches courtes →服
kúdan-no, くだんの, 件の
- 現代日葡辞典
- 【E.】 Mencionado [Em questão].~ hanashi|件の話∥O assunto ~.[S/同]Réi no(+).
たまの
- 小学館 和伊中辞典 2版
- raro ¶たまの休みくらいは家にいたい.|Una volta tanto che sono in vacanza vorrei rimanere a casa.
なんの 何の
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 (どんな,どのような)che, quale ¶これは何の実ですか.|Che frutti sono? ¶これは何の本ですか.|Qua̱l è l'argomento di questo libro?…
都立の
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- städtisch; hauptstädtisch
ものの- 物の
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 (わずか)solo ¶ものの1分もすれば|(al ma̱ssimo) fra un minuto ¶ものの100メートルも歩かないうちに雨が降ってきた.|Non avevo cammina…
振動公害【しんどうこうがい】
- 百科事典マイペディア
- 人為的原因で発生した振動が生活空間に伝わり,相当範囲にわたる被害者に不快感や経済的損失を与える公害。全身振動の影響は,3Hz以下の低周波振動で…
りゅうどう‐こうさい(リウドウ‥)【流動公債】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国庫の一時的な収入不足額の補填のために発行される短期公債および中央銀行からの一時借入金。不確定公債。〔袖珍新聞語辞典(1919)〕
かんこんき〔クワンコンキ〕【還魂記】
- デジタル大辞泉
- 中国、明代の戯曲。55幕。湯顕祖とうけんそ作。1598年刊。青年の柳夢梅と美女の杜麗娘とれいじょうの恋愛の成就を、現世と冥界とを舞台に描いたもの…
アルカリ性の
- 栄養・生化学辞典
- アリカリ性を示す,アルカリに関係する,という形容詞.
わかくさ‐の【若草の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 若草が柔らかくみずみずしいところから、「つま(妻・夫)」「新にひ」にかかる。「―妻がりといはば足飾りせむ」〈万・二三六一〉「―新手枕…
ももしき‐の【▽百敷の/▽百×磯▽城の】
- デジタル大辞泉
- [枕]多くの石や木でつくり築く意から、「大宮」にかかる。「―大宮人は舟並なめて」〈万・三六〉
やまがわ‐の〔やまがは‐〕【山川の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 山川の流れは激しい意から、「たぎつ」「はやし」にかかる。「―激たぎつ心を」〈万・二四三二〉2 山川の流れる音が高いところから、「おと…
なが‐の【長の/永の】
- デジタル大辞泉
- [連体]時間・距離などの長くかかる。また、永久の。永遠の。「―道中」「―暇いとま」
はしたか‐の【×鷂の】
- デジタル大辞泉
- [枕]ハシタカの羽や尾、また、鈴をつけ鳥屋とやに飼う意から、「端山はやま」「尾上をのへ」「すず」「外山とやま」などにかかる。「―外山の庵の夕…
たまがき‐の【玉垣の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 玉垣を「みづがき(瑞垣)」ともいうところから、「みつ」にかかる。「―三津の港に春なれば」〈曽丹集〉2 玉垣の内の意から、「うち」にか…
あま‐の【天の】
- デジタル大辞泉
- [連語]1 天てんの。2 高天原たかまがはらの。3 神聖な。[補説]「あめの」よりも古く、熟合度が高いが、語によっては「あめの」と読まれるものも…
ころもで‐の【衣手の】
- デジタル大辞泉
- [枕]袖に関する「手た」「真袖まそで」「ひるがえる」などの意から、「た」「ま」「わく」「かへる」「なぎ」などにかかる。「―田上山たなかみやま…
いなぶね‐の【稲舟の】
- デジタル大辞泉
- 軽小な稲舟の意から「軽かろ」、また同音の「いな」を引き出す序詞。「最上川のぼればくだる―いなにはあらずこの月ばかり」〈古今・東歌〉
はやかわ‐の〔はやかは‐〕【早川の】
- デジタル大辞泉
- [枕]はやく流れ行く意から、「行く」にかかる。「―行きも知らず」〈万・三二七六〉
おおきみ‐の〔おほきみ‐〕【大君の】
- デジタル大辞泉
- [枕]天皇に差し掛ける御笠みかさの意から、地名「三笠」にかかる。「―三笠の山のもみち葉は」〈万・一五五四〉
あさぎり‐の【朝霧の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 朝霧の中でぼんやりとしか見えない意から「おほに」「乱る」「思ひまどふ」にかかる。「―おほに相見し人ゆゑに」〈万・五九九〉2 朝霧が八…
よどがわ‐の〔よどがは‐〕【×淀川の】
- デジタル大辞泉
- [枕]同音の「よど」にかかる。「―よどむと人は見るらめど」〈古今・恋四〉
あさつゆ‐の【朝露の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 朝露の消えやすく、はかない意から「消け」「いのち」「わが身」にかかる。「―消やすき我あが身」〈万・八八五〉「―いのちは生けり恋は繁け…
のいね
- 改訂新版 世界大百科事典
みずかき‐の(みづかき‥)【瑞垣の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 神社の玉垣が永く久しく続く意から、「久し」にかかる。[初出の実例]「楉垣(みづかきの)久しき時ゆ恋ひすれば吾が帯ゆるぶ朝夕(あさよひ)ごとに…
たん‐の【足の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「たんぬ(足━)」の変化した語。[初出の実例]「あまたの講参りはあれ共、終に此乞食のたんのする程、銭とらせし人なかりき」(出典:浮世…
やまぶき‐の【山吹の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しで、「止む」にかかる。[初出の実例]「かくしあらば何か植ゑけむ山振乃(やまぶきノ)止む時もなく恋ふらく思へば」(出典:万葉集(…
わい‐の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 終助詞「わい」に間投助詞「の」の付いたもの ) =わいな[初出の実例]「夫がこなたの牛に成らうと云返事であらう事はいの」(出典:波形本狂言・内…
が‐の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 格助詞「が」に名詞的用法の「の」が付いたもの ) 主として近世に見られる。(イ) 「…のもの」の意を表わす。[初出の実例]「やらおうら山しや、身ど…
かぎろい‐の(かぎろひ‥)【陽炎の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① かげろうは春によく見られるところから「春」にかかる。[初出の実例]「奈良の都は 炎乃(かぎろひノ) 春にしなれば 春日山 三笠の野辺に 桜花 木…
いなぶね‐の【稲舟の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙① 同じ音の繰り返しで「否(いな)」を、また、稲舟②は軽い小舟なので「軽し」を引き出す序詞の一部として用いる。一説には枕詞とする。[初…
い‐の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 終助詞「い」に終助詞「の」が付いたもの ) 文末に用いて、感動や呼びかけ、強調を表わす。「いのう」の形でも使われる。[初出の実例]「さればいの…
あかぼし‐の【明星の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 明け方に輝く星の意で、「明く」にかかり、また、同音の「飽く」にもかかる。同じ音を繰り返す効果も兼ねた表現。[初出の実例]「明星之(あかぼし…
あさじう‐の(あさぢふ‥)【浅茅生の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 チガヤの生えている小野の意で、「小野(をの)」および、「ヲ」と「オ」とが同音になった後には「己(おの)」にもかかる。[初出の実例]「あさぢふの…