自然死
- 葬儀辞典
- 病気・事故・殺害・自殺などにはよらない死。いわゆる老衰のこと。
自然誌 (しぜんし) natural history
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自然の動物,植物,鉱物,また広くは天体,気象,地理や住民についても,網羅的に記載した編纂物を言い,〈博物誌〉とも呼ばれる。自然誌は〈自然に…
自然主義 (しぜんしゅぎ) naturalisme[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 西洋 日本一般には文芸用語として,19世紀後半,フランスにあらわれて各国にひろまった文学思想,およびその思想に立脚した流派の文学運動を…
自然放出 (しぜんほうしゅつ) spontaneous emission
- 改訂新版 世界大百科事典
- 原子や分子などが励起状態にあるとき,外部から何も刺激がなくとも自然に光(電磁波)を放出してエネルギーの低い状態に移る現象。直観的には,振動…
自然ごこち
- デジタル大辞泉プラス
- 牛乳石鹸共進社株式会社が販売する固形石鹸のブランド名。原料別に「茶」「炭」がある。加水分解コムギ末不使用。
しぜん‐かかく【自然価格】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生産費に利潤を加えた価格。市場で成立する価格を規制する役割をもつ。経済学では古典学派の価格論においていう。〔最新百科社会語辞典(…
しぜん‐ききょう【自然気胸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 肺結核症、肺炎、肺壊疽(えそ)、肺気腫などで肺表面の嚢胞の一部分が破れ、口から肺に入った空気がその破れ口から胸膜腔にもれて肺が縮み…
しぜん‐きゅうかい(‥キウクヮイ)【自然休会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国会の休会のうち、特に議決しないで休会すること。一院で諸案件が通過または処理され、他院の審議を待つ場合など、議院運営委員会の申合…
しぜん‐きょう(‥ケウ)【自然教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しぜんしゅうきょう(自然宗教)①[初出の実例]「彼の自然教の根原も、彼の楽天主義の基礎も牢固として」(出典:ヱマルソン(1894)〈北…
しぜん‐けいざい【自然経済】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 家族団体内ですべての生産、消費が行なわれる自足経済のこと。② 交換手段として貨幣を用いない物々交換の経済のこと。実物経済。〔国民…
しぜん‐こうえん(‥コウヱン)【自然公園】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人工的な施設などを多く加えないで、自然のままの風景を味わうことができる公園。⇔都市公園。② すぐれた風景や、植物、野鳥などの自然を…
しぜん‐しゅうきょう(‥シュウケウ)【自然宗教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 自然発生的な原始宗教や民族宗教の総称。主として、アニミズム、マナイズム、呪物崇拝、呪術、多神教などを基本性格とする。倫理宗教に…
しぜん‐ぶつ【自然物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人工、人為でない自然界にある有形物。[初出の実例]「夫(そり)ゃア又云ふに云へない自然物(シゼンブツ)で」(出典:落語・西京土産(1892…
しぜん‐ほご【自然保護】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 動植物や鉱物など特定の自然物または地域の自然景観を保護し、自然を本来の姿に保とうとすること。一八世紀後半から、ヨーロッパを中心に…
じねん‐じょ【自然薯・自然生】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 植物「やまのいも(山芋)」の異名。《 季語・秋 》[初出の実例]「名はじねんじょの三吉」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃…
じねん‐づえ(‥づゑ)【自然杖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木の枝や幹をそのままの形で、あまり手を加えないで、杖としたもの。[初出の実例]「握太の自然杖(ジネンヅヱ)を正宗村正とも気取った持や…
じねん‐ばえ【自然生】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 草木などが種をまかないのに自然に生えること。また、その草木。しぜんばえ。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
自然金 しぜんきん gold
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属元素鉱物の一つ。金(Au)のもっとも重要な鉱石鉱物。各種熱水鉱床、漂砂鉱床(砂金)、先カンブリア紀の含金礫岩(れきがん)、接触交代鉱床(ス…
自然死 しぜんし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 死に至る一形態。死は医学的に、自然死、病死、災害死、事故死、自殺、他殺に分類される。また、死の原因、すなわち死因は、死に至る基本的病態に従…
自然蒼鉛 しぜんそうえん bismuth
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 半金属元素鉱物の一種。ビスマス(蒼鉛、Bi)の鉱石鉱物の一つ。気成鉱床、中~高温熱水鉱床、接触交代鉱床(スカルン型鉱床)中に産し、輝蒼鉛鉱な…
自然村 しぜんそん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然発生的に成立した村で、行政村に対していう。村は、日本はもとより世界的にも自然発生的に成立したものが多い。そして同一の氏神をもち、血縁的…
自然淘汰 しぜんとうた
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →自然選択
自然免疫 しぜんめんえき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →免疫
自然ルテニウム しぜんるてにうむ ruthenium
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 元素鉱物。白金族元素鉱物でルテニウムがもっとも多量に含まれる合金鉱物は長く知られていなかったが、1974年(昭和49)鹿児島大学教授の浦島幸世(ゆ…
だいしぜん 大自然
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (madre) natura(女)
自然居士 じねんこじ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演寛文3.1(江戸・古への都日向太夫芝居)
てんねん‐しぜん【天然自然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 同義の語を重ねて強調したもの )① 人の作為によらないで存在するものや現象など。天然。自然。[初出の実例]「天然自然(テンネンシゼン)…
shizén-sū, しぜんすう, 自然数
- 現代日葡辞典
- 【Mat.】 O número natural. [S/同]Seíséisū.
shizéń-tṓta[óo], しぜんとうた, 自然淘汰
- 現代日葡辞典
- 【Biol.】 A sele(c)ção natural (Pela sobrevivência do mais forte). [S/同]Shizéń séntaku. [A/反]Ji…
自然人 zìránrén
- 中日辞典 第3版
- [名]<法律>自然人.権利・義務の主体である個人.▶“法人fǎrén”と区別される.
自然数 zìránshù
- 中日辞典 第3版
- [名]<数学>自然数.
ワトソン(John Broadus Watson) わとそん John Broadus Watson (1878―1958)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの心理学者。サウス・カロライナ州に生まれる。シカゴ大学卒業。同大学のエンジェルJames Rowland Angell(1869―1949)のもとで学位を得(19…
マザー家 (マザーけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカ,ニューイングランド植民地の代表的聖職者の家系。親子孫3代のマザーは,いずれもマサチューセッツ湾植民地のピューリタン体制の擁護に全力…
ドルバック どるばっく Baron d'Holbach, Paul Henri Dietrich (1723―1789)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス啓蒙(けいもう)期の唯物論者、無神論者。ドイツ南西部(現、ラインラント・プファルツ州)のエーデスハイム生まれ。ドイツ人貴族であったが…
新城新蔵 (しんじょうしんぞう) 生没年:1873-1938(明治6-昭和13)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天文学者。福島県会津若松に生まれ,第二高等学校を経て東京帝大で物理学を専攻し,卒業後は京都帝大理工科大学の助教授,教授となった。理工科大学…
自然時
- 占い用語集
- それぞれの地点の太陽の位置で決められる時間のこと。日本の標準時は東経135度線上の明石の時間であるため、自然時を出すためには、1度離れるご…
自然公園 (しぜんこうえん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自然の風景地をそのまま利用してつくられる公園で,都市公園に対比されるもの。日本では1957年に制定された自然公園法において,〈すぐれた自然の風…
自然状態 (しぜんじょうたい) state of nature
- 改訂新版 世界大百科事典
- 国家状態に対置させられる,人間の自然に合致した状態をいう。自然状態にあっては人間は自然権をもつ,自由・平等・独立な存在としてあらわれる。17…
自然神学 (しぜんしんがく) natural theology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 啓示にたいする信仰を出発点とする啓示神学と違って,自然的理性の光の下に到達された,神の存在や属性をめぐる認識の学的体系。哲学的神学あるいは…
自然歩道 (しぜんほどう) nature trail
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自然遊歩道ともいう。多くの人々が四季を通じて手軽に,楽しくかつ安全に国土のすぐれた風景地等を歩くことにより,沿線の豊かな自然,歴史,文化に…
自然哲学 しぜんてつがく philosophy of nature 英語 Naturphilosophie ドイツ語 philosophie de la nature フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然界についての理論的・哲学的学説を一般的にさすが、主として近代自然科学成立以前のものについていわれる。自然学physica(ギリシア語)ともいう…
自然銅 しぜんどう copper
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属元素鉱物の一つ。銅の鉱石鉱物となることがある。二次鉱物として銅鉱床の酸化帯中に産し、また礫岩(れきがん)の基質やある種の超塩基性岩や玄武…
自然美 しぜんび beauty of nature
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 美をその対象領域によって大きく区分した場合、人間の手になる芸術美や技術美に対して、自然界にみられる美を広く自然美とよぶ。これは動植物などの…
自然保護 しぜんほご
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間の自然環境を保全・保護することをいう。この自然保護の考えは、きわめて広い意味で、人類が生存するようになって以来もち続けていたものであろ…
自然破壊 しぜんはかい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
自然農法 しぜんのうほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
いけるしぜん【生ける自然】
- 改訂新版 世界大百科事典
自然分娩 しぜんぶんべん natural childbirth
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1933年,イギリスの産科医 G.ディック=リードによって考案された分娩法。分娩は本来生理現象で,子宮や産道の肉体的な痛み以外に苦痛が伴うものでは…
自然学 しぜんがく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
自然災害 しぜんさいがい natural disasters
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 自然環境の変動が急激なために,人間社会がそれに適応しえない場合に生じる災害。人為的災害に対して天災ともいう。日本では被災者生活再建支援法で…