りょう‐ぜん(レウ‥)【了然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 はっきりとよくわかるさま。判然。[初出の実例]「行文の語勢を合点すれば了然(レウセン)たり」(出典:授業編(1783)六)…
め・ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 身なりをかざりたてる。体裁をかざる。めかす。[初出の実例]「其外占傍いろいろ有て、清三の息子めける。新太の丁稚め…
ゆう‐えき(イウ‥)【有益】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 利益があること。ためになること。また、そのさま。有用。[初出の実例]「親切にして有益(ユウエキ)の書なるを」(出典:授業編(…
べつ‐ごう(‥ガウ)【別号】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 別の称号。ほかの呼び名。別名。〔名語記(1275)〕[初出の実例]「号は別号と云ひ、道号と云ひ、表徳号と云ふ」(出典:授業編(1783)一…
こう‐へき(クヮウ‥)【荒僻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遠い片いなか。辺境。また、荒れはてたいなか。[初出の実例]「遐郷遠陬(かきゃうえんすう)荒僻(クヮウヘキ)の地にありて」(出典:授業編…
ない‐がい(‥グヮイ)【内会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 博徒を入れないで、素人だけで開帳する賭博の集まり。[初出の実例]「内会はしん切なとに弐文入り」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和元(17…
ごぜんや・す
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 サ行特活 〙 =ごぜえやす[初出の実例]「とんだ口がわるふごぜんやせうね」(出典:洒落本・青楼五雁金(1788)一)
先史時代 せんしじだい Prehistoric Age
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 文献によってはその様相が知られない遠古の時代をいう。1836年、スウェーデンのニルソンS. Nilson(1787―1883)が初めて提唱したが、その根底には、…
鳥山石燕
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:天明8.8.3(1788.9.2) 生年:正徳2(1712) 江戸中期の狩野派の町絵師。佐野氏,俗称豊房。江戸の根津に住み,船月堂,零陵堂,玉樹軒,月窓と号した。…
ようじ【楊枝】 に 目鼻((めはな))を付((つ))けたよう
- 精選版 日本国語大辞典
- やせた人をいう。[初出の実例]「諺に痩せたる人を、やうじに目はなを付たやふ也といふ」(出典:洒落本・吉原楊枝(1788))
がく‐りゅう(‥リウ)【学流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問上の流派、伝統。また、それぞれの流派に属する学問。[初出の実例]「弁論を好む学流の習はし」(出典:太平策(1719‐22))「他の学流…
りくぐん‐だいがっこう〔‐ダイガクカウ〕【陸軍大学校】
- デジタル大辞泉
- 陸軍の将校に高等の学術を授け、併せて、その研究を行う機関。旧日本陸軍の場合は、明治16年(1883)東京に開校。昭和20年(1945)廃校。
たかだ‐じけん【高田事件】
- デジタル大辞泉
- 明治16年(1883)自由民権運動に対して行われた弾圧事件。新潟県高田(現、上越市)の自由党員が政府高官暗殺計画を口実に逮捕され、処罰された。
韓英通商条約 かんえいつうしょうじょうやく Han-Yǒng t'ongsang choyak
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 高宗 20 (1883) 年3月,朝鮮とイギリスとの間に締結された全文 14条から成る条約。正式には韓英修好通商条約という。
ていじ‐かんこうぶつ(‥カンカウブツ)【定時刊行物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ていきかんこうぶつ(定期刊行物)[初出の実例]「定時刊行物帯紙五十四万七千四百枚」(出典:東京日日新聞‐明治一六年(1883)五月七日)
む‐しゅぎ【無主義】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 特定の主義主張を持っていないこと。[初出の実例]「旦那は無主義で往けませんなど笑ふには」(出典:朝野新聞‐明治一六年(1883)五月二日)
あと‐ぼう【後棒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 駕籠の棒の、後の人が担ぐ部分。また、それを担ぐ人。後肩(あとかた)。⇔先棒・端棒(はなぼう)。[初出の実例]「跡棒は肩にくらべて切たや…
に【二】 の 午((うま))
- 精選版 日本国語大辞典
- 二月の二度目の午の日。《 季語・春 》[初出の実例]「稲荷御出。〈略〉此の神二の午の日御出、二の卯の日還幸。故に世俗の諺に云、うまうまと御出、…
かゆ‐ばし【粥箸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小正月の小豆粥を食べるための祝い箸。ヌルデ、ヤナギなどで中太に作る。小豆粥をまぜる箸をいう地方もある。使用後、屋根に投げ上げたり…
せつ‐い【切意】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古歌・俗謡の類を漢詩に訳すこと。② わかりやすく説明すること。解釈すること。言いかえること。[初出の実例]「これを切意すれば、各其…
い‐ばん【夷蛮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 未開なこと。野蛮。また、その国やその人。蛮夷。[初出の実例]「精切験レ己而推レ人、其有下不レ得二其道一者上哉、故夷蛮之人、目未三嘗…
おや‐おや
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 感動詞 〙 ( 感動詞「おや」を重ねた語 ) 意外なことに出会って、驚いたり失望したりしたときに発することば。[初出の実例]「ヲヤヲヤばからしい…
ろん‐ばく【論駁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 議論して、相手の説を誤りとして非難・攻撃すること。[初出の実例]「単姓とするの非なるよしを論駁(ロンハク)せり」(出典:授業編(1783…
オーストラリアデー
- デジタル大辞泉プラス
- オーストラリアの祝日。1月26日。1788年、イギリスの艦隊が初めてオーストラリア大陸に到達、シドニー湾に上陸した日を記念する。
クニッゲ Adolph Freiherr von Knigge 生没年:1752-96
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの作家,社会評論家。風刺的で教育的な作風をもち,啓蒙主義の精神にもとづいて市民社会とその文化の確立を促し,フランス革命の理念を擁護し…
こう‐がしら【講頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =こうおや(講親)①[初出の実例]「この長兵衛が講頭(カウガシラ)になって、釣鐘を建立して納めるが」(出典:歌舞伎・傾情吾嬬鑑(1788…
おお‐ぶろしき(おほ‥)【大風呂敷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きなふろしき。または、大きなふろしき包み。[初出の実例]「又何歟(か)無心大ぶろしきとふみ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)五)② 現…
ほさ・く【防】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 =ふせぐ(防)[初出の実例]「諸の怨敵を防(ホサク)こと塹のごとく城のごとし」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)一)
唐来参和
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:文化7.1.25(1810.2.28) 生年:延享1(1744) 江戸時代の黄表紙・洒落本作者。本姓は加藤氏,通称は和泉屋源蔵。唐来参人,伊豆亭の別号がある。狂…
ゆるりっ‐と【緩と】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 =ゆるり(緩)[初出の実例]「いつ迄成共ゆるりっとおいて進じょ」(出典:浄瑠璃・忠臣金短冊(1732)三)「まあ烟草喫(の)んでゆるりっと…
春木南湖
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:天保10.4.25(1839.6.6) 生年:宝暦9(1759) 江戸後期の伊勢長島藩(三重県)藩士,画家。江戸の人。名は鯤。字は子魚。南湖と号した。天明8(1788)…
沢近嶺 (さわ-ちかね)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788-1838 江戸時代後期の歌人。天明8年5月17日生まれ。下総(しもうさ)取手(茨城県)の豪商。文化5年から村田春海(はるみ)に国学や歌道をまなんだ。…
ピール Robert Peel
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1788〜1850イギリスの政治家トーリー党に属し,選挙法改正に反対。1834年以後しばしば首相となった。現実的な保守政治家で,1846年穀物法廃止法を成…
かざ‐まけ【風負】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 風圧に耐えられないで折れたり、しなったりすること。かぜまけ。[初出の実例]「風まけのする荷を牛は二日引き」(出典:雑俳・柳多留‐一…
しに‐がね【死金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 死んだ時の用意のために貯えた金。しにぜに。[初出の実例]「寔に精心を尽して死金を貯へ候間」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)② ただ…
よつめ‐や【四目屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ][ 一 ] 江戸両国米沢町(東京都中央区東日本橋)にあった淫薬・淫具専門の薬屋、四目屋忠兵衛の店。四つ目結(ゆい)を紋所とし、長命丸・女悦丸…
渡辺則綱 (わたなべ-のりつな)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788-1832 江戸時代後期の大名。天明8年5月8日生まれ。渡辺豪綱(ひでつな)の5男。兄春綱(はるつな)の死で,文化7年和泉(いずみ)(大阪府)伯太(はかた…
てん【転】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 音韻が変化すること。また、語の意味が変わること。[初出の実例]「南州をば贍(せん)部と云〈又閻浮提云、同ことばの転也〉」(出典:神皇…
えむら‐ほっかい〔‐ホクカイ〕【江村北海】
- デジタル大辞泉
- [1713~1788]江戸中期の儒学者・漢詩人。名は綬。播磨はりまの人。宮津藩に仕えたが、のち退任し、京都に住み、漢詩文の普及に尽くした。著「日本…
ラクメ
- デジタル大辞泉プラス
- フランスの作曲家レオ・ドリーブのフランス語による全3幕のオペラ(1883)。原題《Lakmé》。ピエール・ロティの『ロティの結婚』を題材とした作品。
たろべえ(タロベヱ)【太郎兵衛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ぐずぐずしていて役に立たないこと。また、その人。たろうべえ。[初出の実例]「もじもじと・やとわれ太郎兵衛うづくひざ」(出典:雑俳・…
もちや【餠屋】 は 餠屋((もちや))
- 精選版 日本国語大辞典
- =もち(餠)は餠屋[初出の実例]「これが餠屋(モチヤ)は餠屋(モチヤ)、明かさぬ流儀を推量されしは、流石は天下の御師匠番」(出典:歌舞伎・芽出柳緑…
を‐もて
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 ( 「をもって」の促音の無表記 ) 動詞の具体的な意味が薄れて、格助詞的に用いられる。① =をもって①[初出の実例]「香湯をもて澡浴し衣鉢…
い‐さく(ヰ‥)【葦索】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 葦(あし)をなって作った綱。東北の鬼門に神荼(しんと)と鬱塁(うつりつ)の二神があり、悪鬼をつかまえるとき、この綱を用いて捕え、虎に食…
てっかり
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 光りかがやくさまを表わす語。てかてか。[初出の実例]「てっかりとすると本町草履也」(出典:…
みちわけ‐いし【道分石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道路の分岐点などに立て、方向、里程などをしるした標識の石。みちわけのいし。[初出の実例]「血筋と義理と道分石(ミチワケイシ)わけて血…
かざあな【風穴】 を 開((あ))ける
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 槍(やり)や鉄砲で胸や腹を突き通す。② 胴体に穴をあける。特におどし文句に使われる。どてっぱらに穴をあける。[初出の実例]「こいつらは横ぱらへ…
き‐ぶん【記文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 記事文。[初出の実例]「景を録し勝を記し題詩記(キ)文を求むる人世に多し」(出典:授業編(1783)九)② 記録した文書。[初出の実例]「功…
いわい‐でん(いはひ‥)【斎殿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 斎(いわ)いまつる神。また、その社殿。多くは同族が数戸合同して、森や大樹の下に小祠を設け、春秋に祭をする。氏神。[初出の実例]「あら…
ひょう‐ご(ヒャウ‥)【評語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 批評のことば。評言。[初出の実例]「跌宕の頓挫の双関の何の彼のといふ類の評語を下し」(出典:授業編(1783)六)[その他の文献]〔古文…