さん‐きえ【三帰依】
- デジタル大辞泉
- ⇒三帰さんき
さん‐こ【三戸】
- デジタル大辞泉
- 1 非常に少ない戸数。小国のたとえ。「楚は―の小国なれども」〈太平記・三七〉2 感覚をつかさどる三つの戸口、すなわち目・耳・口のこと。「―ヲヒ…
さん‐さい【三災】
- デジタル大辞泉
- 仏語。3種の災厄。住劫じゅうこうの減劫に起こる刀兵災・疾疫災・飢饉ききん災の小三災と、壊劫えこうの終わりに起こる火災・水災・風災の大三災。
さん‐ざんまい【三三昧】
- デジタル大辞泉
- 「三解脱門さんげだつもん」に同じ。
さん‐し【三史】
- デジタル大辞泉
- 中国古代の三つの史書。史記・漢書かんじょ・後漢書をいう。後漢書の代わりに東観漢記を当てることもある。
さん‐しゅうき〔‐シウキ〕【三周忌】
- デジタル大辞泉
- 「三回忌」に同じ。
さんしょう〔サンセウ〕【三笑】
- デジタル大辞泉
- ⇒虎渓三笑こけいさんしょう
さん‐しん【三針】
- デジタル大辞泉
- 時計の長針・短針・秒針。
さん‐しん【三▽線】
- デジタル大辞泉
- 沖縄県および奄美あまみ群島で用いる弦楽器。三味線を小ぶりにした形で、両面に蛇皮を張った木製の胴に棹さおをつける。ふつう3本の絹糸の弦をわたし…
さん‐ずん【三寸】
- デジタル大辞泉
- 1 1寸の3倍。かね尺で約9.1センチ。鯨尺で約11.4センチ。2 3寸くらいのもの。また、短いもの、薄いものなどのたとえ。「舌先三寸」「胸三寸」3 《…
さん‐たい【三台】
- デジタル大辞泉
- 1 「三台星」の略。2 《1になぞらえて》太政大臣・左大臣・右大臣の称。三公。「仏神三宝をも敬はず、―五門の所領をも渡さず」〈太平記・二三〉
さん‐たいしゅ【三太守】
- デジタル大辞泉
- 上総かずさ・常陸ひたち・上野こうずけの国守くにのかみの称。この3国は特に親王が国守に任じられ、これを太守といった。→三介さんすけ
さん‐たん【三端】
- デジタル大辞泉
- 《「韓詩外伝」七から》君子の避けるべき三つのこと。文士の筆端、武士の鋒端、弁士の舌端。
さん‐ど【三度】
- デジタル大辞泉
- [名]1 3回。みたび。「三度の飯」2 「三度飛脚」の略。3 「三度笠」の略。[接尾]名詞に付いて意味を強める。「途中―で出逢うても」〈伎・太鼓…
さん‐ない【三内】
- デジタル大辞泉
- 悉曇しったん学で、子音をその調音位置によって三つに分類したもの。喉内・舌内・唇内の称。
さん‐にん【三人】
- デジタル大辞泉
- 人数が3であること。
さん‐のう〔‐ワウ〕【三王】
- デジタル大辞泉
- 「さんおう」の連声れんじょう。
さん‐ばん【三ばん】
- デジタル大辞泉
- 俗に、選挙に当選するのに必要とされる三つの条件。すなわち、地盤(勢力・組織)・看板(評判・知名度)・鞄かばん(資金力)。
さん‐ぴん【三品】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの品物。2 書画にそなわるべき三つの品位。神品・妙品・能品。3 男子の志すべき三つの品位。道徳・功名・富貴。4 商品取引市場で、綿花・…
さん‐ふじん【三婦人】
- デジタル大辞泉
- 能で、「楊貴妃」「定家ていか」「大原御幸おはらごこう」の3曲のこと。鬘物かずらものに属し、高貴な女性をシテとする。
さん‐ふどう【三不動】
- デジタル大辞泉
- 有名な三つの不動明王。平安時代に描かれた、大津園城寺の黄不動、高野山明王院の赤不動、京都青蓮院の青不動の三つの不動明王画像。東京の目黒不動…
さん‐ぼん【三本】
- デジタル大辞泉
- 1 1本の3倍。「三本立ての映画」2 花札で、同じ種類の札が3枚そろうこと。
さんまや【三摩×耶/三▽昧×耶】
- デジタル大辞泉
- 《〈梵〉samayaの音写。約・時・却などと訳す》仏語。1 漠然とした、時。ある時。さまや。2 衆生しゅじょうを誘って悟りの世界へ導こうとする、そ…
さん‐ろ【三露】
- デジタル大辞泉
- 茶事で、席入り前・中立ち前・退出前の三度にわたって露地にまく打ち水。
じゅう‐さん〔ヂユウ‐〕【重三】
- デジタル大辞泉
- 双六すごろくで、二つの賽さいの目がともに三と出ること。朱三。ちょうさん。
み‐そ【三▽十】
- デジタル大辞泉
- 数のさんじゅう。「三十日か」「三十路」
みそ‐じ〔‐ぢ〕【三▽十/三▽十路】
- デジタル大辞泉
- 《古くは「みそち」》1 30歳。「―を越える」→十路2 30。みそ。「―あまり二つの相かたち八十やそ種くさとそだれる人の踏みし跡どころ稀にもあるかも…
みつ‐おり〔‐をり〕【三つ折り】
- デジタル大辞泉
- 1 三つに折ること。また、その折ったもの。2 「三つ折り絎ぐけ」に同じ。3 江戸時代の男子の髪形の一。元結・髷まげ・刷毛先はけさきと三つに折る…
みつ‐と【三斗】
- デジタル大辞泉
- 斗栱ときょうの形式の一。大斗だいとの上に肘木ひじきをのせ、その上に巻斗まきとを三つ並べてのせたもの。平三斗。→出三斗でみつと
三賞
- とっさの日本語便利帳
- 大相撲の▽敢闘賞、殊勲賞、技能賞
三大門
- とっさの日本語便利帳
- 平安京にあった門のうち▽羅生門、朱雀門、応天門
三角形【さんかくけい】
- 百科事典マイペディア
- 同一直線上にない3点(頂点)と,それらを二つずつ結んでできる線分(辺)からなる図形。3辺(3内角)が等しい正三角形,2辺(2内角)が等しい…
三陟【さんちょく】
- 百科事典マイペディア
- 韓国,江原道南東部の日本海岸にある工業都市。嶺東,東海両高速道路の開通(1975年―1979年)でソウル市からの一日経済圏に入った。付近には埋蔵量3.…
三奉行【さんぶぎょう】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代の寺社奉行・町奉行・勘定奉行の三職の総称。→関連項目公事方御定書
しょ‐さん【初三】
- デジタル大辞泉
- 月の初めの第3日目。また、月の初めの3日間。
みよし‐まなぶ【三好学】
- デジタル大辞泉
- [1862~1939]植物学者。岐阜の生まれ。東大教授。ドイツに留学後、植物生理学・生態学を紹介。また、天然記念物の保護に尽力した。著「植物生態学…
さんかん【三冠】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 岡山の日本酒。純米吟醸酒、吟醸酒、本醸造酒などがある。全体的に味わいは芳醇。原料米は雄町、朝日、アケボノ。仕込み水は硬質の自家井戸水。蔵元…
三焦
- 占い用語集
- 三焦は、上焦、中焦、下焦の総称。上焦は心臓の下と胃の上の部分。中焦は胃の中央。下焦は排泄関係の部分で膀胱の上の部分。主に中医学で使われる。
三才
- 占い用語集
- 中国古来からある考え方で、「天・地・人」の三つからなる。この世は、天・地・人の三つの関係で成り立っていると考えられ、天の刻と地の利、そして…
つう‐さん【通三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「漢書‐五行志下之下」に「故政不レ可レ不レ慎也、務レ三而已、一曰、択レ人、二曰、因レ民、三曰、従レ時」とあるのによる ) 君主の行…
さん‐い(‥ヰ)【三位】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 普通、連声(れんじょう)で「さんみ」と発音する ) ⇒さんみ(三位)[初出の実例]「三位 サンミ サンヰ」(出典:易林本節用集(1597))②…
さん‐いっち【三一致】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] trois-unités の訳語 ) 一七世紀のフランスの古典劇で作劇法の規範とされた演劇理論。演劇は、ただ一つの出来事(筋)が…
さん‐いん(‥ヰン)【三院】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 中国、唐代にできた御史台にある三つの院。台院、殿院、察院をいう。〔新唐書‐百官志・三〕② 伊勢斎王の官司、斎宮寮にあった、内…
さん‐え(‥ヱ)【三会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんね」とも ) 仏語。① 仏が成道後に衆生済度のために三回にわたって行なう説法。〔長阿含経‐一〕② 彌勒菩薩(み…
さん‐かい【三戒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「論語‐季氏」の「君子有二三戒一、少之時、血気未レ定、戒レ之在レ色、及二其壮一也、血気方剛、戒レ之在レ闘、及二其老一也、血気既…
さんかい‐き(サンクヮイ‥)【三回忌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の死後満二年、数えて三年目にあたる忌日。また、その法要。三年忌。三周忌。[初出の実例]「今日慶秀院殿三回忌也」(出典:公名公記‐永…
さん‐が‐いち【三一】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つのうちの一つ。また、三分の一。[初出の実例]「長閑さや寒の残りも三ケ一〈利牛〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)
さんかく‐ちゅう【三角柱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 底面が三角形である柱体。三角壔(とう)。〔英和和英地学字彙(1914)〕
さん‐かく【三覚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。仏の覚の三相。自覚・覚他・覚行円満の三つ。みずからさとり、他をしてさとらせ、さとりのはたらきが完成していること。[初出の実…
さんか‐つき【三箇月・三個月】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「さんがつき」 ) 暦の月三つ。さんかげつ。[初出の実例]「sangatcuqi(サンガツキ) ノ アイダ Iudeo トモニ モンダウ サセラレ」…