しゃ‐か【瀉下】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 水などをそそぎくだすこと。[初出の実例]「猶水の瀉下するか如し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)[その他の文献]〔韓偓‐野…
おり‐びつ(をり‥)【折櫃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 檜の薄板を折り曲げて作った容納具。四角形、六角形、円形、楕円形などさまざまで、檜葉を敷いて菓子、肴(さかな)などを盛り、四隅に作り…
せき【席】 暖((あたた))まるに暇((いとま))あらず
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「韓愈‐諍臣論」の「孔席不レ暇レ暖」から ) ひとところに落ち着いている暇がないほど忙しい。非常に多忙であることにいう語。[初出の実例]「我輩…
【疵瑕】しか
- 普及版 字通
- きず。欠点。〔韓詩外伝、四〕(も)し良中(うち)に在るときは、則ち眉睫(びせふ)之れに與(くみ)す。疵瑕中に在るときは、則ち眉睫之れを(かく)すこと…
【倒景】とう(たう)えい
- 普及版 字通
- 下から照りかえす光。宋・軾〔潮州韓文公碑〕木衣被(いひ)す、昭回の光 李(白)・杜(甫)をして、參(まじ)はりて(かうしやう)す 汗れて、(張)…
【乗機】じようき
- 普及版 字通
- よい機会につけこむ。唐・韓〔鄂州柳中丞に与ふる書、又〕天下の兵を戰はしめ、に乘じて利をひ、四出暴す。懸邑を燒(とせう)し、不辜(ふこ)(無実)…
アジア映画専門館
- 知恵蔵
- 韓国や中国などアジア各国の映画を専門に上映する映画館。ペ・ヨンジュン主演「四月の雪」が興収28億円、「私の頭の中の消しゴム」が30億円と韓流映…
帯方 たいほう Taebang
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 朝鮮,西海岸中央部 (現黄海道周辺) の古地名。帯方という名称はすでに楽浪郡の属県として『漢書』に現れるが,『三国志』魏志東夷伝によると魏 (曹…
明治6年の政変 めいじろくねんのせいへん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1873年(明治6)いわゆる征韓論問題をめぐって政府が分裂した政変。明治維新後,政府は朝鮮に国交樹立を求めたが,鎖国政策をとる朝鮮は日本の態度を不…
強弩きょうどの末すえ魯縞ろこうに入いる能あたわず
- デジタル大辞泉
- 《「漢書」韓安国伝から》強い弓で射た矢も、最後にはその勢いが衰えて、魯で産する薄絹さえも射通すことができない。強いものも、衰えてしまっては…
山田平蔵 (やまだ-へいぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1844-1874 幕末-明治時代の武士,官吏。弘化(こうか)元年生まれ。肥前佐賀藩士。維新後は佐賀県につとめる。佐賀の乱で征韓(せいかん)党に属して政…
けつ‐ろ【血路】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 狩場で、傷ついた獣が血をたらしながら逃げる道の意から )① 敵に囲まれたとき、その囲みを破って逃げる道。〔韓愈‐孟郊城南聯句〕② 困…
てん‐せい【天成】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天のなしたわざ。人力によらないで自然にできあがること。また、天から授かった性質をそなえていること。[初出の実例]「俗子可三能容二口…
どさっ‐と
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙① =どさり①[初出の実例]「どさっと音がして、三階の一隅に新しい砂山が出来る」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石〉一七)② =ど…
【謳吟】おうぎん
- 普及版 字通
- うたう。宋・軾〔潮州韓文公碑〕鈞天人無く、悲傷す 謳吟下招して、巫陽を(つか)はす 爆牲(ばくせい)鷄卜、我が觴(しやう)を羞(すす)む 於(ああ)…
【穏麗】おん(をん)れい
- 普及版 字通
- 落ちついていて美しい。〔甌北詩話、三〕(韓昌黎詩)(喜雪・咏月・咏雪等の詩)措思極めて細(こまや)かに、詞極めて工、試帖に工なると雖も、亦た…
【男児】だんじ
- 普及版 字通
- おとこ。丈夫。唐・韓〔張中丞(巡)伝後叙〕陷る。、を以て脅(おびやか)し、をさんとす。屈せず。~(南)霽雲をさんとす。雲未だ應ぜず。、雲を呼…
【金縄】きんじよう
- 普及版 字通
- こがね製の縄。玉簡を編む。封禅の儀に玉簡を玉匱に収め、金縄で纏った。唐・韓〔石鼓の歌〕詩 金繩鐵索(てつさく)、紐(さちう)すること壯(さか)ん…
【愚】とう(たう)ぐ
- 普及版 字通
- 愚直。唐・韓〔潮州刺史謝上表〕臣、狂愚を以て、禮度を(し)らず、上表して佛骨の事を陳(の)べ、言、不にる。正名定罪、死もほ輕し。陛下、臣の狂直…
【発迹】はつせき
- 普及版 字通
- 身を起こす。出世する。〔後漢書、耿伝〕、(えん)に謂ひて曰く、昔、韓信は下を破りて以て基を開き、今將軍は阿を攻めて以て迹(あと)を發す。此れ皆…
【変権】へんけん
- 普及版 字通
- 応変のやりかた。権道。権変。〔韓詩外伝、二〕夫(そ)れは二、常なるを之れ經と謂ひ、變なるを之れと謂ふ。其の常を懷(いだ)き、其の變を挾(さしはさ…
布銭(ふせん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 布貨ともいう。鉄製農具の鋤(すき)の形を模した中国古代の青銅貨幣。刀銭よりやや早く現れ,春秋時代後半から戦国時代末まで用いられた。流通地域は…
古文【こぶん】
- 百科事典マイペディア
- 中国の秦以前に用いられた文字と,その文字を使って記された儒教経典をいう。漢代通用の今文(きんぶん)に対する。前漢の武帝の時,孔子の子孫の家の…
トライアングル〔映画〕
- デジタル大辞泉プラス
- 日韓共同制作によるテレビ映画シリーズ「テレシネマ7」の作品のひとつ。脚本:尾崎将也、監督:チ・ヨンス。出演:アン・ジェウク、カン・ヘジョンほ…
布銭 ふせん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国の春秋・戦国時代に用いられた青銅貨幣の一種。布貨ともいう犁 (すき) をかたどって作られ,その形状により,空首布,平首布(尖足布・方足布・…
きりの‐としあき【桐野利秋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 明治初期の軍人。初名中村半次郎。薩摩藩出身。幕末、上洛して尊王攘夷運動を行ない、戊辰(ぼしん)戦争に加わる。維新後、陸軍少将に進んだが、征韓…
く‐く【煦煦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① ( 「煦」はあたたかいの意 ) 暖かいさま。[初出の実例]「煦々たる春日に脊中をあぶって」(出典:草枕(1906)〈夏目漱…
てい【鄭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、春秋時代の侯国(前八〇六‐前三七五)。姫(き)姓。周の宣王の弟桓公が鄭(陝西省華県)に封ぜられて立国。のちに新鄭(河南省新鄭県)に移り、…
りき‐しゃ【力車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 荷物を積んで人力で引く車。荷車。ちからぐるま。[初出の実例]「石材、木材を山積した力車が、小浜へ、小浜へと」(出典:城(1965)〈水…
つい‐ばい【追陪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ともなうこと。つき従うこと。おともをして歩くこと。[初出の実例]「僧と云者は、在家の者に交たりなんどし、旦那なんどに追陪せうには、…
【佯走】よう(やう)そう
- 普及版 字通
- 敗走をよそおう。〔史記、淮陰侯伝〕大いに戰ふこと良(や)や久し。是(ここ)に於て(韓)信・張耳、詳(いつは)(佯)りて鼓旗を(す)てて、水上の軍に…
【追捕】ついほ
- 普及版 字通
- 追い捕らえる。〔漢書、韓延寿伝〕閭里(りより)仟佰(せんぱく)に非常るときは、輒(すなは)ち聞知し、姦人敢て界に入る(な)し。其の始めは煩(はん)な…
きど‐たかよし【木戸孝允】
- デジタル大辞泉
- [1833~1877]政治家。長州の人。初め桂小五郎と称し、のち木戸姓。維新の三傑の一人。吉田松陰に学び、討幕の志士として活躍した。明治維新後、五…
た‐もと【×袂】
- デジタル大辞泉
- 《「手た本もと」の意から》1 和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分。2 そば。きわ。「橋の袂」3 ふもと。すそ。「山の袂」4 肩からひじ…
でえす[助動]
- デジタル大辞泉
- [助動][○|○|でえす|○|○|○]体言、副詞、活用語の終止形・連体形に付く。丁寧、もしくは、格式ばった気分を表す。…です。「訳立てはどうでえ…
きん‐し【金紫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金印と紫綬(しじゅ)。また、それを身につけるような栄誉。高官。高位。[初出の実例]「士女の笙歌(せいか)は月の下に宜し、使君の金紫は花…
ぐ‐にん【愚人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 愚かな人。ぐじん。[初出の実例]「右歌一首伝云 或有二愚人一斧堕二海底一而不レ解二鉄沈無一レ理レ浮レ水 聊作二此歌一口吟為レ喩也」(…
カスタネット
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] castanet もとスペイン語 ) 打楽器の一種。貝殻状に内側の凹んだ固い木や象牙を二枚組み合わせたものを打ち合わせて軽快な音を…
たち‐み【立身】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 立ち上がろうと身構えること。相手に打ちかかろうとする身構え。[初出の実例]「太刀打ちか鑓(やり)か扨は立身か」(出典:浄瑠璃・信州川…
じん‐ごう(ヂンガウ)【塵囂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きたなくさわがしい俗世間。また、俗世間のうるさい事柄。[初出の実例]「道心登二静境一、真性隔二塵囂一」(出典:経国集(827)一〇・和…
【躍躍】やくやく
- 普及版 字通
- 得意になってはねるさま。唐・韓〔侍講盛山十二詩の序〕夫(そ)れ利を得ては則ちとして以て喜び、利あらざれば則ち戚戚(せきせき)として以て泣き、生…
【陂】はとう(たう)
- 普及版 字通
- つつみ。ため池。唐・韓〔唐の故(もと)の江西観察使公(丹)墓誌銘〕堤をき、江を扞(ふせ)ぐ。長さ十二里。して斗門を爲(つく)り、以て潦水を走らす…
【剝啄】はくたく
- 普及版 字通
- 戸などをたたく音。唐・韓〔剝啄行〕詩 剝剝 客り門に至る 我出でて應ぜず 客去りて嗔(いか)る 從、我に語(つ)ぐ 子、胡爲(なんす)れぞ然ると…
【通謀】つうぼう
- 普及版 字通
- 謀を通わす。〔淮南子、人間訓〕智伯~韓・魏を從へて、襄子を晉陽に圍む。三國、謀をじ智伯を禽(とりこ)にして其の國を三す。此れ謂(いはゆる)人を…
【枢衡】すうこう(かう)
- 普及版 字通
- かなめ。重要な職。〔魏書、韓子熙伝〕竊(ひそ)かに惟(おも)ふに、故太傅河王、は樞衡を綜(す)べ、位は論に居り、忠貞を盡して以てに奉じ、心膂(しん…
柳宗元(りゅうそうげん) Liu Zongyuan
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 773~819唐後期の文学者。河東(山西省)の人。字は子厚(しこう)。韓愈(かんゆ)とともに古文の復興者とされる。王叔文(おうしゅくぶん)の政治改革に参…
倭王武
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 『宋書』にみえる5世紀後半の倭王。倭王済の子で倭王興の弟。武は雄略天皇の諱の大泊瀬幼武を1字で表記したもので,雄略天皇に比定…
台湾出兵【たいわんしゅっぺい】
- 百科事典マイペディア
- 征台の役とも。1871年台湾先住民が琉球島民を殺害したことや1873年岡山県の船員が略奪されたことを理由に,1874年日本が台湾に出兵した事件。征韓論…
チョ・ソクレ 趙 錫来 Cho Suck-rai
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書実業家 元暁星グループ会長,元韓日経済協会会長国籍韓国生年月日1935年11月19日出生地朝鮮・慶尚南道咸安(韓国)学歴早稲田大学理工学部応…
西島城山 (にしじま-じょうざん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1806-1880 江戸後期-明治時代の儒者。文化3年生まれ。江戸の人。西島蘭渓(らんけい)にまなび,のちその養子となり,家学をつぐ。漢詩をよくした。明…