「化合物」の検索結果

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たんか‐すいそ〔タンクワ‐〕【炭化水素】

デジタル大辞泉
炭素と水素だけからなる有機化合物の総称。配列が鎖状か環状かによって大別され、さらに鎖式炭化水素はメタン系・エチレン系・アセチレン系に、環式…

エチレンジアミン四酢酸

栄養・生化学辞典
 C10H16N2O8 (mw292.25).(HOOCCH2)2NCH2CH2N(CH2COOH)2.金属をキレート化する作用のある化合物.化粧品の保存料,カニの缶詰の結晶の析出防止,炭…

ポリフェノール

栄養・生化学辞典
 図(左:ピロガロール,右:フロログルシノール)のように一つの分子内に複数のヒドロキシル基をもつ化合物.果物や植物が傷を受けると褐色に変わ…

ケト酸【ケトさん】

百科事典マイペディア
ケトン酸とも。ケトンのカルボニル基>COとカルボキシル基−COOHを含む有機化合物をいう。ピルビン酸CH3COCOOH,アセト酢酸CH3COCH2COOHなど。ケトン…

妻木徳一 (つまき-とくいち)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1899-1975 昭和時代の化学者。明治32年11月15日生まれ。昭和14年九州帝大教授。のち九州工業大学長をつとめた。有機錯化合物の研究で知られ,28年日…

イオンこうかん‐じゅし(イオンカウクヮン‥)【イオン交換樹脂】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 イオン交換を行なう合成樹脂の総称。不溶性、多孔質の有機高分子化合物。一九三五年、イギリスのアダムズとホームズが発明。海水からの真…

GDP ジーディーピー

化学辞典 第2版
guanosine 5′-diphosphateの略号.C10H15N5O11P2(443.20).核酸関連化合物であるが,GDP-フコースやGDP-マンノースのように糖のキャリヤーにもなる.…

アゾメチン アゾメチン azomethine

化学辞典 第2版
RR′C=NR″(R,R′,R″は水素または脂肪族,あるいは芳香族基)で表される化合物の総称,あるいは炭素-窒素二重結合の呼称として用いられる.IRスペクトル…

kṓ-búnshi[oó], こうぶんし, 高分子

現代日葡辞典
【Quím./Fís.】 A macromolécula.◇~ kagōbutsu高分子化合物Um composto altamente polímero.

きん‐えき【金液】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 酒などの美称。素晴らしい液体。[初出の実例]「仙母善飲レ酒、瓊漿与二金液一」(出典:枕山先生遺稿(1893)前飲酒歌)② 陶磁器の上絵用…

メタ meta

改訂新版 世界大百科事典
〈間に〉〈後に〉を意味するギリシア語metaに由来する接頭語。同種化合物間のいろいろな違いを表すため,オルト,パラとともに用いられる。(1)置換…

グラッブス ぐらっぶす Robert H. Grubbs (1942―2021)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アメリカの化学者。ケンタッキー州生まれ。フロリダ大学卒業。コロンビア大学で博士号を取得。アメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究員などを経てカリ…

イッテルビウム ytterbium

改訂新版 世界大百科事典
周期表第ⅢA族に属する希土類元素のうちのランタノイドの一つ。1794年フィンランドのガドリンJohann Gadolinは,スウェーデンのストックホルム近郊イ…

トリフェニルメタノール とりふぇにるめたのーる triphenylmethanol

日本大百科全書(ニッポニカ)
トリフェニルカルビノール、トリチルアルコールと慣用的によばれることもある。無色の六角柱状の結晶。この化合物は塩化水素の作用により容易に反応…

デヒドロ酢酸 でひどろさくさん dehydroacetic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内に酸素原子をもつ6員環複素環式化合物の一つ。デヒドロアセト酸ともいう。アセト酢酸エステル2分子の縮合による環化、ないしはジケテンの塩基触…

ピクリン酸 ピクリンサン picric acid

化学辞典 第2版
2,4,6-trinitrophenol.C6H3N3O7(229.11).2,4-ジニトロクロロベンゼンをアルカリ水溶液で2,4-ジニトロフェノールにかえて,さらにニトロ化すれば得…

ミクロボンベ法 ミクロボンベホウ micro-bomb method

化学辞典 第2版
ミクロパールボンベ法(micro-Parr-bomb method)ともいう.有機元素定量分析において,ハロゲン,硫黄などの分析法に用いられる有機化合物の分解法.…

りゅうか‐てつ(リウクヮ‥)【硫化鉄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 硫黄と鉄の化合物。① 硫化第一鉄。化学式 FeS 鉄粉と硫黄を坩堝内で融解してつくられる。硫化水素発生に用いる。② 硫化第二鉄。化学式 Fe…

平均分子量 ヘイキンブンシリョウ average molecular weight

化学辞典 第2版
通常の方法で得られた合成高分子の系には分子量に分布があり,低分子化合物の意味での分子量は定義できない.そこで,系全体にわたっての分子量の平…

インドフェノール インドフェノール indophenol

化学辞典 第2版
4-[(4-hydroxyphenyl)imino]-2,5-cyclohexadien-1-one.C12H9NO2(199.21).p-ニトロソフェノールとフェノールとの縮合反応,またはフェノールとp-ア…

炭水化物 タンスイカブツ carbohydrate

化学辞典 第2版
糖質ともいう.化学的には炭素と水の化合物で,(CH2O)n の分子式をもつ一群の化合物をさし,古くは含水炭素ともいわれた.しかし,この一般式に合わ…

ヨウ化水素酸 ヨウカスイソサン hydroiodic acid

化学辞典 第2版
ヨウ化水素水溶液をいう.10 ℃ で100 g の水に238 g のヨウ化水素が溶解する.57% の水溶液(密度1.7 g cm-3)は共沸混合物で最高沸点127 ℃ を示す.…

ケトール(ketol)

デジタル大辞泉
分子構造中にアルコールのヒドロキシ基(-OH)とケトンのカルボニル基(>C=O)の両方をもつ化合物の総称。アルコールとケトンの両方の性質を示すこ…

ジクロロベンゼン(dichlorobenzene)

デジタル大辞泉
ベンゼンの水素原子二つを塩素原子で置換した有機化合物。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。パラジクロロベンゼンは衣類の防虫剤や殺虫剤とし…

ジオスミン(geosmin)

デジタル大辞泉
《「ゲオスミン」とも》有機化合物の一種。雨が降った時の地面の匂いとされる。六員環が二つつながったデカリンの誘導体であり、光学異性体が存在す…

ハイスループット‐スクリーニング(high-throughput screening)

デジタル大辞泉
特定の化合物や遺伝子などを、数十万という大量の検体から高速で選出する手法。ロボット技術、オートメーション技術、データ処理技術などを組み合わ…

ミラーの実験【Miller's experiment】

法則の辞典
実験室内で太古の地球の表面付近の状態を再現し,その中での化学反応で有機化合物の生成を認めた画期的な試みである.「ユーリー‐ミラーの実験」とも…

ケモインフォマティクス(chemoinformatics)

デジタル大辞泉
コンピューターによる情報科学の手法を、広く化学に取り入れた研究分野。計算化学に基づくデータベースを用いた、化合物の構造と活性の相関研究など…

アミノ糖

栄養・生化学辞典
 糖のヒドロキシル基がアミノ基で置換された構造の化合物.生体では,N-アセチルグルコサミン,N-アセチルガラクトサミン,N-アセチルノイラミン酸…

イノシトールポリリン酸

栄養・生化学辞典
 イノシトールの6個のヒドロキシル基の複数がリン酸エステルになった化合物の総称.すべてのヒドロキシル基がリン酸エステルになったものはフィチン…

ウェルナー

精選版 日本国語大辞典
( Alfred Werner アルフレート━ ) スイスの化学者。無機化合物の構造について研究。原子価について配位説を唱導、錯塩の立体構造を説明。一九一三年…

しょうさん‐カルシウム〔セウサン‐〕【硝酸カルシウム】

デジタル大辞泉
炭酸カルシウムを硝酸に溶かした液から得られる無色で潮解性のある結晶。石灰質土壌中で微生物の作用により窒素化合物が硝化するときにも生ずる。肥…

うわ‐ぐすり〔うは‐〕【×釉/上薬】

デジタル大辞泉
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪酸けいさん化合物。金属含…

だつもう‐ざい【脱毛剤】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 むだ毛をとり除くために用いる塗布剤。硫黄化合物(硫化アルカリ)に緩和剤などを混ぜたもの。[初出の実例]「脱毛剤(ダツマウザイ)の製法…

キノホルム

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] chinoform ) キノタンニン酸とホルムアルデヒドの化合物。腸内殺菌に卓効があったが、スモン病の原因物質と考えられ、含有商品…

せいか‐ぶつ(セイクヮ‥)【青化物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 シアン基 CN を含む化合物の総称。シアン化物。[初出の実例]「検査した結果、はたして胃と血液から青化物の反応があらわれたわけです」(…

アザン アザン azane

化学辞典 第2版
水素-窒素の二元化合物のIUPAC体系名.アンモニアNH3を意味するが,一般には用いられない.なお,体系名ではアンモニウムイオンNH4+はアザニウムイ…

合成絶縁油 ゴウセイゼツエンユ synthetic insulating oil

化学辞典 第2版
電気伝導体のすきまに入れて絶縁するための絶縁油のうち,合成化合物が主成分となったもの.天然鉱油に比較して化学的に安定である.シリコーン油,…

定比例の法則 テイヒレイノホウソク law of definite proportion

化学辞典 第2版
一つの化合物を構成する成分元素の質量比は,つねに一定であるという法則.J.L. Proust(プルースト)(1799年)によって見いだされた.化学の基本的法則…

錯体化学 さくたいかがく complex chemistry

日本大百科全書(ニッポニカ)
錯体を研究の対象とする化学の一部門。配位化合物の化学すなわち配位化学ともいう。古くは錯塩化学といっていた。19世紀の末から20世紀の初めにかけ…

マイトトキシン(maitotoxin)

デジタル大辞泉
海産毒の一つ。渦鞭毛藻類うずべんもうそうるいが産生し、食物連鎖を通じてニザダイ類のサザナミハギ、ウツボ類のドクウツボなどに蓄積する。毒性が…

ニトロエタン(nitroethane)

デジタル大辞泉
ニトロ化合物の一。油状の無色の液体。果実のような芳香をもつ。工業的にプロパンと硝酸を加熱してニトロ化することで生産される。アルカリ金属との…

中井利三郎 (なかい-りさぶろう)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1898-1962 昭和時代の化学者。明治31年12月4日生まれ。昭和18年母校京都帝大の教授となり,のち同大化学研究所長。アルゼノベンゼン,有機ヒ素,アン…

異性体

栄養・生化学辞典
 同じ分子式でありながら,化学的に区別される化合物.化学的性質のまったく異なる構造異性体(例:イソロイシンとロイシン),光学的性質のみ異な…

高分子効果【polymer effect】

法則の辞典
単量体(モノマー)や低分子のモデル化合物と比較したとき,重合体(ポリマー)の性質には著しい違いが生じることがあり,これを「高分子効果」と呼…

ろくふっか‐いおう〔ロクフツクワいわう〕【六×弗化硫‐黄】

デジタル大辞泉
硫黄と弗素の化合物。常温で無色無臭の気体。水に難溶。エチルアルコールにやや溶ける。化学的に非常に安定で、電子機器の絶縁体として幅広く使用さ…

アダマンタン(adamantane)

デジタル大辞泉
三つの椅子型のシクロヘキサンからなる、かご型の炭化水素。昇華性の無色透明の結晶で、樟脳に似た臭気をもつ。天然では石油中に微量に存在する。安…

脂肪酸エステル

栄養・生化学辞典
 脂肪酸のカルボキシル基がアルコールとエステル結合した化合物.アルコールが,一価の脂肪族高級アルコールの場合はろうとよばれ,三価のアルコー…

デプシド depside

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
フェノールカルボン酸のカルボキシル基が,他のフェノールカルボン酸のフェノール性水酸基との間でエステル結合した化合物の総称。タンニン類や地衣…

いろ‐ぐすり【色釉・色薬】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 陶磁器の上絵を描くのに用いる着色剤を混合した釉(うわぐすり)。鉄、金、マンガンなどの金属化合物を使う。[初出の実例]「薬あめか、こい…

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