転石 てんせき boulder
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 河川または氷河の作用で他の場所から移動してきた巨礫。 C.ウェントウォースの粒度区分によれば粒径 256mm以上を巨礫とするが,通常粒径2~3m以上の…
天台山 てんだいさん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
転注 てんちゅう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 六書の一つ。漢字の運用法の一つで,古来諸説があったが,ある意義をもつ漢字を,その音とは無関係に,それと近い,あるいは転移した意義の語を表わ…
天満島 (通称) てんまとう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題忠蔵血筋の天満島初演享保3.11(大坂・嵐座)
大黒天 だいこくてん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明和4.11(京・尾上座)
かい‐てん【海天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 海と空。海の水平線のかなた。[初出の実例]「海天野景歩むに随ひて新たなる風流に、御足たゆむ共思食されず」(出典:太平記(14C後)…
きっしょう‐てん(キッシャウ‥)【吉祥天】
- 精選版 日本国語大辞典
- =きちじょうてん(吉祥天)
き‐てん【気転・機転】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 心の働かせかた。また、物事に応じてとっさに心が働くこと。とっさにうまい考えが出るさま。〔東京教育大本下学集(室町中)〕…
てんがん‐すい【点眼水】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眼病の治療のために目にたらす水薬。点眼薬。[初出の実例]「慢性眼焮衝には沃顛を点眼水とし用ひて功あり」(出典:七新薬(1862)一)
てん‐ぎ【典儀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 儀式。典礼。〔広益熟字典(1874)〕② 平安時代以降、即位・朝賀などの大礼の時に、その儀式をつかさどった者。四位・五位の者や少納言…
てん‐きゅう(‥キウ)【貼供】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 語義未詳。〔撮壌集(1454)〕貼供の補助注記「尺素往来」には「貼供(テック)」とある。
てんけい【天慶】
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒てんぎょう(天慶)
てん‐こ【天鼓】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 天上に鳴るつづみ。雷鳴。かみなり。[初出の実例]「口是木訥、天鼓之声頻鳴」(出典:本朝文粋(1060頃)一・高鳳刺貴賤同交歌〈源…
てん‐こつ【天骨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 生まれつき。天性。[初出の実例]「所謂文章天骨習レ之不レ得也」(出典:万葉集(8C後)一七・三九七六・右七言詩序文)「てんこつの物…
てんしゃ‐し【転写紙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 平版印刷で、転写によって版を作る時に用いる特殊糊を塗付した紙。既存の版面から再版を作るのに用いられる。② 移し絵の方法によってガ…
てん‐じゅう【填充】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つめふさぐこと。詰め込んでいっぱいにすること。充填。[初出の実例]「化石は〈略〉地中の渣滓之に付着して其有機部分を分解し、金石質之…
てん‐ずみ【点炭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 文字を書いて終わりに点をうつのに似た心持でするところからいう ) 茶道で、炉や風炉に炭を入れる時、最後につぐ小形の炭。添炭(そえず…
てん‐そう(‥サウ)【天相】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 俳諧で、支考の七名八体(しちみょうはってい)の一つ。連句で日月星辰、さらに風雨、寒暖、陰晴など天に関係する語で付ける付け方。〔俳諧…
てんそう(テンサウ)【天槍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 牛飼座にある三星の中国名。北斗七星の柄の先にある。天鉞(てんえつ)。〔史記‐天官書〕
てん‐そく【填足】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たりないところをうめて十分なものにすること。不足を補うこと。補充。
てん‐ちょう【天寵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天の恵み。また、天子の寵愛。天帝のいつくしみ。[初出の実例]「伊藤侯天寵の渥を慕ひ」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉三)[その他…
てん‐つゆ【天汁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天ぷらを食べるときにつけるつゆ。だし汁に、みりんや醤油などを加えてつくる。てんだれ。[初出の実例]「いはゆるお座敷天ぷら。〈略〉天…
てん‐にゅう(‥ニフ)【転入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 別の所から転じてはいること。[初出の実例]「涌出も転入も、凡夫二乗にならはざれ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)法華転法華)② 他の土地か…
てん‐にん【天人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。欲界六天および色界諸天などに住む有情。あるいは極楽にも住むという。容姿艷麗で頭には華鬘(けまん)をつけ、羽衣を着て飛行しな…
てんねん‐とう【天然痘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平成一一年(一九九九)に廃止された伝染病予防法で定められていた、法定伝染病の一つ。病原体は痘瘡ウイルス。高熱とともに赤い発疹が出…
てん‐ぱん【天判】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天皇の裁断。天裁。勅裁。[初出の実例]「天判を蒙って、検非違使所に略問せらるるに」(出典:将門記(940頃か))
てん‐ぶ【天部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。欲界六天以上、色界、無色界の諸天をはじめ、日月星宿・龍・阿修羅・閻魔王、あるいは薬師十二神将などの総称。[初出の実例]「そも…
てん‐ぶん【篆文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 篆書体の文字。篆字。篆。[初出の実例]「篆文頴書、写真の二字を大書して、高く標旗を屋頭に掲ぐ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部…
てん‐ぼ【手棒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 魚を網の中へ追いこんだり、網の中の魚が逃げだすのを防いだりするために、海中に投げ入れておどす棒や石。② =てんぼう(手棒)[初出の…
てん‐まど【天窓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 採光や換気のために屋根に設けた窓。綱をつけて開閉する。あかりまど。ひきまど。[初出の実例]「煮〆のこしらへ飯のした、ひきぞわづらふ…
てんま‐ぶし【天満節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 説経浄瑠璃節の一つ。江戸の天満八太夫(石見掾藤原重信)を祖とし、明暦(一六五五‐五八)頃から享保(一七一六‐三六)頃まで行なわれた…
てん‐もう(‥マウ)【天網】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天が張りめぐらす網。悪事に対して天道の厳正なことをたとえた語。[初出の実例]「爰愚僧等、率容二天網一、俯仰二厳科一、未レ遑二寧処一…
てん‐らい【天雷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① かみなり。いかずち。[初出の実例]「酉夢母を罵詈しかは天雷其身を裂なんと申ぬれは」(出典:康頼宝物集(1179頃)上)[その他の文献]〔…
てん‐り【天利】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貸金または銀行割引で、元金中から天引きする契約期間の利子。天引きの利子。[初出の実例]「高息の行には天利と号て始に金銀を貸す者、期…
てん‐りょう(‥レウ)【点料】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 俳諧などで、作品を評点し、優劣を決めたりすることによって、点者が受ける報酬。[初出の実例]「当世はやる冠附といふ点者になり、多くの…
せい‐てん【星点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 漢文を訓読するとき、漢字の四隅に付けて仮名のかわりとした点。「をこと点」の中で基本的な形態。また、その記号を目印として他の目的…
ちょう‐てん(チャウ‥)【頂巓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 山のいただき。山頂。〔文明本節用集(室町中)〕② 頭のつむじのあるところ。頭頂。〔解体新書(1774)〕
つう‐てん【通天】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 天に通ずること。また、天に達するほど高く空にかかっていること。[初出の実例]「太平の空気を、通天(ツウテン)に呼吸して憚らな…
天津 てんしん Tiānjīn
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国河北省東部,海 (ハイ) 河の両岸にまたがる都市大運河と海河の接点で,水陸交通の要地を占め,明代の1404(永楽2)年,天津衛が創設されたのが…
院展 いんてん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 日本美術院が毎年9月に開催する展覧会の略称文展と対立。日本美術院は明治末期には凋落したが,1914年横山大観・下村観山らによって再興され日本画…
りく‐てん【六典】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、周代に国を治めるために制定されたとされる六種の法典。治典・教典・礼典・政典・刑典・事典から成る。[初出の実例]「鏗鏘珠韻満篇…
れい‐てん【冷天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 涼しい、あるいはやや肌寒い天気。〔日葡辞書(1603‐04)〕
れい‐てん【例典】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 きまりの法式。さだめ。典例。
れい‐てん【零点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 点数、得点がないこと。[初出の実例]「そんなことしたら零点ぢゃないか」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉下)② 寒暖計の零度。氷…
天台宗 てんだいしゅう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 中国,隋代に智顗 (ちぎ) が開いた仏教の一派『法華経』をもとにし,「一念三千」などの思想を説く。天台宗の書物は奈良時代に日本に入っていたが,…
こ‐てん【古点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏経、漢籍等に、古注の解釈によって施した訓点。主に室町以前の訓点をいい、新注による桂庵、文之、道春等と区別するものである。[初出…
いか‐てん【いか天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「いかけや(鋳掛屋)の天秤棒」の略。〔東京語辞典(1917)〕
さん‐てん【山巓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山のいただき。山の頂上。山頂。[初出の実例]「林表難レ分韜得暁。山顛何在掩来朝」(出典:侍臣詩合(1051)紅霞籠遠樹〈源経信〉)「自由…
しき‐てん【色天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しきかい(色界)①[初出の実例]「色天に生るること、万戒を持てども万善を修すれども、散善にては生れず」(出典:日蓮遺文‐開目抄(127…
かた‐てん【片点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢文に返り点だけをつけること。また、その点。⇔両点・諸点(もろてん)