デジタル大辞泉
「寒寒」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
さむ‐ざむ【寒寒】
※寛永刊本江湖集鈔(1633)三「
宿火も無く、寒む寒むとしたなりを見るに」
② 何もなくて殺風景な様子を表わす語。荒涼としているさま。
さむ‐さむ【寒寒】
〘名〙 氷、また、氷を入れてつくった物をいう
女房詞。
※
御湯殿上日記‐文明一八年(1486)四月
一日「この月より一日さむさむまいらすへきよしきよやす申す」
さむざむ‐し・い【寒寒】
〘形口〙 非常に寒そうな
感じである。また、荒涼としている。貧寒である。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報