デジタル大辞泉
「流言飛語」の意味・読み・例文・類語
りゅうげん‐ひご〔リウゲン‐〕【流言飛語/流言×蜚語】
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流言飛語
りゅうげんひご
rumor
デマと同義に使われる場合もある。一般的には根拠のないのに言いふらされる風説とされているが,流言,飛語は必ず何か一つの中心となる具体的な問題をもっており,これについての変則的な報道形態であると定義される。それは,内容を構成している要素と要素との間,知識の断片と断片との間に溝や矛盾があって,それだけでは首尾一貫した報道としてすべての人を満足させることができないところに成立する。多くの場合,特殊な問題をめぐって起り,その問題に対して人々が一時的に関心を示し,かつ情報源が曖昧なときに生じるとされている。しかも,流言,飛語は人から人に口伝えで伝達されていく,非制度的で連鎖的なコミュニケーションの結果として生じるため,次第に歪曲の度合いを増す場合が多い。
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