デジタル大辞泉
「ぴんしゃん」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぴん‐しゃん
- 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 勢いよくはね上がったり、そり返ったりするさま、年のわりに元気のいいさまを表わす語。びんしゃん。
- [初出の実例]「今し方(がた)うちを出るまでピンシャンして居たんだがマア何(どう)した事だらう」(出典:明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉二五)
- ② 腹を立ててぷりぷりするさま、他人に対してすげない態度をとるさまを表わす語。つんけん。つんつん。ひんしゃん。びんしゃん。ぴんしゃんぴん。
- [初出の実例]「ぴんしゃんと猫の顔ふるきらず食」(出典:雑俳・登梯子(1705))
- 「ぴんしゃんして、長門之介の傍(そば)をばたばたと歩いて」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)二)
ぴんしゃんの補助注記
別に「ひんしゃん」「びんしゃん」の形も見られるが、近世の資料ではその清濁が判然としないので、便宜上底本の清濁(校訂も含める)に従って分けた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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