恙無い(読み)ツツガナイ

デジタル大辞泉 「恙無い」の意味・読み・例文・類語

つつが‐な・い【×恙無い】

[形][文]つつがな・し[ク]病気災難などがなく日を送る。平穏無事である。「―・く暮らす」「―・く日程を終える」
[類語]ぴんしゃんぴんぴんしゃんとしゃんしゃんしゃきっとしゃっきり不死身強靭タフ生き生き意気軒昂けんこう老健強い健康無事無病息災健勝清勝すこやか壮健健全丈夫じょうぶ達者元気まめ息災強壮強健頑健矍鑠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恙無い」の意味・読み・例文・類語

つつが‐な・い【恙無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]つつがな・し 〘 形容詞ク活用 〙 健康である。無事である。故障や異常がない。つつみなし。
    1. [初出の実例]「けさ師の僧、つつがなくして俄にをはりたり」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
    2. 「如何にゐます父母、恙(ツツガ)なしや友がき」(出典唱歌故郷文部省唱歌)(1914)〈高野辰之〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android