イスカ(交喙)(読み)イスカ(英語表記)red crossbill

世界大百科事典 第2版の解説

イスカ【イスカ(交喙) red crossbill】

スズメ目アトリ科の(イラスト)。スズメより少し大きく,全長約17cm。雄異色で,雄は全体に橙赤色,雌は黄緑色くちばしの先が鋭くとがってかぎ形に曲がり,上下のくちばしの先が交差して,食い違っており,イスカの名はこれに由来する。またここから,ものごとがうまくかみ合わないことを〈イスカのはし)の食違い〉という。この独特な形はマツの未熟な球果から種子をとり出すための適応で,くちばしを閉じることによって鱗片をこじあける。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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