コウジ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「コウジ」の解説

コウジ

?-1515 16世紀初めごろのアイヌ首長
ショヤの弟。1512年(永正(えいしょう)9)蜂起し,蝦夷(えぞ)地(北海道)の宇須岸(うすけし),志濃里(しのり),与倉前(よくらまえ)の館(たて)を攻略。翌年松前大館を攻めおとす。1515年蠣崎(かきざき)光広の館を攻めたが,同年6月22日光広にだまされて殺された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のコウジの言及

【オレンジ】より

…記紀に記されているトキジクノカクノコノミ(非時香菓)はダイダイだろうといわれている。マンダリンの1種コウジ(甘子,たぶん紅(大)柑子)が,奈良時代に唐より導入された。この類の1種であるタチバナは日本の原産種。…

※「コウジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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