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ソーダ沸石 ソーダふっせきnatrolite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソーダ沸石
ソーダふっせき
natrolite

沸石の一種。 Na2Al2Si3O10・2H2O の組成をもつが,ナトリウムの代りにカリウムカルシウムが置換する。斜方晶系,比重 2.20~2.26 ,硬度 5 。霞石などの変質鉱物として産する。酸でゼラチン化し,加熱すると脱水してメタソーダ沸石となり,空気中で吸水してソーダ沸石に戻る。種々のイオン交換能がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ソーダふっせき【ソーダ沸石 natrolite】

含ナトリウム沸石に属する鉱物。化学成分はNa2(Al2Si3O10)・2H2O。斜方晶系に属し,長柱状,粗い針状の結晶となるが,繊維状結晶の放射状集合体をつくることもある。へき開は柱の方向に良好である。比重2.20~2.26,モース硬度5。無色,白~灰色,ときに淡紅,淡黄色を示すものもある。焦電性を示し,塩酸により分解しゼラチン状になる。玄武岩など火山岩の空隙中に他の沸石類やオパールなどと伴って産出する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソーダ沸石
そーだふっせき
natrolite

沸石の一種。針状ないし正方柱に近い斜方柱状をなす。玄武岩、アルカリ玄武岩またこれらの岩質の凝灰岩の空隙(くうげき)中に、方沸石、トムソン沸石、中沸石、ゴンナルド沸石などと産する鉱物である。また蛇紋岩に伴われる変成した塩基性凝灰岩中の脈として、方沸石、ペクトライトなどに伴って産する。ほかに霞石閃長(かすみいしせんちょう)岩のペグマタイト中に最末期晶出物としてみられる。名称は化学成分による。[松原 聰]

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