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タタール タタール Tatar

翻訳|Tatar

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タタール
タタール
Tatar

(1) 8世紀初めにオルホン川流域に建てられた突厥碑文に初めてタタールの名がみえるが,8世紀中頃バイカル湖南東方面に居住しキルギス族を圧迫,オルホン川流域に進出した九姓タタールと,それ以東フルンブイル地方にわたって遊牧していた三十姓タタールとがあり,10世紀に両者は契丹の支配下に入った。

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デジタル大辞泉の解説

タタール(Tatar)


モンゴル系の一部族の名称。のち、モンゴル族の総称。韃靼(だったん)。→モンゴル
ロシア連邦内に居住するトルコ系諸種族の総称。タタール人
タタールスタン

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百科事典マイペディアの解説

タタール

歴史的には,ヨーロッパ,とくにロシアを脅かした内陸アジアの遊牧諸民族を指して,脅威と差別感をもって使われた呼称。13世紀にモンゴル軍とともに西進したキプチャク・ハーン国のトルコ系諸民族と,ブルガル人などの現地民が混血して残存した人びとをさすことが多い。
→関連項目イワン[3世]クリミア半島シンフェロポリソビエト連邦タタール語韃靼バシコルトスタンボイスモンゴル[人]

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世界大百科事典 第2版の解説

タタール【Tatar】

モンゴル系の遊牧部族。その本拠地はモンゴル東部,セレンゲケルレン川流域。その名は8世紀前半に建てられた突厥(とつくつ)碑文に初めて現れ,九姓タタール,三十姓タタール(トクズ・オグス)と称されている。また唐代の文献にもウイグルの支配下にあった韃靼(だつたん)の名が見えている。840年ウイグルが滅亡すると,モンゴリアには統一政権は生まれず,タタール部をはじめとする大小の遊牧集団が勢力争いを繰り返した。

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大辞林 第三版の解説

タタール【Tatar】

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世界大百科事典内のタタールの言及

【ハンティ族】より

…人口2万2300(1989)。ハンティ族は,北群(オビ川流域の河口からシェルカリまで),南群(オビ川沿いにさらに南下してイルティシ川流域のトボリスクまで),東群(ハンティ・マンシースクからオビ川中流域沿いに支流のバスユガン川流域まで)に三分され,文化的にも北群はマンシ族に,南群はタタールに,東群はセリクープ族により近い。しかしアス・ヤフAs‐jax(ハンティ語で〈オビ川の民〉を意味する)に由来する旧称オスチャークがかつてはハンティ族だけでなく,マンシ族の一部やセリクープ族(旧称オスチャーク・サモエード),ケート族(旧称エニセイ・オスチャーク)をも包摂したように,そこには言語的差異を超越する文化的共通性(例えば,川筋に半定住する狩猟・漁労民)が反映されていると思われる。…

【モンゴル族】より

…契丹は6世紀後半に突厥(とつくつ)の支配をうけたもののだいたい独立を保ち,10世紀初めに契丹帝国を,また中国の華北に進出して遼を建国した。遼の滅亡後,モンゴリアには,モンゴル系の部族としてタタール,ケレイト,フンギラト,メルキト,ウリヤンハイ,オイラート,モンゴル等の名が見られる。このうちタタール(韃靼)の勢力が強かったことから,中国ではモンゴリアのことを韃靼(だつたん)と呼ぶようになった。…

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