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ハニ(哈尼)族 ハニぞくHani

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハニ(哈尼)族
ハニぞく
Hani

中国南西部のユンナン(雲南)省南部に主として居住する少数民族。カトゥ,プトゥ,ウォニなどともいう。言語はチベット=ビルマ語族に属する。国境を越えてタイ北部,ラオス,ベトナム,ミャンマー東部にも同系の集団が居住し,21世紀初頭に全体で約 200万人を数えた。中国国内では雲南省ホンホー(紅河)ハニ(哈尼)族イ(彜)族自治州をはじめ行政的自治地域をいくつか置いている。イ(彝)族とともに山地の中腹部を占め,それより高い地域にはミヤオ(苗)族,ヤオ(瑤)族が,河谷にはタイ族が住む。水稲耕作を営み,山の斜面に棚田をつくっている(→階段耕作)。多くの精霊を信仰し,特に龍樹と呼ばれる神木を崇拝する。また,イ族と同じく,父の名の末尾を息子の名の最初にもってくる父子連名制がみられる。2013年,ホンホー(紅河ハニ(哈尼)棚田群の文化的景観が世界遺産の文化遺産に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

ハニ(哈尼)族【ハニぞく】

中国,雲南省南西部の山岳地帯に主に居住する民族。言語はチベット・ビルマ語系イ語派。ハニ,アイニ,ビヨなど6群に大別される自称を持ち,解放後に統一的な現民族名となった。
→関連項目シーサンパンナ(西双版納)

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