ヒスイ(翡翠)(読み)ひすい

百科事典マイペディア 「ヒスイ(翡翠)」の意味・わかりやすい解説

ヒスイ(翡翠)【ひすい】

宝石名。(ぎょく)には古くからいろいろの名称があり,そのうち緑色のものをヒスイと呼ぶ。ヒスイは緻密(ちみつ)で光沢があり鉱物学的には大部分硬玉。古来世界の諸民族で珍重され,とくに中国で愛用された。日本でも縄文(じょうもん)中期以降に佩玉(はいぎょく)や勾玉(まがたま)として利用。ミャンマーシベリア米国メキシコ,南米,日本では新潟県などに産出
→関連項目海上の道誕生石宝石

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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