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誕生石 タンジョウセキ

デジタル大辞泉の解説

たんじょう‐せき〔タンジヤウ‐〕【誕生石】

生まれた月に当てて定めた宝石。起こりはユダヤ教の高僧が祭服に12個の石を飾ったことによるといわれる。
[補説]アメリカ宝石同業組合が1912年に定めたものは次の通り。
1月 ガーネット
2月 アメシスト
3月 アクアマリンブラッドストーン
4月 ダイヤモンド
5月 エメラルド
6月 パールムーンストーン
7月 ルビー
8月 サードニックスペリドット
9月 サファイア
10月 オパールトルマリン
11月 トパーズ
12月 ターコイズラピスラズリ

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百科事典マイペディアの解説

誕生石【たんじょうせき】

誕生の月にちなんで,幸運を招き災害を払う護符として用いる宝石。それぞれに特有の意味が付せられる。誕生石の選び方は時代・地方により違うが,現在は1912年米国の宝石組合が定めたものが一般的になっている。
→関連項目アレキサンドライト宝石

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世界大百科事典 第2版の解説

たんじょうせき【誕生石】

12種の宝石を,それぞれがもつ色や象徴によって1年の12ヵ月にみたてたもの。誕生月に相当する各宝石が,着用者に幸運を与えると信じられている。その由来については諸説があって定かではないが,1世紀のユダヤの歴史家ヨセフスの記録によれば,ユダヤ教の大祭司の胸当てbreastplateにはめ込まれた12の宝石がその源であるといわれている。そのほか,旧約聖書の《出エジプト記》にあるイスラエルの12の部族や,12天使,黄道十二宮などに拠るとする説がある。

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大辞林 第三版の解説

たんじょうせき【誕生石】

一年の一二か月にそれぞれあて、その生まれ月の人が身につけると幸運を招くなどとされる宝石。現在行われているものは、1912年にアメリカの宝石商組合が定めたものなどによる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

誕生石
たんじょうせき

生まれ月にちなんで定められた宝石。起源は、『旧約聖書』の「出エジプト記」に記されている、ユダヤ人高僧の胸に飾られた黄道十二宮をかたどる12の宝石によるとも、『新約聖書』「ヨハネ黙示録」の、新エルサレムの東西南北12の門の12の石垣の基礎石によるともいわれる。また生まれ月の星座に属する宝石を身につけていると、病気や災害を避け、幸運に恵まれるという占星術の信仰が母胎となって、18世紀ころからユダヤ人を中心にヨーロッパで一般化した。月々の宝石の定め方は、時代や民族によって異なるが、フランスのようにとくにそれを定めない国もある。1912年、まったく商業的な目的から、アメリカの宝石小売商組合は季節感や象徴的意味などを考慮して、新しい誕生石を選定した。1937年にはイギリスの貴金属商組合が、これに倣ってイギリスの誕生石を発表。今日の誕生石は、ほぼこの二つのリストが基準となっている。
 日本ではこれを不服として、1958年(昭和33)全国宝石商組合が「日本の誕生石」を定めている。日本人好みを表現して、日本古来のサンゴを3月に、東洋の至宝であるひすいを5月に加えたものである。また合成宝石(シンセティック)の普及につれて、合成宝石による新誕生石も生まれ、宝石を選ぶ一つの手掛りとして一般に用いられている。[平野裕子]

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