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リビー リビー Libby, Willard Frank

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リビー
リビー
Libby, Willard Frank

[生]1908.12.17. コロラドグランドバレー
[没]1980.9.8. ロサンゼルス
アメリカの化学者。カリフォルニア大学で学位取得後,同大学准教授 (1933) を経て,シカゴ大学教授 (45) 。原子力委員 (54) 。放射化学の研究,特に炭素同位体 14C による絶対年代測定の研究によって考古学,人類学,地質学に貢献した (→ラジオカーボンデーティング ) 。

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デジタル大辞泉の解説

リビー(Willard Frank Libby)

[1908~1980]米国の化学者。炭素14を用いた放射性炭素年代測定法や、トリチウムによる年代決定法を考案し、考古学地質学などの発展に寄与した。1960年ノーベル化学賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

リビー

米国の化学者。カリフォルニア大学で学び,1945年シカゴ大学教授。1954年米原子力委員会委員。放射化学の分野に多くの研究があり,放射性炭素14Cによる年代測定法(炭素14法)の発見で1960年ノーベル化学賞

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世界大百科事典 第2版の解説

リビー【Willard Frank Libby】

1908‐80
アメリカの物理化学者。カリフォルニア大学に学び1933年学位取得,41年まで同大学に勤務。第2次大戦中はコロンビア大学マンハッタン計画に参加し,ガス拡散法による235Uと238Uの分離法の研究開発に携わった。45年シカゴ大学核研究所教授となり,微少放射能の精密測定方法を開発し,放射性14Cの半減期測定による古生物の年代決定法を確立した。この方法は考古学古生物学に大きな貢献をもたらし,その業績により,60年ノーベル化学賞を受けた。

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大辞林 第三版の解説

リビー【Willard Frank Libby】

1908~1980) アメリカの化学者。炭素一四を用いた正確な年代測定法を発見し、考古学・地質学などを進歩させた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リビー
りびー
Willard Frank Libby
(1908―1980)

アメリカの物理化学者。コロラドに生まれ、1933年カリフォルニア大学で学位を取得後、同大学で講師、准教授、上級准教授を務め、1941年から1945年には、コロンビア大学に移り、この間マンハッタン計画に参加した。1954年から5年間、現在のフェルミ原子核研究所の前身であるアメリカ原子力委員会の委員を務め、1959年コロンビア大学教授に就任、翌1960年には14Cによる年代測定法を完成したことでノーベル化学賞を受けた。宇宙線が原子に当たって放射性同位体をつくることの可能性は、1937年A・V・グローセAristid von Grosse(1905―1985)によりすでに指摘されていたが、1946年リビーは、宇宙線が大気中の炭素原子と衝突してできる14Cが、5600年の半減期をもつことを利用して、生命体が死後炭素原子の交換を行わないと仮定することにより、考古遺物などの死後の年代を決定する方法を編み出した。この方法は、従来の考古学的知見を一新するような多くの成果を生み出し、14C革命とさえよばれている。1960年代には核シェルターの研究も行っている。[井山弘幸]

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