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並木五瓶(3代) なみき ごへい

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

並木五瓶(3代) なみき-ごへい

1789-1855 江戸時代後期の歌舞伎作者。
寛政元年生まれ。2代並木五瓶の門人で,はじめ篠田惣六と名のった。文政7年2代篠田金治をつぎ江戸で活躍。天保(てんぽう)4年3代並木五瓶を襲名,立作者格となる。3代尾上菊五郎や5代市川海老蔵(えびぞう)の作品をかいた。安政2年10月14日死去。67歳。江戸出身。通称は因幡屋(いなばや)小半次。別号に並木舎。作品に「勧進帳(かんじんちょう)」「当平家世盛」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

並木五瓶(3代)

没年:安政2.10.14(1855.11.23)
生年:寛政1(1789)
江戸後期の歌舞伎狂言作者。別号並木舎。初代篠田金治(2代目並木五瓶)の門弟。はじめ篠田惣六と称して旅芝居の作者を勤めたが,文政2(1819)年,師の死去にともない2代目篠田金治を継いで江戸で活躍した。天保3(1832)年に3代目五瓶を襲名し,立作者格となる。同9年から5代目市川海老蔵(のちの7代目団十郎)付きの作者として活躍し,同11年の「勧進帳」は今なお上演の多い作品である。同年上方へ上り,3代目尾上菊五郎のために執筆し,この関係は江戸へ戻ってからも続いた。嘉永年間(1848~54)に上方へ上り,江戸追放になっていた海老蔵の作者になっていたが,その後江戸へ戻って没した。実子が4代目を継ぎ,歌舞伎台帳の蒐集整理に努めたことで知られている。

(北川博子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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