コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

代替執行 だいたいしっこう

6件 の用語解説(代替執行の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

代替執行
だいたいしっこう

債務の強制履行の方法の一つ。債務の内容が債務者の一定の作為を目的とする場合に,債権者が第三者に当該の作為を行わせて,その費用を債務者から取立てるという方法である (民法 414条2項) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

だいたい‐しっこう〔‐シツカウ〕【代替執行】

強制執行の一方法。債務者債務を履行しない場合に、裁判に基づき、債権者が第三者に債務行為を代行させ、その費用を債務者から強制的に徴収すること。→直接強制間接強制

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

代替執行【だいたいしっこう】

強制執行の一方法。債務者が債務を履行しない場合に,債務者の行為が代替的な(第三者が代わり得る)とき(たとえば家屋の取りこわし),債権者から申し立てて,裁判所の命令で第三者にその行為を行わせ,その費用を債務者から取り立てること(民法414条,民事執行法171条)。
→関連項目間接強制金銭執行

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

だいたいしっこう【代替執行】

債務者がその債務を任意に履行しない場合に,第三者に債務者のなすべき行為を行わせ,その費用を債務者から取り立てるという強制執行の方法(民法414条2項本文,同条3項,民事執行法171条)。金銭給付や物の引渡義務の場合には,執行機関が直接に債権者に満足を与えるという,直接強制の方法がとられるが,作為義務あるいは不作為義務については,その方法が適さないので,代替執行の方法がとられる。たとえば,建物を収去する義務を債務者が履行しないときに,債権者は,第三者に建物を収去させ,その費用を債務者から取り立てることができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

だいたいしっこう【代替執行】

強制履行の一方法。債務者が債務を履行しない場合に、債権者が裁判に基づき債務の内容の実現を第三者に行わせ、その費用を債務者から強制的に徴収すること。 → 直接強制間接強制

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

代替執行
だいたいしっこう

債務者が任意にその債務を履行しないときに、債権者または第三者に給付内容を実現させ、これに要する費用を債務者から取り立てるという方法で行われる強制執行の一方法。他の者が債務者にかわって給付内容を実現させうるような義務(代替的給付義務)の場合に、この方法によりうる。たとえば、建物収去や新聞紙上への謝罪広告の義務のような代替的作為債務の執行の場合には、債権者または第三者が作為をし、その作為の費用を債務者に負担させ、建物を建築しない義務(不作為債務)に違反して建築された建物の除去については、その除去費用を債務者に負担させる、という方法で行われる。代替執行は第一審の受訴裁判所等の専属管轄で(民事執行法171条2項)、裁判所は行為を第三者に行わせることを債権者に授権する決定をする(同法171条1項、民法414条2項)が、この授権決定をするには債務者の審尋が必要である(民事執行法171条3項)。また、裁判所は、授権決定をするに際して、申立てにより、債務者に必要費用のあらかじめの支払い(債権者への)を命ずることができる(同法171条4項)。代替執行により得る場合に、債権者の申立てがあるときは、間接強制の方法により行う(同法173条1項)。[本間義信]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

代替執行の関連キーワード強制強制疎開強制移民強制送還強制履行強制経済強制猥褻強制運動強制栄養強制投与

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone