分け入る(読み)ワケイル

デジタル大辞泉 「分け入る」の意味・読み・例文・類語

わけ‐い・る【分け入る】

[動ラ五(四)]かき分けて中へはいる。「山深く―・る」
[類語]進入入り込む潜り込む忍び込む忍び入る紛れ込む割り込む潜入侵入浸入闖入ちんにゅう流入深入り乱入侵す侵害侵略侵寇侵犯突入侵攻切り込む踏み込む乗り込む立ち入る押し入る駆け込む走り込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分け入る」の意味・読み・例文・類語

わけ‐い・る【分入】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 茂み大勢の人を手で左右にかきわけるようにして中にはいる。
    1. [初出の実例]「はるかに木だかき道をわけいりけんとみしままに」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
    2. 「テキノナカエ vaqeiru(ワケイル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android