忍び入る(読み)シノビイル

デジタル大辞泉 「忍び入る」の意味・読み・例文・類語

しのび‐い・る【忍び入る】

[動ラ五(四)]人目につかないようにこっそりはいり込む。忍び込む。「敵地に―・る」
[類語]進入入り込む潜り込む忍び込む紛れ込む割り込む分け入る潜入侵入浸入闖入ちんにゅう流入深入り乱入侵す侵害侵略侵寇侵犯突入侵攻切り込む踏み込む乗り込む立ち入る押し入る駆け込む走り込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「忍び入る」の意味・読み・例文・類語

しのび‐い・る【忍入】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 他人の家、敵中などに、人に知られないように、こっそりとはいりこむ。しのびこむ。
    1. [初出の実例]「いみじくしのびいり給へる、おほん寝くたれのさまを待ちうけて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android