走り込む(読み)ハシリコム

デジタル大辞泉 「走り込む」の意味・読み・例文・類語

はしり‐こ・む【走り込む】

[動マ五(四)]
走って中に入る。駆け込む。「発車間際に―・む」
練習で十分に走っておく。「―・んでスタミナをつける」
[類語]立ち入る踏み込む乗り込む押し入る駆け込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる侵入乱入侵す侵害侵略進入入り込む潜り込む忍び込む忍び入る紛れ込む割り込む分け入る潜入浸入闖入ちんにゅう流入深入り侵寇侵犯突入侵攻切り込む

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精選版 日本国語大辞典 「走り込む」の意味・読み・例文・類語

はしり‐こ・む【走込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. 走って中にはいる。庇護を求めて駆け込む。飛びこむ。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「身をなげて死んでのけう〈略〉さらば此当りからはしりこまう」(出典:虎寛本狂言・抜殻(室町末‐近世初))
  3. 走る鍛練を十分に積む。練習でしっかり走っておく。
    1. [初出の実例]「走り込んで来たらしく、全身が汗の被膜で包まれている」(出典:密会(1977)〈安部公房〉一)

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