日本歴史地名大系 「和邇」の解説
和邇
わに
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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滋賀県大津市の旧志賀町南部の地名。和邇川が比良山系から琵琶湖にそそぐ一帯。古代に和邇氏がいたといわれる。813年(弘仁4)に和邇村の記事がみられる(《類聚国史》)。867年(貞観9)には和邇泊(とまり)の修理が国司に命ぜられており,また883年(元慶7)には和邇御厨のあったことがわかる(《類聚三代格》)。和邇荘は1001年(長保3)平惟仲より白川寺喜多院に施入された所領のうちにみえ,また42年(長久3)の寂楽寺紛失状では本田89町であった(《高野山文書》)。その後,山門(比叡山延暦寺)領となり1169年(嘉応1)の根本中堂焼失の再建に杣工を出している(《山門堂舎記》)。1227年(安貞1)承久の乱の戦功として和邇荘地頭職が佐々木信綱に与えられたが(《吾妻鏡》),実質はなかった。1319年(元応1)の〈日吉社領注進記〉に和邇浜がみえ,《太平記》からも山門領であることがわかる。中世末まで膝下荘園として存在したと考えられる。
執筆者:宮島 敬一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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