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回禄 カイロク

デジタル大辞泉の解説

かいろく〔クワイロク〕【回×禄】

中国の、火の神の名。
火災。また、火災にあうこと。
「堂は昔からたびたび―に遭い」〈谷崎・乳野物語〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かいろく【回禄】

火の神の名。 〔塵袋〕
火災。火事。 「 -の災あらば、朝家の御大事たるべし/平治

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の回禄の言及

【祝融】より

…《左氏伝》昭公29年に火をつかさどるものとされ,《墨子》非攻に,夏殷の革命のとき,天が融に命じて火を夏(か)の地に下さしめたという。《左氏伝》昭公18年に火を禳(はら)うため回禄の神を祀(まつ)ったとされ,これも火神。楚の世系では重黎(ちようれい)の弟の呉囲が火正として祝融となったとあり,もと南方系の火神で,電光を神格化したものと考えられる。…

※「回禄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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