火の海(読み)ヒノウミ

デジタル大辞泉 「火の海」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐うみ【火の海】

火が一面に燃え広がっていることを海にたとえていう語。「一帯が火の海になる」
[類語]火事火災火難出火失火炎上大火小火ぼや小火しょうか自火近火急火怪火不審祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡ぼうぼうめらめら炎炎かっかかっとかんかんぼっとぱっとぽっぽぱちぱち烈火火だるま燃え盛る燃え広がる燃え上がる燃え立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火の海」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 海(うみ)

  1. 一面に火が燃えていることを海にたとえていう。
    1. [初出の実例]「寸足らずの山門だけが不思議に火(ヒ)の海(ウミ)の中へ焼けの残ったのは」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲六下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android