火の手(読み)ヒノテ

デジタル大辞泉 「火の手」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐て【火の手】

火事などで、燃え上がる炎。また、その勢い。「強風にあおられて火の手が強まる」
攻撃などの激しい行動やその勢いをたとえていう語。「反撃の火の手を上げる」
[類語](1火事火災火難出火失火炎上大火小火ぼや小火しょうか自火近火急火怪火不審祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事火の海焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

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精選版 日本国語大辞典 「火の手」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 手(て)

  1. 火事で、燃えあがる炎。また、その勢い。火勢
    1. [初出の実例]「火のてまぢかくみゆる」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)五)
  2. 盛んにわきおこる物事の勢い。
    1. [初出の実例]「今度は前年と違ひまして中々火の手が強い様です」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

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