小火(読み)ボヤ

デジタル大辞泉 「小火」の意味・読み・例文・類語

ぼや【小火】

大きくならないうちに消し止めた火事。小さな火事。「小火を出す」「小火騒ぎ」
[類語]火事火災火難出火失火炎上大火自火近火急火怪火不審小火しょうか祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事火の海焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

しょう‐か〔セウクワ〕【小火】

わずかな火。小さな火。
ごく一部だけの火事。ぼや。
[類語]火事火災火難出火失火炎上大火小火ぼや自火近火急火怪火不審祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事火の海焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

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精選版 日本国語大辞典 「小火」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かセウクヮ【小火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わずかな火。小さな火。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔元稹‐晨起送使病不行因過王十一館居詩〕
  3. 小さな火事。ぼや。
    1. [初出の実例]「一二ケ所の小火があったばかり」(出典:東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉灰燼余録)

ぼや【小火】

  1. 〘 名詞 〙 大火事にならないうちに消しとめた火事。小さな火事。
    1. [初出の実例]「此間もお成(なり)街道(神田区)にボヤの有った時」(出典:落語・王子の幇間(1889)〈三代目三遊亭円遊〉)

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