急火(読み)キュウカ

デジタル大辞泉 「急火」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐か〔キフクワ〕【急火】

不意に起こった火事。また、近所の火事。
[類語]火事火災火難出火失火炎上大火小火ぼや自火近火怪火不審小火しょうか祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事火の海焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

きゅう‐び〔キフ‐〕【急火】

急に燃え上がる火。
強い火力

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精選版 日本国語大辞典 「急火」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かキフクヮ【急火】

  1. 〘 名詞 〙 にわかに燃え上がった火事。また、近所の火事。
    1. [初出の実例]「いか様の急火にても、うろたへ不申候へば、身拵の間無之事は有まじく候」(出典葉隠(1716頃)一一)

きゅう‐びキフ‥【急火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 急に燃え上がる火。
  3. 強烈な火力。

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