コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

国体明徴問題 コクタイメイチョウモンダイ

4件 の用語解説(国体明徴問題の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こくたいめいちょう‐もんだい【国体明徴問題】

昭和10年(1935)国会議員や軍部・右翼が美濃部達吉天皇機関説国体に反するとして攻撃した事件。政府は美濃部の著書3冊を発禁にし、国体明徴声明を出した。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

国体明徴問題【こくたいめいちょうもんだい】

軍部,右翼が天皇機関説を排撃してひき起こした政治問題。1935年2月貴族院で美濃部達吉天皇機関説が非難され,さらに不敬罪として告発され貴・衆両議院有志が攻撃を開始。
→関連項目国体

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

こくたいめいちょうもんだい【国体明徴問題】

幕末以来,記紀神話を基礎としながら,日本国の特色は万世一系の天皇をいただく神国である点にあると主張する国体論が起こってきたが,それをうけた明治以後の国体論は二つの方向で展開された。第1は,1890年の教育勅語が,忠孝の道を〈国体の精華〉としたように,天皇崇拝を国民道徳の根幹にすえようとする方向であり,第2は,国体を統治権の所在によって分類し,大日本帝国憲法は天皇を絶対とし統治の全権が天皇にあると規定している,という憲法解釈を軸とするものであった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

こくたいめいちょうもんだい【国体明徴問題】

1935年(昭和10)美濃部達吉の天皇機関説に対し、これを排撃する一部国会議員・軍部・右翼諸団体が政府に迫って、天皇が統治権の主体であるとする国体明徴に関する声明を発せさせた事件。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

国体明徴問題の関連キーワード記紀然しながら続審在りしながらクシナガラ城サブラング

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone