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国体明徴問題 コクタイメイチョウモンダイ

百科事典マイペディアの解説

国体明徴問題【こくたいめいちょうもんだい】

軍部,右翼が天皇機関説を排撃してひき起こした政治問題。1935年2月貴族院で美濃部達吉天皇機関説が非難され,さらに不敬罪として告発され貴・衆両議院有志が攻撃を開始。
→関連項目国体

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世界大百科事典 第2版の解説

こくたいめいちょうもんだい【国体明徴問題】

幕末以来,記紀神話を基礎としながら,日本国の特色は万世一系の天皇をいただく神国である点にあると主張する国体論が起こってきたが,それをうけた明治以後の国体論は二つの方向で展開された。第1は,1890年の教育勅語が,忠孝の道を〈国体の精華〉としたように,天皇崇拝を国民道徳の根幹にすえようとする方向であり,第2は,国体を統治権の所在によって分類し,大日本帝国憲法は天皇を絶対とし統治の全権が天皇にあると規定している,という憲法解釈を軸とするものであった。

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大辞林 第三版の解説

こくたいめいちょうもんだい【国体明徴問題】

1935年(昭和10)美濃部達吉の天皇機関説に対し、これを排撃する一部国会議員・軍部・右翼諸団体が政府に迫って、天皇が統治権の主体であるとする国体明徴に関する声明を発せさせた事件。

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