大山崎[町](読み)おおやまざき

百科事典マイペディアの解説

大山崎[町]【おおやまざき】

京都府南部,乙訓(おとくに)郡の町。桂川宇治川木津川が合流する低湿地を占め,天王山があり,京都盆地門戸として軍事・交通・商業上の要衝をなし,山崎の戦の戦場となった。現在も東海道本線,阪急京都線,名神高速道路,国道171号線が通じる要地で,機械,洋酒の工場も立地,宅地化も著しい。中世油座の特権を得て油売に従事した大山崎神人(じにん)で有名。油の神様とされる離宮八幡宮,茶室待庵(国宝)をもつ臨済宗妙喜庵がある。5.97km2。1万5121人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

おおやまざき【大山崎[町]】

京都府南部,乙訓(おとくに)郡の町。人口1万5879(1995)。淀川が京都盆地から大阪平野に出る狭さく部に位置し,西部に天王山(270m)がそびえる。古くからの交通・軍事の要地で,古代には山崎駅が設けられ,山崎津は長岡京平安京外港として栄えた。室町時代は灯油を中心に商業活動を行う大山崎神人(じにん)の最盛期で,その活躍が目だった(大山崎油座)。1582年(天正10)には豊臣秀吉明智光秀が戦った山崎の戦の舞台となり,大坂城が築城されるまで秀吉の本拠となった。

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