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大里[村] おおさと

世界大百科事典 第2版の解説

おおさと【大里[村]】

埼玉県中央部,大里郡の村。人口7360(1995)。北は熊谷市,西は東松山市に接し,荒川南岸の低地を占める。近世初期の荒川の瀬替え以来しばしば水害に見舞われ,大きな被害を受けてきた。現在も洪水の際につくられた〈切れ所〉〈鏡ヶ淵〉などの沼が残る。古くからの水田地域で,条里制遺構が残されている。1902年には耕地整理が着手され,55年に全域土地改良が完成した。米作が主だが,第2次世界大戦前には養蚕が盛んだった。

おおざと【大里[村]】

沖縄県,沖縄島(本島)南部の内陸地にある島尻郡の村。人口1万1175(1995)。東側に南北に走る新期石灰岩の大里台地があるほかは小起伏の地形からなる。14世紀に大里城を拠点とした汪英紫馬天港により対明貿易を行い,大里を発展させたが,後に琉球を統一した尚巴志(しようはし)に滅ぼされた。第2次世界大戦前は県下有数のサトウキビ作地帯の純農村であった。稲嶺と平良(たいら)の両村落は南北アメリカ,とくにブラジルへの移民が多いことで知られる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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